「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方」を取りまとめ/国土交通省・全日本トラック協会

 トラック運送業界で更なる活躍が期待される女性・高齢ドライバーが安心して働くことができるよう、女性・高齢ドライバーが運転しやすいトラックのあり方を取りまとめました。

 トラック運送事業は、我が国の産業活動や国民生活の基盤を支える重要な産業ですが、一方で、トラックドライバーにおける有効求人倍率は3.03倍(平成31年1月時点で全産業平均の約2倍)と、他の産業に比べ人手不足が深刻な状況にあります。

 将来の担い手の確保や現在勤務しているドライバーが引き続き働きやすい環境を維持することが、我が国における物流サービスの継続的な提供に資することとなるため、女性等を始めとする多様な人材の確保のための環境整備は必要不可欠です。

 国土交通省及び(公社)全日本トラック協会では、女性をはじめとする多様な人材の確保、現在働いているドライバーの年齢が上がっても働きやすい環境の整備を目的として、平成30年3月に学識経験者、運送事業者、関係業界団体等の関係者から構成される「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方検討会」を設置し、女性・高齢ドライバーが運転しやすいトラックのあり方について検討を進めてきました。

 同検討会における議論を踏まえ、トラック運送業界でさらなる活躍が期待される女性・高齢ドライバーが安心して働くことができるよう、「女性ドライバー等が運転しやすいトラックのあり方」について取りまとめました。

 国土交通省及び(公社)全日本トラック協会では、多様な人材が働きやすい環境の整備に資するよう、本取りまとめについて、車両メーカー、架装メーカー、運送事業者等に周知を図ってまいります。

《取りまとめのポイント》

○ 最新のトラックについては、運送事業者、女性・高齢ドライバーから高評価。

○ 一方、多様なニーズに対応するオプションについては、運送事業者側に十分知られておらず、情報の共有化が必要。

○ 運送事業者、女性・高齢ドライバーからは更なる改善の要望があり、要望に配慮された車両・架装の開発・普及が望まれる。

○ 定期的に国土交通省、業界団体、メーカー等が意見交換を行い、運転しやすいトラックの普及を図ることが必要。

国土交通省 報道発表

 

「貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について」の一部改正について/国土交通省

 平成30年6月27日改正(同年10月1日施行)貨物自動車運送事業輸送安全規則において、整備管理者の研修については、地方運輸局長からの通知によらず、各事業者の管理のもと定期的に受講させることとする等の改正が行われているところですが、本通達は、同改正を踏まえてその解釈及び運用を規定したものです。

貨物自動車運送事業輸送安全規則の解釈及び運用について(最終改正 平成31年3月28日・抜粋)

第15条 整備管理者の研修
1.本条は、事業者が選任した整備管理者であって本条で定める者に、地方運輸局長(沖縄総合事務局長を含む。以下同じ。)が行う研修を必ず受講させるべきことを定めたものであり、事業者において受講状況を適切に管理し、研修を受講させるよう指導すること。
第15条 整備管理者の研修
 本条は、地方運輪局長(沖縄総合事務局長を含む。)から整備管理者に研修を受講させるように通知があった協合、必ず受講させるべきことを定めたものであり、地方運輸局において最近の受講状況を確認し受講させること。

 これにより、これまでは講習の受講について運輸局から事業者に通知がありましたが、今後はこれが廃されるため、事業者が受講状況を管理し、受講させるように指導しなければなりません。

 尚、今年度の整備管理者研修(2年に1回の選任後研修)は令和2年1月~2月に実施される予定です。
 会員事業者の皆様には日程が決まり次第あらためてお知らせいたします。

この記事に関するお問合せ先

・青森県トラック協会 業務部   電話番号 017-729-2000

平成31年度全国安全週間の実施にについて/厚生労働省

 「全国安全週間」は、産業界における自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図るため同省が主唱しているもので、この全国安全週間を契機として、それぞれの職場で労働災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動の着実な実行を図ることを目的としています。

 各事業者(所)におかれましては、労働災害防止、安全意識の高揚、安全活動の定着につきましてより一層の取り組みをお願い致します。

平成31年度全国安全週間

スローガン:新たな時代にPDCAみんなで築こうゼロ災職場

期間:7月1日~7月7日(準備期間:6月1日~6月30日)

主唱者:厚生労働省 中央労働災害防止協会

植物防疫法に基づく植物等の移動規制について/農林水産省

 農林水産省では、植物防疫法に基づき、農作物に彼害を与えるアリモドキゾウムシ、イモゾウムシ、カンキツグリーニング病菌等の病害虫のまん延を防止するため、沖縄県、奄美群島、トカラ列島及び小笠原諸島から、当該病害虫の寄主・宿主植物等の移動を規制しています。

 植物防疫法に基づく植物等の移動規制について、あらためてご理解ご協力を頂きますようお願い致します。

 

