「バス車内事故防止キャンペーン」が、東北運輸局青森運輸支局の後援のもと、公益社団法人青森県バス協会により展開されますのでお知らせいたします。
会員各事業者(所)におきましては、バス前への無理な割込み、交差点などからの急な飛び出しについて、その危険性を踏まえ、ドライバーへの周知を頂きますようお願いいたします。
バス車内事故は、平成19年のキャンペーン開始以降減少傾向となっておりますが、依然としてバス事故全体の約4割を占めていることから、今後も対策を継続し、車内事故の更なる減少に努める必要があります。
この車内事故については、65歳以上の高齢女性の負傷が目立っております。
乗客側の事故要因としては、バスが停留所に着いて完全に停止する前に席を立つことや発車直後の席の移動等、走行中の車内移動に起因するものが多く占めておりますが、「無理な割り込み」や「急な飛び出し」などによる事故を回避するための急ブレーキが、車内での乗客の転倒など思わぬ負傷事故を誘発する要因ともなっております。
このような状況を考慮して、青森県バス協会では、昨年に引き続き本年もバス車内での事故防止等を図るため、国土交通省東北運輸局青森運輸支局のご後援を頂き、「バス車内事故防止キャンペーン」を7月1日~7月31日の1ヶ月間実施することと致しました。
バス車内事故防止についてのお願い 平素は、バスの安全運行にご協力いただき誠にありがとうございます。 ただいま、走行中のバス車内での転倒事故等を防止するため、「バス車内事故防止キャンペーン」を実施しております。 「無理な割り込み」や「急な飛び出し」などによる事故を回避するための急ブレーキが、車内での乗客の転倒など思わぬ負傷事故を誘発する要因ともなっております。 皆様の優しい運転でバスの車内事故防止にご協力をお願いします。 東北運輸局青森運輸支局 公益社団法人青森県バス協会 |
全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、令和5年4月末現在、合計65件で、昨年同期と比較して16件の増加となりました。
<令和5年4月単月>
大 型:10件(昨年同月比 +3)
中 型:5件(昨年同月比 +4)
準中型:1件(昨年同月比 ±0)
普 通:1件(昨年同月比 +1)
合 計:17件(昨年同月比 +8)
<令和5年4月累計>
大 型:34件(昨年同月比 +9)
中 型:24件(昨年同月比 +10)
準中型:6件(昨年同月比 -1)
普 通:1件(昨年同月比 -2)
合 計:65件(昨年同月比 +16)
単月では令和5年1月以降、4か月連続で前年の件数を上回っており、累計では一昨年の実績も上回る危機的な状況が続いています。
各事業者(所)においては、事故削減に向けたさらなる取組みの強化をお願いいたします。
「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。 令和7年目標値 ・死者数+重傷者数=970人以下 (⾞両台数 1万台あたりの死者数、重傷者数の合計「6.5人以下」) ・飲酒運転 ゼロ |
令和5年度においては高速道路上での死亡事故が例年に比べ頻発しております。
令和4年の高速道路等における死亡事故の約14%が、スピードの出しすぎによるものです。高速道路を走行する際は、重大事故を防ぐためにも安全な速度での走行をお願いします!
高速道路で事故を起こしてしまったら・・・ 1.絶対に歩き回らない! 高速道路上で「人」がはねられる重大事故が多発しています。 2.後続車に合図! 後続車の運転者が気付いているとは限りません。 ・ハザードランプ点灯 ・発炎筒を着火 ・停止表示器材設置 の3点で合図を! 3.安全な場所へ退避! ・車のまわりに立たない! ・車内に残らない! 4.退避してから通報! ・110番 ・非常電話 ・道路緊急ダイヤル(#9910) |
運転中の皆様(後続車)へのお願い 1. 危険予測 停止車両を発見した時は近くや陰に人がいる場合があります。 常に人が出てくるかもしれないことを予測し、万一の危険に備えましょう! 2. 情報キャッチ 道路の異常は道路交通情報板・ハイウェイラジオ等で情報提供を行います。 「この先事故」「故障車あり」などの情報をキャッチしたら速度を控えめに、十分注意して走行してください。 3. 渋滞末尾にご注意!早めの休憩を お盆、行楽シーズンなど交通混雑期には渋滞がしばしば発生します。渋滞を発見したら、早めのブレーキとハザードランプで後方への注意喚起も忘れずに! |
全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、令和5年3月末現在、合計48件で、昨年同期と比較して8件の増加となりました。
<令和5年3月単月>
大 型:8件(昨年同月比 -1)
中 型:7件(昨年同月比 +3)
準中型:1件(昨年同月比 -2)
普 通:0件(昨年同月比 ±0)
合 計:16件(昨年同月比 ±0)
<令和5年3月累計>
大 型:24件(昨年同月比 +6)
中 型:19件(昨年同月比 +6)
準中型:5件(昨年同月比 -1)
普 通:0件(昨年同月比 -3)
合 計:48件(昨年同月比 +8)
「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。 令和7年目標値 ・死者数+重傷者数=970人以下 ・飲酒運転 ゼロ |
全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、令和5年2月末現在、合計32件で、昨年同期と比較して8件の増加となりました。
<令和5年2月単月>
大 型:7件(昨年同月比 ±0)
中 型:2件(昨年同月比 -4)
準中型:1件(昨年同月比 ±0)
普 通:0件(昨年同月比 -2)
合 計:10件(昨年同月比 -6)
<令和5年2月累計>
大 型:16件(昨年同月比 +7)
中 型:12件(昨年同月比 +3)
準中型:4件(昨年同月比 +1)
普 通:0件(昨年同月比 -3)
合 計:32件(昨年同月比 +8)
「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。 令和7年目標値 ・死者数+重傷者数=970人以下 ・飲酒運転 ゼロ |
令和4年の全国での事業用トラック(軽を除く)が第1当事者となる死亡事故は、合計169件で、昨年同期と比較して31件の減少となりました。
<令和4年12月単月>
大 型:11件(昨年同月比 +2)
中 型:3件(昨年同月比 +1)
準中型:4件(昨年同月比 +1)
