事業用トラックが第1当事者となる事故多発への対応について(注意喚起)

 国土交通省が公表していますメールマガジン「事業用自動車安全通信」によりますと、令和5年1月から6月までの上半期における交通事故の発生状況は、対前年に比べ、8件増の18件に達し、この6か月間で昨年の総数に迫る状況にあります。(添付資料参照)
 特に1件の事故での複数の死者数の発生が9件、1件の事故で10名以上の負傷者を発生させた事故は3件と、大規模かつ重大な事故が相次いで発生し、なかでも、本年5月16日には、宮城県栗原市の東北自動車道下り線において、青森県内に事業所を置く事業者が貸し切りバスに追突し、3名が犠牲となる重大事故が発生しています。
 トラック運送事業者は、社会経済を支えるエッセンシャルワーカーとして国民生活に必要不可欠な産業として広く認知されていますが、交通事故や飲酒事案の発生が相次ぐことは、トラック運送業界の社会的信頼性の失墜のみならず、社会全体からの信頼関係をも根底から崩壊させかねない極めて憂慮すべき非常事態です。
 つきましては、本趣旨を理解し、安全最優先の意識のもと、下記事項について再認識しつつ、事業用トラックが関する同種事故の再発防止に徹底を期するよう、よろしくお願い申し上げます。

 

重点事項

 1. 運行管理の徹底

  • 現下の交通事故の発生状況の関係者への周知徹底、並びに同種事故再発防止の向けた啓発活動の実施
  • 健康起因事故防止のための健康管理の徹底、過労運転とならない無理のない配車計画の策定
  • 法定速度の遵守、適正な車間距離の保持、走行中のスマホの使用禁止などわき見運転防止のさらなる徹底

 2. 確実な点呼(遠隔点呼、自動点呼を含む)の実施

  • 現下の交通事故の発生状況の乗務員への周知徹底、同種事故の未然防止に向けた具体的な指導の徹底
  • 乗務前・後点呼時における運転者に対する健康状態の確実な把握、及び体調などについて報告しやすい職場環境等の整備
  • 点呼時におけるアルコール検知器を使用した飲酒の有無の確実な把握、当該検査結果の確実な記録の徹底

別添資料

事業用自動車における安全確保の徹底について

 5月16日、午後8時15分頃、宮城県栗原市の東北自動車道下り線で、貸切りバスが車両故障により路肩に停車していたところ、当該貸切りバスに大型トラックが追突する事故が発生し、貸切りバスの乗客2名と運転者1名の計3名が死亡、大型トラックの運転者1名が重傷を負う重大事故となりました。

 詳しい事故の状況については、事業用自動車事故調査委員会にて調査中ですが、事故現場は東北自動車道下り線で、故障車両の後部エンジンを貸切りバス運転者と乗客数名で確認していたところに、大型トラックが追突した模様です。

 これまで、死亡事故撲滅のために、様々な交通事故防止活動を展開してきたところでありますが、春の全国交通安全運動期間中にもかかわらず、本県事業者が関係する、大変痛ましい事故が発生してしまいました。

 事業用自動車における輸送の安全確保は、自動車運送事業者の最大の使命であり、事故を起こさず、生命・身体及び財産をしっかり守ることこそが、運送事業の社会的信用を維持するために最も必要であることから、安全対策及び事故防止の徹底が図られるよう、下記事項について周知徹底を図っていただきますよう要請いたします。

【安全確保の原点に立った確実な運行管理を実施すること】

◇ 確実な点呼の実施 (運行の安全確保するために必要な指示をする)
◇ 乗務員の疾病、疲労、睡眠不足等の健康状態の把握
◇ 指導監督マニュアルに基づく指導(ブレーキの適切な使用等)
◇ 車両の点検整備を確実実施と、整備管理者(補助者)による確認
◇ 制限速度の遵守と車間距離の確保
◇ 最新の交通情報、気象情報の活用
◇ かもしれない運転の励行(危険予知)
◇ 運転中の携帯・スマートフォン使用禁止の徹底
◇ 急ハンドル、急ブレーキなど「急」のつく操作の禁止

令和5年度 第3回初任運転者特別指導教育の開催について(青森会場)

運転事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたします。
「安全な運転方法」(添乗指導)に関しては各事業所で実施をお願い致します。

 

受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

 

開催日時
  2日間開催となります。全日程受講できない方はご遠慮下さい。

(第3回)青森会場【定員50名】(先着順)
 令和5年6月22日(木)~23日(金)
 青森県トラック協会 研修センター 2階大研修室

 

講習時間

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
(受付時間:8:30~8:50)

 

使用教材

(1) 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)
   ※1人1セット必ず持参してください。
   ※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

中止の際のテキスト購入代金の返金対応は当協会では致しませんので予めご了承下さい。

(2)診断表の写し(初任適性診断を受講済みの方)

