事業用自動車事故調査報告書の公表について|国土交通省 物流・自動車局

 国土交通省 物流・自動車局より、事業用自動車事故調査委員会による「事業用自動車事故調査報告書」について、周知の依頼がありましたのでお知らせします。

 事案1の大型トラックの追突事故では、長時間労働による疲労の蓄積、適性診断結果を踏まえた指導不足、被衝突側にあっては、緊急停止した際の危険防止措置が不十分であったことなどが原因のひとつと考えられます。

 事案2の大型乗合バスの追突事故では、体調不良時の具体的な対応方法が不明確、遅れを取り戻すための速度超過があったことなどが原因のひとつと考えられます。

 各事業者(所)においては、今後同種の事故を未然に防止するため、より一層の指導強化、安全運行に努めていただくようお願いします。

 

事案1【事故概要】

○ 日時:令和5年5月16日 20時11分頃
○ 概要:大型トラックが東北自動車道の第1車両通行帯を走行中、故障のため同通行帯に停車していた大型貸切バスと同バスの後方で故障対応していた運転者及び乗客2名に衝突した。この事故により大型貸切バスの運転者及び乗客2名が死亡し、大型トラックの運転者が重傷を負った。

 

事案2【事故概要】

○ 日時:令和4年12月4日 5時53分頃
○ 概要:福岡・東京間を2名乗務で運行する大型乗合バスが、乗客17名を乗せて新東名高速道路の第3車線を走行中、同車両通行帯を左方にそれ、第2車両通行帯を走行していた大型トラックに追突した。この事故により、大型乗合バスの運転者及び乗客6名が軽傷を負ったほか、大型トラックの運転者が軽傷を負った。

 

【参考】

令和7年 夏の交通安全県民運動について|青森県地域生活文化課

 令和7年 夏の交通安全県民運動のお知らせです。

 本運動は、広く青森県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とします。

 「令和7年夏の交通安全県民運動実施要綱」は、下記要綱集のP12~P14をご覧ください。

期 間

令和7年7月21日(月)~7月31日(木)の11日間

運動重点

1.歩行者の正しい横断方法の実践と安全運転意識の向上
2.自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルールの遵守の徹底
3.飲酒運転の根絶と妨害運転等の防止


飲酒運転の徹底追放を!

 夏場は飲酒をする機会が増加します。飲酒運転をなくすための「3つの約束」を職場や家庭で実践しましょう!

① お酒を飲んだら運転しない
② 運転する人にはお酒を飲ませない
③ お酒を飲んだ人には運転させない

 また、トラック事業所においては、国土交通省作成の「自動車運送事業者における飲酒運転防止マニュアル」等を活用し、飲酒運転の徹底追放を推進しましょう。

夏期に多い交通事故について

 この時期は、学校が夏休みとなり、子供たちが外で遊ぶ機会が多くなりますので、運動重点に留意し、十分な安全運転を心がけましょう。

 また、夏場は暑さからくる気の緩みや疲れが原因のボンヤリ運転などにより多くの事故が発生しています。前をよく見て運転に集中し、疲れや眠気を感じたら迷わずに休憩をとりましょう。

「信号機のない横断歩道」は「歩行者優先」です!

・横断歩道が見えたら、近くに歩行者がいないか十分確認しましょう。
・横断歩道付近に歩行者がいたら、その手前で停止できる速度に減速しましょう。
・横断歩道を横断している、又は、横断しようとしている歩行者がいる時は、その手前で停止しましょう

「あおり運転」は犯罪です!

 「あおり運転」は重大事故に結びつく悪質・危険な犯罪です!次のような行為は違反です!絶対に行ってはいけません。

・むりやり前に割り込んだり、幅寄せする行為
・必要以上に車間距離を詰める行為
・不必要な進路変更を繰り返したり、急ブレーキをかけたりして他車の進行を妨害する行為
・執拗にクラクションを鳴らす行為

令和7年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」の実施について|全日本トラック協会

 令和7年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」の実施について、お知らせいたします。

 本運動は1年を通じて実施されますが、令和7年9月1日(月)から9月30日(火)までの1ヶ月間は全国統一の「自動車点検整備推進運動強化月間」とし、さらに、10月は「地方独自強化月間」として、特に重点をおいて実施します。

