事故の恐ろしさを知って!大型車の車輪脱落事故の危険性を知っていただくための啓発ビデオを公開しました~|国土交通省

 国土交通省では、「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」の活動の一環として、大型車の車輪脱落が死亡事故につながる危険性があることを啓発するビデオを、YouTube国交省公式アカウントに公開しました。

 毎年、冬用タイヤに交換するこの時期に大型車の車輪脱落事故が多く発生していることから、本年11月から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施しているところです。

 今般、同キャンペーンの一環として、大型車のタイヤが人体に衝突するとどのような事態になるかを実験し、車輪脱落事故の恐ろしさを実感してもらい、適切なタイヤ交換作業及びタイヤ交換後の確実な保守管理の実施を呼びかける啓発ビデオを公開しました。

 大型車ユーザーにおかれましては、人命を奪う悲惨な事故を繰り返さないためにも、是非ご覧いただき、事故防止対策の積極的な取組をお願いします。

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チェーン規制対象区間について|国土交通省

 異例な降雪時には、国土交通省から大雪に対する緊急発表が行われ、チェーン規制が実施されます。チェーン規制は、過去に立ち往生が発生したような急な勾配の区間で、規制を示す標識や監視力メラの設置、チェーンの着脱場所の確保などの準備が整った箇所を対象に実施されます。

 平成30年12月にチェーン規制標識(右図)が新設されました。大雪時には道路管理者が定めた区間において標識を掲示し、タイヤチェーン未装着車の通行を禁止する措置「チェーン規制」を実施することがあります。チェーン規制対象区間をチェーンなしで走行した場合、道路法又は道路交通法の規定に基づき処罰されることがあります。

 チェーン規制を実施することがある区間を通行する予定のある場合は必ずタイヤチェーンを携行しましょう。

 また、チェーン規制対象区間以外であっても、峠などの山間部は天気が急変し大雪となる恐れがあります。日ごろからタイヤチェーン携行や脱着方法の確認を行ってください。

 なお、大雪注意報・警報が発表されているときは異常気象時として必要な措置を講じるべき(輸送安全規則第11条)とされております。

 輸送の安全を確保するために必要な措置を講じても安全輸送を行うことができない、そんな状況にもかかわらず、荷主に輸送を強要された場合には、国土交通省ホームページに設置されている「意見募集窓口」、最寄りの地方運輸局、又は運輸支局にその旨通報をお願いしております。

 

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事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和2年11月末)|全日本トラック協会

 令和2年11月末現在の全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、合計178件で、昨年同期と比較して-45件となりました。

<令和2年11月単月>
大 型:7件(昨年同月比 -7)
中 型:6件(昨年同月比 -1)
準中型:1件(昨年同月比 -3)
普 通:0件(昨年同月比 -1)
合 計:14件(昨年同月比 -12)

<令和2年11月累計>
大 型:102件(昨年同月比 -34)
中 型:44件(昨年同月比 -7)
準中型:28件(昨年同月比 -1)
普 通:4件(昨年同月比 -1)
合 計:178件(昨年同月比 -45)

「トラック事業における総合安全プラン2020」では、次の目標を掲げています。

・2020年までに死者数を200人以下

・事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を車両台数1万台当たり『1.5』件以下(各都道府県共有目標)

新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響について(11月30日まとめ)|国土交通省

 国土交通省による新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響についての調査結果(11月30日まとめ)が、国土交通省ウェブサイト「新型コロナウイルス感染症に関する国土交通省の対応」にて公開されましたのでお知らせいたします。

※ 過去の調査結果は下記リンク先に掲載されています。

※ 新型コロナウイルス感染症に関する国土交通省の対応全般については下記リンク先をご覧ください。

消費税率の引上げに伴う消費税の円滑かつ適正な転嫁について|公正取引委員会

 消費税転嫁対策特別措置法の規定に違反する買いたたき行為により、東京都内の貨物自動車運送事業者に対し勧告がなされました。

 各事業者においては消費税の円滑かつ適正な転嫁について改めてご確認いただきますようお願いいたします。


 公正取引委員会では、貨物自動車運送事業者に対し、消費税の円滑かつ適正な転嫁の確保のための消費税の転嫁を阻害する行為の是正等に関する特別措置法に基づき、同法第3条第1号後段(買いたたき)の規定に違反する行為があったとして、同法第6条第1項に基づく勧告を行いました。

年末年始におけるテロ対策の徹底について|国土交通省

 令和3年には、東京オリンピック・パラリンピックという国際イベントの開催を控えており、テロ対策について引き続き万全を期する必要があります。

 年末年始(令和2年12月10目~令和3年1月10日)においては、輸送需要が集中して発生するとともに、行事、催物等に多数の人が集まると予想されています。

 海外においては、行事、催物等多数の人が集まり、防御が比較的手薄なソフトターゲットがテロの標的として狙われる傾向にあることに留意し、年末年始期間中における、交通機関、交通関係施設、多数の人が集まると予想される施設等、重要施設の警戒・警備及び旅行者や所管事業者(海外勤務者)の安全確保について、テロ対策の徹底を図っていただきますようお願い致します。