普 通:0件(昨年同月比 -1)
合 計:18件(昨年同月比 +3)
<令和4年1月~12月累計>
大 型:102件(昨年同月比 -8)
中 型:34件(昨年同月比 -17)
準中型:28件(昨年同月比 -3)
普 通:5件(昨年同月比 -3)
合 計:169件(昨年同月比 -31)
「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。 令和7年目標値 ・死者数+重傷者数=970人以下 ・飲酒運転 ゼロ |
気象庁によると、関東甲信地方では 10 日午前中から広い範囲で雪が降り、山地や山沿いを中心に大雪となって、都心を含む平地でも広く積雪となる見込みです。午後には沿岸部を中心に雨に変わるが、山地や山沿いでは 11 日はじめにかけて雪が続く見込みです。なお、降水量が多くなった場合や雨に変わる時間が遅くなった場合は、平地を含め、広い範囲で警報級の大雪となる見込みです。また、東北太平洋側でも 10 日後半から 11 日はじめにかけて、警報級の大雪となる可能性があります。
このため、大雪や路面凍結による交通障害に十分注意するとともに、電線等への着雪に注意が必要です。
各事業者(所)においてはあらためて次の事項について留意し、輸送の安全確保等、事故の防止に努めるようお願いします。
降積雪期における輸送の安全確保の徹底について (1)気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すこと。 - 災害発生時の社内における連絡体制を改めて確認すること。
- 気象予報や路面の状況、降雪状況等を勘案しつつ、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着を徹底すること。
- 冬用タイヤの溝の深さがタイヤ製作者の推奨する使用限度を超えていないことを日常点検時に確認すること。
- 点呼時等において、運行経路の道路情報や、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。
- 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。
- 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、運行の中止等の指示を行うとともに、バスの運休、タクシーの配車の休止、宅配便の集配荷の休止など、サービスの停止に係る情報については、ホームページ等を通じて利用者に分かりやすく情報提供すること。
- 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。
(2) 大型車の車両脱輪事故を防止するため、スタッドレスタイヤへの交換時等に、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を確実に行うこと。 |
全日本トラック協会では、下記リンク先にて「雪道対策について」のコーナーを設け、雪道対策や道路情報のリンクを掲載しておりますので、これらの情報もご活用ください。
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国土交通省では、運輸安全マネジメント制度の理解を深めるためのセミナーを下記により開催いたします。この機会にぜひご参加ください。
東北地区 運輸安全マネジメントセミナー
1.開催場所
仙台第四合同庁舎 2階 共用会議室
(宮城県仙台市宮城野区鉄砲町1)(アクセスマップ)
※ 駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。
2.対象者
各運輸事業者等において安全担当部署に所属する方
3.開催日時及びセミナー種別
[1]ガイドラインセミナー
開催日時 : 2023年1月30日(月) 13:00~17:00 (4.0時間)
配布資料 : セミナー資料(パワーポイント資料等)
受講定員 : 50名(先着順)
[2]リスク管理セミナー
開催日時 : 2023年1月31日(火) 9:30~12:00(2.5時間)
配布資料 : セミナー資料(パワーポイント資料等)
受講定員 : 50名(先着順)
[3]リスク感受性向上セミナー
開催日時 : 2023年1月31日(火) 13:30~16:00(2.5時間)
配布資料 : セミナー資料(パワーポイント資料)
受講定員 : 50名(先着順)
下記国土交通省HP(東北地区申し込みフォーム)の欄より、お申込みください。
募集については、1月25日(水)15:00までとなっております。
国土交通省では、自動車運送事業者が行う運転者に対する指導及び監督の実施方法をわかりやすく示した「自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の実施マニュアル」を作成し、公表しているところです。
令和4年8月に名古屋市の高速道路において乗合バスが、10 月には静岡県の県道において観光バスがそれぞれ横転し、乗客が亡くなる痛ましい事故が発生したことを踏まえ、同様の事故を防止するため、モード横断的に指導・監督マニュアルの一部を改正しますのでお知らせいたします。
※ トラック事業者においても危険個所の情報を踏まえた運転指導等が新たに記載されましたのでご確認ください。
指導・監督マニュアルの改正概要 ① 坂道での適切な運転操作(バス、タクシー、トラック) 長い下り坂においてフットブレーキを使い過ぎると、ブレーキが効かなくなる可能性があるため、エンジンブレーキや排気ブレーキを使用すること。 ② 危険箇所の情報を踏まえた運転指導(バス、タクシー、トラック) 都道府県警が公表している「交通事故発生マップ」等の活用等により、事故の危険性が高い箇所を把握し、当該箇所における適切な運転操作をするよう指導すること。 ③ 乗客のシートベルト着用の目視での確認(貸切バス) 乗客がシートベルトを着用していることを、発車前に運転者又は添乗員が目視で確認すること。 ④ 非常口や非常停止ボタンの使い方の周知(バス) 事故時等の非常時に備え、乗客に対し、非常口や非常停止ボタンの設置位置や使い方・非常停止時のバスの挙動等に係る案内を行うこと。 |
上記②の危険箇所の情報を踏まえた運転指導については、次の資料等を参考にしてください。
改正箇所について
改正部分が反映されたマニュアル全編のダウンロード
この記事に関するお問い合わせ
公益社団法人青森県トラック協会 適正化事業部(電話 017-729-2000)