 以下補足です。

 

■各運輸支局等への大型自動車の重点点検報告について

国交省で各運輸支局等へ結果を報告することとしていた「自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検(車両総重量8トン以上の自動車を50両以上保有する事業者が対象)」は、令和5年度より実施していませんが、トラック協会で展開する「トラック運送業界における点検整備推進運動」では、引き続き、大型トラックのホイールの取付状態や燃料装置等の重点箇所に係る点検の実施することとしています。報告は不要です。

 

■「黒煙濃度に影響を及ぼす部品等の自主点検・整備の実施」に係る運送事業者によるエア・クリーナの自主点検集計結果について

引き続き、黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプ等の点検・整備の自主的な実施については周知徹底を呼びかけますが、上記エア・クリーナの自主点検の集計は昨年度より実施しておりません。報告は不要です。

 

 詳細は、全日本トラック協会ホームページをご確認ください。

運輸安全マネジメントセミナー開催のご案内(国土交通省認定セミナー)|自動車事故対策機構青森支所

 自動車事故対策機構青森支所では、国土交通省認定の運輸安全マネジメントセミナーを下記により開催いたします。

 本セミナーの受講は任意(受講義務はありません)ですが、受講することによる監査インセンティブ等のメリットがございます。

 運輸安全マネジメントの取り組みの参考にしたいとお考えの方は、ぜひ積極的にご参加ください。

 

1.開催日程等

※ すべて八戸市開催

ガイドラインセミナー

令和7年7月14日(月)
13:00~16:00
自動車運送事業者に期待される安全管理の取組み(ガイドライン14項目)について、取組事例を交えて解説するセミナー

リスク管理セミナー

令和7年7月15日(火)
13:00~16:00
「事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用」について、リスク管理の解説及びワークショップを通じて理解を深めるセミナー

内部監査セミナー

令和7年7月16日(水)
13:00~16:00
ガイドラインで求められている内部監査の実施方法等について、解説及びワークショップを通じて理解を深めるセミナー

 

2.受講料

各セミナーとも1名につき税込5,200円(当日受付時にご用意ください)

 

3.会 場

八戸市水産会館1階 小研修室(八戸市大字白銀町三島下95)
※ 駐車場には限りがあります。乗合せての来場にご協力ください。

 

4.申込方法

● 事故対策機構ホームページからのお申込み】

以下のサイトにアクセスし必要事項をご入力のうえ、「受講票」を印刷いただき、当日ご持参ください。

● FAXでのお申込み

以下の参加申込書に必要事項をご記入いただき、事故対策機構へFAX(017-739-0552)にてお送りください。

 

5.締切日

各セミナー開催日の前日まで

 

6.メリット

(1)監査インセンティブ

「地方運輸局は、経営管理部門の要員が認定セミナーを受講し、かつ、受講内容を活用していることが確認された事業者については、長期未監査を理由とする監査の対象としないことができるものとする。」(平成26年1月24日 国土交通省大臣官房・自動車局通達より)

注1 監査を「免除する」というものではありません。
注2 受講するだけでは対象にはなりません。受講後、国土交通省に対し調査票の提出が必要です。
注3 貸切バス事業者は監査方針により対象外です。

(2)貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の申請に活用可能

貨物自動車運送事業安全性評価事業「安全性に対する取組の積極性」中、「外部の研修機関・研修会へ運転者等を派遣している」に該当し、3点追加

注4 自動車事故対策機構として加点を保証するものではありません。Gマーク申請に関するご質問については、青森県トラック協会適正化事業部(017-729-2000)までお問合せ下さい。

 

7.問い合わせ先

独立行政法人自動車事故対策機構 青森支所
〒030-0843
青森市大字浜田字豊田139-21
青森県交通会館3階
TEL:017-739-0551(セミナー担当)

 

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和7年1月末)|全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる令和7年の死亡事故は1月末現在、合計18件で、昨年同期と比較して-1件となりました。