G20大阪サミットの開催に伴う交通対策への協力依頼について/警察庁

 6月28日から29日までの間、大阪府大阪市においてG20大阪サミットが開催されます。

 主要な高速道路において大規模かつ長時間の交通規制が見込まれ、これに伴う交通混雑が予想されるところです。

 このため、開催地域等における交通総量の抑制及び分散を図るため、下表に示す対象地域等への自動車の乗り入れの自粛についてご協力いただきますようお願い致します。

対象期間

令和元年6月27日(木)~30日(日)までの間

対象地域等

(1)高速道路
関西国際空港連絡橋全線
関西空港自動車道全線
阪神高速道路1号環状線全線
阪神高速道路2号淀川左岸線全線
阪神高速道路3号神戸線西宮IC~阿波座JCT
阪神高速道路4号湾岸線全線
阪神高速道路5号湾岸線全線
阪神高速道路6号大和川線全線
阪神高速道路11号池田線神田IC~中之島JCT
阪神高速道路12号守口線全線
阪神高速道路13号東大阪線西船場JCT~東大阪JCT
阪神高速道路14号松原線全線
阪神高速道路15号堺線全線
阪神高速道路16号大阪港線全線
阪神高速道路17号西大阪線全線

(2)一般道路
大阪市内、大阪国際空港周辺(豊中市・池田市)、りんくうJCT及び関西国際空港周辺(泉佐野市)

対象路線地図は下記からご確認ください。

指導講習、適性診断及び安全マネジメント業務に係る消費税率改定に伴う手数料改定について/自動車事故対策機構

 2019年10月1日に消費税率が改定されることに伴い、指導講習及び適性診断等の各種手数料につきまして、次のとおり改定となりますのでお知らせいたします。

■指導講習手数料

指導講習の種類改定手数料
2019年10月~
現行手数料
~2019年9月
備考
基礎講習8,900円8,700円 
一般講習3,200円3,100円青ト協助成対象(全額)
特別講習17,900円17,500円 

■講習手帳再交付手数料

 改定手数料
2019年10月~
現行手数料
~2019年9月
備考
講習手帳再交付500円300円 

■適正診断手数料

適正診断の種類改定手数料
2019年10月~
現行手数料
~2019年9月
備考
初任診断4,800円4,700円青ト協助成対象(一部)
適齢診断4,800円4,700円青ト協助成対象(一部)
特定診断Ⅰ9,300円9,100円 
特定診断Ⅱ29,900円29,300円 
一般診断2,400円2,300円青ト協助成対象(全額)
カウンセリン
グ付一般診断
4,800円4,700円 
特別診断10,300円10,100円 

■安全マネジメント講習手数料

講習の種類改定手数料
2019年10月~
現行手数料
~2019年9月
備考
ガイドライン講習会(半日)5,200円5,100円 
支援ツール講習会(半日)5,200円5,100円 
内部監査講習会(半日)5,200円5,100円 
内部監査講習会(全日)8,400円8,200円 

その他手数料の改定については、下記リンク先ファイルをご確認ください。

経営分析報告書 平成29年度決算版について/全日本トラック協会

 全日本トラック協会では、平成29年度決算版経営分析報告書をまとめ、発表しました。

 この報告書は平成4年度から発行しているもので、今回で27回目となります。

 下記リンク先より報告書をダウンロード頂き、ご確認ください。

平成30年度 第2回運行管理者試験(貨物)合格者受験番号について/運行管理者試験センター

平成31年3月3日に実施されました平成30年度 第2回運行管理者試験(貨物)合格者受験番号が発表されましたのでお知らせいたします。

大型連休(ゴールデンウィーク)期間における輸送時期分散協力依頼について/国土交通省

 即位日等休日法の施行に伴い、本年4月27日から5月6日までの期間については10日間連続の大型連休となります。

 これに伴い、道路の混雑、また、貨物の集中などによる車両不足も心配されています。

 荷主の皆様には、余裕を持った輸配送計画の策定、輸送時期の分散及び早めの情報提供など、ご理解とご協力をお願い致します。

 また、運送事業者の皆様には、このチラシをもって荷主企業と輸配送計画、輸送時期分散についてご相談いただきますようお願い申し上げます。

2019年春の全国交通安全運動が実施されます(5月11日~20日)/内閣府

 広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的として、2019年春の全国交通安全運動が2019年5月11日(土)から20日(月)までの10日間行われます。

 また、2019年5月20日は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。国民一人一人が、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって、交通事故を無くしましょう。

全国交通安全運動の重点
(1)子供と高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止
(2)夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
(3)全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
(4)飲酒運転の根絶

青森県トラック協会では独自に2019年春の全国交通安全運動実施計画を策定し、会員一丸となって本交通安全運動を推進することとしています。