 

受講料

無 料

 

申込方法

下記「受講申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申込みください。受付け完了後、受理印を押印し返信いたします。

 

申込締切

令和5年6月15日(木)

※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は、受付を終了いたします。

 

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 適正化事業部 017-729-2000

初任運転者特別指導教育を開催します【会員限定】青森会場4月19日~20日/八戸会場4月27日~28日

 運転事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたします。

 

受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

 

開催日時
 各会場2日間開催となります。全日程受講できない方はご遠慮下さい。

(第1回)青森会場【定員50名】(先着順)
 令和5年4月19日(水)~20日(木)
 青森県トラック協会 研修センター 2階大研修室

(第2回)八戸会場【定員30名】(先着順)
 令和5年4月27日(木)~28日(金)
 青森県トラック協会 三八地区研修センター 

※八戸会場の駐車場は当該研修センター第2駐車場(南部電気隣り)をご利用ください。

 

講習時間

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
(受付時間:8:30~8:50)

 

使用教材

(1) 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)
   ※1人1セット必ず持参してください。
   ※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

今後の新型コロナウイルス関連の状況により急遽中止とする場合があります。
中止の際のテキスト購入代金の返金対応は当協会では致しませんので予めご了承下さい。

(2)診断表の写し(初任適性診断を受講済みの方

 

受講料

無 料

 

申込方法

下記「受講申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申込みください。受付け完了後、受理印を押印し返信いたします。

 

申込締切

令和5年4月14日(金)

※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は、受付を終了いたします。

 

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 適正化事業部 017-729-2000

 

運輸安全マネジメント「ガイドライン」セミナー開催のご案内(国土交通省認定セミナー)【2/22 青ト協研修センター】

 会員事業者の皆さまにおかれましては、日々安全管理体制の構築・改善に取組んでおられると存じますが、重大事故防止のため、さらなる安全管理体制の強化が求められているところです

 輸送の安全性向上への取組みに特効薬はなく、経営トップから現場まで一丸となって安全管理体制を構築し、「PDCAサイクル」による継続的取組みを実施し、改善していく必要があります

 そこで今回、「運輸安全マネジメント制度」のガイドラインにつきまして、中小規模事業者の皆さまを主な対象とした新たな認定セミナーを下記にて開催いたします。

 時節柄、業務ご多忙とは存じますが、この機会にご参加いただきますようご案内申し上げます。


1.日時

令和5年2月22日(水) 13:00~17:00(12:30開場)

2.場所

青森県トラック協会研修センター
青森市大字荒川字品川111-3 電話 017‐729-2000

3.主催

(公社)青森県トラック協会・三井住友海上火災保険(株)共催

4.内容

「運輸事業者における安全管理の進め方に関するガイドライン~輸送の安全性の更なる向上に向けて~」について、安全管理体制全般の構築・改善を推進するための狙いや取組方法を、参考例を示しながら具体的に解説します。

5.講師

MS&ADインターリスク総研(株) リスクマネジメント第二部
交通リスクマネジメントグループ マネジャー・上席コンサルタント 近藤 真文 氏

6.参加料

無料

7.受講対象

中小規模運送事業者の経営者(社長等)、取締役、安全統括管理者、その他安全管理に関わる部門長(運輸部長、営業所長)等【定員50名】
※ 当日、会場にて名刺を頂戴いたしますのでご用意ください。

8.申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、2月13日(月)までに三井住友海上宛FAXにてお申込みください。

9.本セミナー受講のインセンティブ

① セミナーの受講、活用が確認されれば、地方運輸局は、長期未監査を理由とする監査の対象としないことができます。
② 安全性優良事業所認定制度(Gマーク)申請の加点対象セミナーです。

※ ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会 適正化事業部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

【再周知】大型車の車輪脱落事故防止に向けた「走る前、左後輪点検キャンペーン」の実施について

「走る前、左後輪点検キャンペーン」のさらなる実施徹底について|青森運輸支局(令和4年12月23日)

 国土交通省 東北運輸局では、令和3年度に発生した東北運輸局管内の大型車のホイール・ナット緩み等による車輪脱落事故が、再び増加に転じている状況を踏まえ、令和4年10月1日から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施していますが、この一環として東北トラック協会では、車輪脱落事故防止啓発のための「走る前、左後輪点検キャンペーン」動画を作成しました。

 各事業者(所)においては、大型トラックの全運転者の方を対象として、下記実施要領により、車輪脱落事故防止にかかる指導及び監督を実施し、その結果をご報告いただきますようお願い申し上げます。

 また、会員事業所に「左後輪チェックOK!」ステッカー2種類(丸型・長方形型)の配布を行っておりますので、下記貼り付け例を参考に、大型トラックへの貼り付けを行ってください。