令和7年1月単月

大 型:  8件(昨年同月比: -2)
中 型:  6件(昨年同月比: +2)
準中型:  3件(昨年同月比: -2)
普 通:  1
件(昨年同月比: +1)
合 計: 18件(昨年同月比: -1)

令和7年1月単月

大 型:  8件(昨年同月比: -2)
中 型:  6件(昨年同月比: +2)
準中型:  3件(昨年同月比: -2)
普 通:  1
件(昨年同月比: +1)
合 計: 18件(昨年同月比: -1)

各事業者(所)においては、事故削減に向けたさらなる取組みの強化をお願いいたします。

「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。

令和7年目標値

・死者数+重傷者数=970人以下 (⾞両台数 1万台あたりの死者数、重傷者数の合計「6.5人以下」)

・飲酒運転 ゼロ

 

「事業用トラックドライバー研修テキスト」の公開について(令和7年3月改訂版)(会員専用)|全日本トラック協会

 全日本トラック協会では、平成29年3月12日に改正施行された「貨物自動車運送事業者が事業用自動車の運転者に対して行う一般的な指導及び監督の指針」(平成13年国土交通省告示第1366号)に対応した「事業用トラックドライバー研修テキスト」(PDFファイル)を公開しておりますが、今般、法改正等に伴い、本研修テキストを改訂いたしました。

 下記リンク先からダウンロードできますので、ご活用ください。

※ ご覧いただくには、全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載のパスワードが必要となります。

 

 なお、製本版につては、日本貨物運送協同組合連合会が販売しております。購入方法は下記のウェブサイトをご覧ください。

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和6年12月末)|全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる令和6年の死亡事故は12月末現在、合計200件で、昨年同期と比較して+1件となりました。

令和6年12月単月

大 型:  9件(昨年同月比: -9)
中 型:  7件(昨年同月比: ±0)
準中型:  4件(昨年同月比: +1)
普 通:  1
件(昨年同月比: ±0)
合 計: 21件(昨年同月比: -8)

令和6年12月累計

大 型:122件(昨年同月比: +3)
中 型: 47件(昨年同月比: -4)
準中型: 24件(昨年同月比: +1)
普 通:  7件(昨年同月比: +1)
合 計:200件(昨年同月比: +1)

各事業者(所)においては、事故削減に向けたさらなる取組みの強化をお願いいたします。

 

「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。

令和7年目標値

・死者数+重傷者数=970人以下 (⾞両台数 1万台あたりの死者数、重傷者数の合計「6.5人以下」)

・飲酒運転 ゼロ

 

「プロドライバーの健康管理・労務管理の向上、飲酒運転防止による事故防止に関するセミナー」を開催します(2/17 対面・WEB開催)|国土交通省

 国土交通省では、平成28年度より毎年度、運送事業者等における今後の事故防止対策の参考となるよう、「プロドライバーの健康管理・労務管理の向上による事故防止に関するセミナー」を開催してまいりました。
 本年度は、健康起因事故や過労運転を防止するための取組のほか、未だ発生する飲酒運転の防止策についても有識者及び関係事業者等より紹介いたしますので、ぜひお申込みください。
 
1. 開催日時
令和7年2月17日(月)13:15~16:30
 
2. 開催形式
対面(会場)及び WEB開催
 
3. 参加費 無料
 
4. プログラム概要
 
●健康起因事故及び飲酒運転の防止に係る国土交通省の取組
国土交通省 物流・自動車局 安全政策課 課長補佐(総括) 西山 紘平

●健康経営の推進について
経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長補佐 山崎 牧子

●受診率98%! ヤマト運輸が実践した健康診断の再検査受診率を大幅改善する方法
ヤマト運輸株式会社 MM推進室 室長 伊藤  匡

●【職場の飲酒運転対策】厚生労働省の「飲酒ガイドライン」と国土交通省の「飲酒運転防止マニュアル」を有効活用する!
特定非営利活動法人ASK 代表  今成 知美

●飲酒運転防止の取組(仮題)
京王電鉄バス株式会社 安全技術部長 大野 賢治
 
5.その他
セミナーの詳細、申し込みは下記リンク先のPDFファイルをご確認ください。
 
 

