9月1日~10月31日は「自動車点検整備推進運動 強化月間」です|東北運輸局 青森運輸支局

 東北運輸局青森運輸支局より、自動車点検整備推進運動についての通知がございましたのでお知らせいたします。


 国内の自動車保有台数は令和3年12月末現在で8千万台を超えており、国民の生活や経済の発展における役割は、ますます重要なものとなっています。

 一方、昨年の交通事故による死者数は2,636人、負傷者数は約36万人と、依然として多くの方が被害に遭われている厳しい状況にあります。

 また、今や国産メーカーの製造する乗用車の約9割に衝突被害軽減ブレーキが搭載されるなど先進安全技術を搭載した自動車が急増していますが、搭載されたカメラ・センサーなどの電子制御装置に故障や不具合が発生し、予期せぬ事故やトラブルにっながった事例や、環境面においても、カーボンニュートラルをはじめとした地球温暖化対策等への配慮が必要な状況にあります。

 このようなことに鑑み、自動車の使用者には自動車の適切な点検・整備の実施が義務付けられていますが、それが使用者に十分理解されているとは言えず、例えば定期点検整備の実施状況は乗用車で6割程度に留まっています。また、大型トラックでは、重大事故にっながりうる車輪脱落事故が多発・増加するといった深刻な状況が続いており、大型バスにおいても、少数ではあるものの依然として車両火災事故が発生している状況です。さらに、令和4年4月23日に北海道において、観光船の海難により乗員乗客が行方不明、死亡するという大変痛ましい事故が発生しており、自動車運送事業においても、輸送の安全の確保が最大の使命であることを改めて確認し、車両の点検整備を確実に実施することが求められております。

 このため国土交通省では関係機関等の協力のもと、「自動車点検整備推進運動」を全国的に展開し自動車ユーザーによる保守管理の徹底を強力に推進することとしております。

 なお、本運動は1年を通して実施しておりますが特に全国統一の強化月間を令和4年9月1日から9月30日までの1ヶ月間、東北運輸局管内における地方独自強化月間を令和4年10月1日から10月31日までの1ヶ月間としております。

 各事業者においては、事業用自動車の日常点検、定期点検はもちろん、この強化月間において、次の各事項を重点的に点検・整備していただきますようお願いいたします。

① 運送事業者は、大型車のホイール取付け状態や燃料装置、車体フレームの腐食状態等の点検・整備を重点的に実施する。

② 運送事業者の事業用自動車は、黒煙濃度の悪化に大きな影響を与える装置(例:エア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料ポンプ等)の点検・整備を実施する。

 また、この機会に、社用車(自家用)や従業員が通勤等で使用しているマイカーの適切な点検・整備につきましてもご協力いただきます様、重ねてお願い申し上げます。

  

 

リーフレット等ダウンロード


 青森県トラック協会では別途「令和4年度 トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開し、会員の皆様に「エアクリーナエレメント及びホイールナット締め付け状態の自主点検」を展開することとしております。

 詳細については後日、会員宛メール、ファックス及び当協会ホームページ「青ト協からのお知らせ」に掲載いたします。

車検証電子化についての周知用ウェブサイトを開設~電子車検証や車検証閲覧サービスなどをわかりやすく解説します~|国土交通省

 令和5年1月から車検時等に電子車検証が交付されます。これに伴い、従来の紙の車検証から大きさや様式が変わるとともに、車検証の情報を電子的に読み取る「車検証閲覧サービス」や、国から委託を受けた民間車検場(指定自動車整備工場)が車検証の有効期間を更新できる「記録等事務代行サービス」を新たに開始します。

 自動車ユーザー、自動車関係の業務を担う方々に、電子車検証の仕様や、車検証電子化に伴って令和5年1月から新たに開始するサービスに関する情報をお知らせするため、国土交通省では「電子車検証特設サイト」を開設致しました。今後も随時内容を追加していきます。

自動車環境総合改善対策費補助金(電気トラック、充電設備、ハイブリッドトラック等)の交付予定枠申込みの開始・取扱いについて|国土交通省

 国土交通省の「自動車環境総合改善対策費補助金」に係る交付予定枠の申込期間についてお知らせいたします。

 電気トラック、CNGトラック、ハイブリッドトラック等の導入に 際して、当該補助事業を利用する場合には、地方運輸局等へ交付予定枠の申し込みを行い内定通知を受ける必要が あります。