トラック分野におけるテロ・ゲリラ対策

■営業所・車庫内外の巡回

■終業後のドアロックの徹底

■車両、身分証明書、制服等の管理及び盗難・紛失時の警察への連絡の徹底

■荷送り人に覚えがないなど不審な荷物である旨の連絡があった場合には、荷物に触れないよう注意喚起するとともに、荷物の状態に応じ、速やかな引き取り、警察への連絡等適切に対応する。

■営業所等で不審な荷物を発見したときは、触れないようにするとともに、荷物の状態に応じ、警察への連絡等適切に対応する。

■放射性物質等危険物輸送における安全管理を徹底する。

■テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備

 

2020年12月10日 | カテゴリー :

降積雪期における防災態勢の強化等について|国土交通省

 輸送の安全確保にっいては、機会あるごとに注意喚起してきたところですが、依然として毎年雪による自動車事故等が発生しております。

 これから本格的な降積雪期を迎える中、各事業者においては下記事項に留意し、大雪、暴風雪等の防災態勢を強化し事故の防止に努めるようお願いします。

 なお、新型コロナウィルス感染症対策が重要となっている現下の状況に鑑み、感染症対策に係るガイドラインを遵守して事業活動に取り組んでいただくよう、あらあめてお願いします。

(1)気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すこと。

① 災害発生時の社内における連絡体制を改めて確認すること。

② 積雪・凍結等の気象及び道路状況により、早期にスタッドレスタイヤ及びタイヤチェーンを装着するよう徹底を図ること。

③ 点呼時等において、運行経路の道路情報、道路規制情報、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。

④ 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。

⑤ 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、バスの運休、タクシーの配車の休止、宅配便の集配荷の休止など、サービスの停止に係る情報については、ホームページ等を通じて利用者に分かりやすく情報提供すること。

⑥ 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。

(2)スタッドレスタイヤへ交換する等タイヤ交換時に、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を確実に行うこと。

自動車事故対策費補助金の申請受付の一部終了について|国土交通省

 国土交通省が実施している自動車事故対策費補助金「令和2年度事故防止対策支援推進事業」の内、

●「先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援」

については、予算上限に達したことにより12月4日をもちまして募集が締め切りとなりましたのでお知らせいたします。

 尚、「運行管理の高度化に対する支援」及び「過労運転防止のための先進的な取組に対する支援」については引き続き申請を受け付けております。

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新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金に関する労働者への周知及び労働者本人の申請への協力のお願い|厚生労働省

 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金(以下、「休業支援金・給付金」といいます。)の申請に当たっては、事業主から、当該事業主が休業の事実などを証明していただく必要がありますが、一部の労働者、特に日々雇用契約を繰り返している方やシフト制で働く方にっいては、就労日が必ずしも明確ではないことに起因して、協力が得られずに申請・支給に至らない方もいらっしゃるとの声をいただいています。

 こうしたことから、厚生労働省において、改めて事業主の皆さまに協力をお願いするとともに、休業支援金・給付金の対象となる「休業」を明確化しお知らせするためのリーフレットを作成しました。

 各中小企業事業主の皆様におかれましては、別添リーフレットを御参照の上、

◎ リーフレットの内容を踏まえ、御社で働かれている労働者の中で支給対象に該当し得る方がおられましたら、当該労働者の方への同リーフレットを周知し、申請が可能である旨の案内を行うこと

◎ 労働者御本人(4月以降、既に御社を離職されている労働者を含む)が申請を行う場合に必要となる書類への記載等を行うこと

について、御協力くださいますようお願い申し上げます。

 

降雪予測による大型車向け所要時間検索システム~社会実験にご協力ください~12月21日(月)開始予定|国土交通省 東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局では、東北自動車道において冬期の降雪や視界不良等による交通障害が発生している中、パソコン、スマートフォン向けに24時間先までの降雪状況等を考慮した所要時間情報を提供し、冬期の安定した移動を支援する社会実験を行います。

社会実験の概要

○ 実験期間:令和2年12月21日(月)開始予定~令和3年2月28日(日)まで
○ 実験区間:東北自動車道全線(川口JCT~青森IC)
○ 対象:トラック事業者

社会実験への参加方法

 下記URLまたはQRコードからアクセスし、ご利用ください。(システムメンテナンス中の場合があります。ご了承ください。)
※ アンケートなどが表示されている場合は回答にご協力ください。

 

詳しくは、下記リンク先のチラシをご覧ください。