運輸安全マネジメントセミナー開催のご案内(国土交通省認定セミナー)|自動車事故対策機構青森支所

 自動車事故対策機構青森支所では、国土交通省認定の運輸安全マネジメントセミナーを下記により開催いたします。

 セミナーの受講については任意(受講義務はありません)となっておりますが、受講することによる監査インセンティブ等のメリットがございます。

 運輸安全マネジメントの取組みの参考にしたいとお考えの方は、是非、積極的にご参加ください。

 

1.開催日程等

 ※ すべて青森市開催

 【ガイドラインセミナー

 令和7年2月13日(木)
 13:30~16:30(受付13:00~)
 自動車運送事業者に期待される安全管理の取組み(ガイドライン14項目)について、取組事例を交えて解説するセミナー

 【リスク管理セミナー

 令和7年2月14日(金)
 9:30~12:30(受付9:00~)
 「事故、ヒヤリ・ハット情報の収集・活用」について、リスク管理の解説及びワークショップを通じて理解を深めるセミナー

 【内部監査セミナー

 令和7年2月14日(金)
 13:30~16:30(受付13:00~)
 ガイドラインで求められている内部監査の実施方法等について、解説及びワークショップを通じて理解を深めるセミナー

 【運輸防災マネジメントセミナー

 令和7年2月21日(金)
 13:30~16:30(受付13:00~)
 「運輸防災マネジメント指針」の概要開設と併せて自社の防災体制チェックや災害リスクの分析手法を習得するためのワークショップ

 

2.受講料

 1名につき税込5,200円(当日受付時にご用意ください)

 

3.会場

 青森県交通会館2階 会議室(青森市大字浜田字豊田139-21)
 ※ お車でご来場の方は、青森運輸支局の駐車場をご利用ください。

 

4.申込方法

 下記サイトにアクセスいただき、必要事項をご入力のうえ、「受講票」を印刷いただき、当日ご持参ください。

 

5.締切日

 各セミナー開催日の前日まで

 

6.メリット

 (1)監査インセンティブ

 「地方運輸局は、経営管理部門の要員が認定セミナーを受講し、かつ、受講内容を活用していることが確認された事業者については、長期未監査を理由とする監査の対象としないことができるものとする。」(平成26年1月24日 国土交通省大臣官房・自動車局通達より)

 注1 監査を「免除する」というものではありません。
 注2 受講するだけでは対象にはなりません。受講後、国土交通省に対し調査票の提出が必要です。
 注3 貸切バス事業者は監査方針により対象外です。

 (2)貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク)の申請に活用可能

 貨物自動車運送事業安全性評価事業「安全性に対する取組の積極性」中、「外部の研修機関・研修会へ運転者等を派遣している」に該当し、3点追加

 注4 自動車事故対策機構として加点を保証するものではありません。Gマーク申請に関するご質問については、青森県トラック協会適正化事業部(017-729-2000)までお問合せ下さい。

 

7.問い合わせ先

 独立行政法人自動車事故対策機構 青森支所
 〒030-0843
 青森市大字浜田字豊田139-21
 青森県交通会館3階
 TEL:017-739-0551(セミナー担当)

 

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和6年11月末)|全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる令和6年の死亡事故は11月末現在、合計179件で、昨年同期と比較して+9件となりました。

令和6年11月単月

大 型: 14件(昨年同月比: +4)
中 型:  2件(昨年同月比: +1)
準中型:  0件(昨年同月比: -3)
普 通:  2
件(昨年同月比: +2)
合 計: 18件(昨年同月比: +4)

令和6年11月累計

大 型:113件(昨年同月比:+12)
中 型: 40件(昨年同月比: -4)
準中型: 20件(昨年同月比: ±0)
普 通:  6件(昨年同月比: +1)
合 計:179件(昨年同月比: +9)

各事業者(所)においては、事故削減に向けたさらなる取組みの強化をお願いいたします。

「トラック事業における総合安全プラン2025」では、次の目標を掲げています。

令和7年目標値

・死者数+重傷者数=970人以下 (⾞両台数 1万台あたりの死者数、重傷者数の合計「6.5人以下」)

・飲酒運転 ゼロ