 申し込み期間が限られているため、申請を検討されている場合は申し込み漏れがないようお願いいたします。

■交付予定枠の申し込み期間

令和4年9月1日(木)~9月16日(金)まで
※短期間ですのでご注意ください。

 なお、当該補助金では、普及状況等に応じて以下のように分類 されており、予定枠の申込みにあたっては対象車両により様式が 異なりますのでご注意ください。

「事業Ⅱ」→ 電気トラック・用充電設備の導入支援 等
「事業Ⅲ」→ 優良ハイブリッドトラック・天然ガストラックの導入支援 等

詳しくは下記リンク先をご確認ください。


【関連記事】

※ 全日本トラック協会、国土交通省の補助事業は協調補助が可能です。

藤崎町中小事業者原油価格・物価高騰等対策支援金のお知らせ|藤崎町

南津軽郡藤崎町が実施している「藤崎町中小事業者原油価格・物価高騰等対策支援金事業」についてお知らせいたします。


 藤崎町では、コロナ禍において原油価格や電気・ガス料金を含む物価の高騰によって影響を受けた町内中小事業者に対し、事業継続のための経済対策支援金を支給する事業を実施します。

【事業概要】

令和4年4月から6月までのいずれかの月の売上高から月の費用総額を引いた額(差引金額)が前年同月と比較して5%以上減少している藤崎町内の中小事業者に対し、法人10万円・個人事業者5万円を支給します。

【対象要件】

次の項目全てに該当する中小事業者が対象です。

(1)令和4年3月31日までに町内で開業、事業所を有し、営業実態がある中小事業者

(2)支援金受領後も事業活動を継続する意思があること

(3)令和4年4月から6月までのいずれかの月の売上高から月の費用総額を引いた額(差引金額)が前年同月と比較して5%以上減少していること

(4)町税を滞納していないこと(新型コロナウイルス感染症に伴う徴収猶予を除く)

※「中小事業者」とは、中小企業信用保険法に定める中小企業者及び小規模企業者であり、農業法人及び農家は除きます。

 

【支給金額】

法人    10万円
個人事業者 5万円

【申請期限】

令和4年9月30日(金)まで
※当日消印有効

【申請方法等】

事業の詳細は下記リンク先をご確認ください。

【お問い合わせ先】

藤崎町経営戦略課企画調整係 電話 0172-88-8258

2022年8月25日

運転者に対する適性診断の適切な受診の徹底について|東北運輸局

 自動車運送事業者には、旅客自動車運送事業運輸規則第38条第2項及び貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条第2項の規定に基づき、特定の運転者(新たに雇い入れた者、65歳以上の者及び死者又は重傷者を生じた交通事故を引き起こした者)に対し、それぞれ初任、適齢、特定の各適性診断を受診させることが義務付けられています。

 しかし、東北運輸局管内で実施された監査において依然として適性診断未受診の違反が確認されており、令和3年度に行政処分等を行った事案において、運行管理関係にかかる違反件数の約13%を占めることが判明しました。

 各事業者(所)においては、対象となる運転者に対し、確実に適性診断を受診させるようお願いいたします。

 なお、国土交通大臣の認定を受けた県内の適性診断実施機関は、下記リンクよりご確認いただけます。

ご注意:青森県トラック協会各支部にて受診できるのは適性診断のうち「一般診断(会員は無料)」です。初任、適齢、特定の各適性診断(義務診断)は上記2機関で受診してください。(初任・適齢診断には青ト協会員への助成制度あり)

「働きやすい職場認証制度」の「二つ星」等の申請受付開始について|国土交通省

 国土交通省では、自動車運送事業(トラック・バス・タクシー事業)の運転者不足に対応するための総合的な取組みの一環として、令和2年度に「働きやすい職場認証制度」を創設いたしました。
 本制度は、職場環境改善に向けた各事業者の取組みを「見える化」することで、求職者のイメージ刷新を図り、厚生労働省とも連携して運転者への就職を促進することを目的に実施するものです。

 令和4年8月2日時点において、3,278社(バス:218社、タクシー:740社、トラック:2,320社)が認証されているところです。

 この度、働きやすい職場認証制度においては、「一つ星」認証を取得した事業者のより高い水準への移行を促すため、新たに「二つ星」を導入することとしました。
 下記のとおり、「一つ星」を既に取得している事業者を対象に、「二つ星」申請及び「一つ星」継続申請の受付を開始いたしますのでお知らせいたします。

1.制度概要

(1)考え方

基本となる法令遵守等に加えて、各社の前向きな自発的取組み、改善取組みを積極的に評価する観点から制度の運用設計を行っています。

(2)認証対象

バス(乗合、貸切)、タクシー、トラック事業者 ※原則、法人単位

(3)認証審査手続き

国土交通省の指定を受けた認証実施団体である一般財団法人日本海事協会が申請受付、審査、認証等の手続きを実施します。

(4)認証の審査要件

中小事業者による申請を容易にし、取組みの円滑な浸透・普及を図る観点から、

① 法令遵守等
② 労働時間・休日
③ 心身の健康
④ 安心・安定
⑤ 多様な人材の確保・育

⑥ 自主性・先進性等

の6分野について基本的な取組要件を満たすことで、取得可能としました。
併せて、自主的、先進的な取組みを参考点として点数化することとしております。

※⑥は二つ星のみ。一つ星では参考点として点数化。

(5)料金

審査料:55,000 円(税込)/1申請あたり
※ インターネットによる電子申請の場合、33,000 円(税込)に割引
  電子申請による一つ星の継続申請の場合、16,500円(税込)に割引