「走る前、左後輪点検キャンペーン」実施要領

1.大型トラック運転者による動画視聴

 例年12月が車輪脱落事故発生件数のピークであることを踏まえ、できるだけ早い時期に、以下(1)~(2)の動画をすべての大型トラック運転者が視聴する。

※ (1) の動画はフルバージョン、ショートバージョンいずれかの視聴で可
※ 車輪脱着作業を行う大型トラック運転者は(3)の動画もあわせて視聴する。


2.大型トラック運転者に対する指導・監督

 大型車の車輪脱落事故防止対策として、大型トラック運転者に対し次の事項を指導・監督してください。

 ホイール・ナットは、10個(または8個)のうち最初の1個が外れたことに気づくことができれば、他のナットが外れる前に締め直すことで、車輪脱落事故を防ぐことができる。
 そのため、運行前の日常点検を適切に実施するほか、休憩や休息、荷積み荷卸しなどの都度、走行前に左後輪のホイール・ナットを目視にてこまめにチェックすることを指導・監督する。


3.「走る前、左後輪点検キャンペーン」の報告
  
※ 大型車を保有されていない、又は、整備工場等でタイヤ交換をされている事業者は「3.走る前、左後輪点検キャンペーンについて」のみ回答提出をお願い致します。

 各事業者(所)では、全ての大型トラック運転者に別紙1の自己チェックアンケートを記入させてください。

 各事業者(所)は、別紙1のアンケート結果を別紙2に取りまとめ、「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」の自主点検表(※)とともに、青森県トラック協会あて郵送またはファックスにてご報告願います。

 ご報告いただきました内容は、当協会から東北運輸局青森運輸支局へ回付いたします。

※「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」における自主点検表「5.車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況」(10)に、上記動画視聴に関する点検事項がございますので、あわせてチェックをお願いいたします。 

報告先

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

・郵送の場合

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 安全総点検係

・ファックスの場合

公益社団法人青森県トラック協会
ファックス番号 017-729-2266

 

 

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お問合せ先

ご不明な点は、青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施します(令和4年12月10日~令和5年1月10日)

 令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検が、令和4年12月10日(土)~令和5年1月10日(火)の期間にて実施されます。

 今年度は、激増している大型トラックの車輪脱落事故や、未だ根絶に至っていない飲酒運転事故及び、健康起因事故事案の発生を踏まえ、各種安全対策を着実に推進する必要があります。また、新型コロナウイルス感染症による感染拡大を予防するため、業種別の感染予防対策ガイドラインを踏まえた対策の着実な実施に努める必要があります。

 これに加えて、自然災害により事業者自身が被災し運休が生じる事案やテロ対策等、早急かつ適切な対応が求められていることから、下記のとおり、国土交通省全体の4つの重点点検事項に加え、6つの自動車局重点点検事項が定められております。

  各事業者においては、総点検の実施により安全確保の徹底を図りましょう。

重点点検事項

【国土交通省全体】

    1. 安全管理(特に乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、乗務員に対する指導監督体制)の実施状況
    2. 自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
    3. テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
    4. 新型コロナウイルス感染症に関する感染拡大予防ガイドラインの遵守状況、新型インフルエンザ対応マニュアル、事業継続計画の策定状況、対策に必要な物資等の備蓄状況及び職場における感染防止対策の周知・徹底状況などの感染症対策の実施状況

【自動車局】

    1. 軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策の実施状況
    2. 健康管理体制の状況
    3. 運転者に過労運転を行わせないための安全対策の実施状況
    4. 運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策の実施状況
    5. 車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況(特に大型自動車の車輪脱落事故防止対策及びスペアタイヤ等の定期点検実施状況)
    6. 大雪に対する輸送の安全確保の実施状況
      ※トラック運送事業関係は2.~6.

 各会員事業者(所)では、自主点検を実施し、その点検結果を、また、問題点があればその内容と講じた措置等について、下記「様式1-4 自主点検表」に記載し、令和5年1月12日(木)まで青森県トラック協会あて提出いただきますようお願いいたします。

 なお、提出いただいた自主点検表は青森運輸支局へ回付いたします。

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

 

※ ご不明な点等ございましたら青森県トラック協会までお問い合わせください。

【法令・規則等に関すること】適正化事業部 電話017-729-2000
【自主点検表の提出等に関すること】業務部 電話017-729-2000

2022年12月6日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検 ~動画資料で飲酒運転防止の指導・監督を実施しましょう~

 「事業用自動車総合安全プラン2025」において、飲酒運転の件数をゼロとすることを目標として各種取り組みを進めているところですが、昨年度青森運輸支局管内では、飲酒事案が2件発生しており、東北運輸局管内最多となる状況です。