登録料: 66,000 円(税込)/1申請あたり

(6)認証結果等の活用(これまでの実績)

 厚生労働省と連携し、ハローワークにおける求人票への認証マークの表示や、認証事業者と求職者のマッチング支援を実施しております。また、求人工一ジェント等の認定推進機関の協力を得て、「求人サイトに認証事業者の特集ページの掲載」、「設備改修工事の料金割引」等も実施しております。

2.今後の予定

【二つ星新規・一つ星継続認証】

(1)申請受付期間   令和4年12月16日~令和5年2月15日
(2)認証事業者の公表 令和5年6月以降順次

(参考)一つ星新規認証のスケジュールは次のとおり。

(1)申請受付期間:令和4年9月16日~11月15日
(2)認証事業者の公表:令和5年3月以降順次

 

詳しくは、下記リンク先をご確認ください。

お問合せ先

一般財団法人 日本海事協会 交通物流部 電話 03-5226-2412

国土交通省自動車局 総務課企画室 電話 03-5253-8111(内線41162)


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令和4年 秋の全国交通安全運動が実施されます(9月21日~30日)|内閣府

 広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り,交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに,国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的として、令和4年秋の全国交通安全運動が令和4年9月21日(水)から30日(金)までの10日間行われます。

 また、令和4年9月30日(金)は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。国民一人一人が、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって、交通事故を無くしましょう。

全国交通安全運動の重点

(1)子供と高齢者を始めとする歩行者の安全確保
(2)夕暮れ時と夜間の歩行者事故等の防止及び飲酒運転の根絶
(3)自転車の交通ルール遵守の徹底


 青森県トラック協会では独自に令和4年秋の全国交通安全運動実施計画を策定し、会員一丸となって本交通安全運動を推進することとしています。

新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響について(7月末時点まとめ)|国土交通省

 国土交通省による新型コロナウイルス感染症による関係業界への影響についての調査結果(7月末時点まとめ)が、国土交通省ウェブサイト「新型コロナウイルス感染症に関する国土交通省の対応」にて公開されましたのでお知らせいたします。

※ 過去の調査結果は下記リンク先に掲載されています。

※ 新型コロナウイルス感染症に関する国土交通省の対応全般については下記リンク先をご覧ください。

十和田市燃料費高騰対策事業継続給付金のお知らせ|十和田市

 十和田市では、原油価格高騰の影響を受けている運送事業者等に対して、事業継続を支援するため、給付金を支給することとなりましたのでお知らせいたします。

支給条件

1.十和田市内に本社があること(タクシー及び貨物自動車運送事業者の場合、営業所等を含む。)
2.給付金の受給後も事業活動を継続する意欲があること
3.確定申告又は市民税・県民税の申告をしていること
4.令和3年度と令和4年度の市税等に滞納がないこと

対象事業及び給付金額

対象事業区分車両等1台あたりの給付金額
タクシー2万円
運転代行随伴用登録車両2万円
バス高速バス5万円
貸切バス5万円
遊覧船20万円
貨物自動車運送一般貨物自動車5万円
特定貨物自動車5万円
貨物軽自動車2万円

申込期間

令和4年8月18日から10月31日まで(当日消印有効)

申請方法・要綱など

十和田市ウェブサイト|十和田市燃料費高騰対策事業継続給付金のお知らせ

問い合わせ先

十和田市商工観光課 電話:0176-51-6771

事業用トラック(軽を除く)が第1当事者となる死亡事故件数(令和4年7月末)|全日本トラック協会

 令和4年7月末現在の全国での事業用トラック(軽を除く)が第1当事者となる死亡事故は、合計89件で、昨年同期と比較して20件の減少となりました。

<令和4年7月単月>
大 型:11件(昨年同月比 +1)
中 型:2件(昨年同月比 -1)
準中型:4件(昨年同月比 +2)
普 通:1件(昨年同月比 ±0)
合 計:18件(昨年同月比 +2)

<令和4年7月累計>
大 型:48件(昨年同月比 -11)
中 型:22件(昨年同月比 -9)
準中型:15件(昨年同月比 ±0)
普 通:4件(昨年同月比 ±0)
合 計:89件(昨年同月比 -20)

「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。

令和7年目標値

・死者数+重傷者数=970人以下

・飲酒運転 ゼロ