 また、東北運輸局管内では今年度、現時点において残念ながら1件の発生(トラック)を確認しているところです。

 つきましては、今後事業用自動車の飲酒運転撲滅のため、各事業者(所)において、下記による取り組みを実施していただきますよう、お願いいたします。

1.動画資料を用いたトラック運転者への指導・監督

 令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検の期間中(令和4年12月10日~令和5年1月10日)、全てのトラック運転者に対し以下の動画を視聴させることにより

① 「これくらいなら大丈夫」といった過信が飲酒運転に繋がり
② 飲酒運転時は通常時より死亡事故率が大幅に上昇し(※)
③ 死亡事故を起こせば被害者はもちろん、自分自身の人生も滅茶苦茶になる

ということを理解させること。

2.令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検での報告

 総点検における重点点検事項において、1.の取組の実施状況を問うこととするので、全てのトラック運転者に対し実施した場合には、当該点検事項に「○」を記入し報告すること。

初任運転者特別指導教育を開催します【会員限定】八戸会場:12月1日~2日

 運送事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実施にトラックを運転させての「安全運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り行います。

受講対象者

初任運転者

・事業用自動車の運転経験者がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

開催日時

八戸会場【定員:30名】(先着順)

日 時:12月1日(木)~2日(金)
場 所:青森県トラック協会 三八地区研修センター 研修室

※今年度最後の初任講習となります。次回は4月を予定しております。

時間(両日)

※2日間の講習となりますので、全日程受講できない方はご遠慮ください。

1日目:9:00~18:00
2日目:9:00~17:00
◇受付時間:9:30~8:50(両日)

使用教材

(1)事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)

(2)初任適性診断を受講済みの方は「診断表(写)」

【テキストについて】
  ※1人1セット(10巻1冊)必ず持参してください。
  ※改訂版も公開されていますが、旧版の持参でも受講いただけます。
  ※改訂版は下記リンクからダウンロード、購入できます。

 

受講料

無 料

申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)ください。

※受付完了し次第、受領印を押して返送致します。

申込締切

11月25日(金)

※上記期間内であっても、会場の定員に足した場合は、受付を終了いたします。

 


※ 青ト協では「トラックドライバー等安全教育訓練」に対する助成も実施しており、受講料の7割(Gマーク取得事業者のついては全額)助成となります。
対象研修を受講することで、「初任運転者教育に対する特別な指導内容」(15時間以上)の基準を満たすことができますので、ご活用ください。

県内の指定安全教育訓練施設
ドライビングアカデミー弘前」 電話0172-28-2727


その他

※受講会場には手指消毒液を設置し、座席の間隔確保・換気の対策を行います。
※受講される方は、マスクの着用をお願い致します。
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、開催中止とする場合がございます。
※中止の際、テキスト購入代金の返金対応は致しませんのでご了承ください。
※換気等を行いますので、体温調節ができる格好でお越しください

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 電話 017-729-2000

 

事業用自動車の運転者に対する飲酒運転防止の徹底について

 東北運輸局管内において、下記の通り事業用自動車の飲酒運転事案が発生いたしました。

 各事業所においては、他山の石として事故防止の取組みを再度徹底していただきますよう、お願いいたします。

発生日業態管轄支局種類
令和4年8月21日貨物福島酒気帯び運転
事案概要

 午前3時50分頃、栃木県の国道において、信号待ちをしていた際に運転者席の窓から空き缶を車外へ投げ捨てたところを警察が目撃し、空き缶がビール缶であったことからアルコール検査をしたところ、当該運転者の呼気から0.15mg/l を超えるアルコールが検出されたことから検挙された。

 この事案による事故は発生していない。

 10月3日に福島支局が108条34通知を受理し、その後調査を行ったため、発生日から日数が経過したもの。

1.運転者に対する指導監督の徹底について

(1) 飲酒運転の危険性を理解させるため、アルコールが運転に及ぼす影響やアルコール依存症の危険について、計画的かつ継続的に教育を行うこと

(2) 運転者の健康診断、適性診断結果をもとに個人面談等を行い、特に飲酒習慣のある運転者に対しては、飲酒実態を把握したうえで適切な指導や改善等に取組むこと

2.点呼の厳正な実施について

(1) 帰庫時の点呼の実施にあたっても、アルコール検知器を使用した確認や、運転者の状態を目視等で確認するほか、帰庫車両の運転席等を点検し、酒の空き缶、ビン類の有無を確認して、乗務中における飲酒の有無の確認を強化すること。

(2) 遠隔地における点呼では、適切な時期に点呼を執行し、アルコール検知器の使用を徹底するなど、休憩中の飲酒により飲酒運転を招かない管理体制を構築すること。

 

新久里浜式アルコール依存症スクリーニングテストについて

 神奈川県にあります独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターによって作られた日本人向けアルコール依存症のスクリーニングテストです。

 アルコール依存度のチェックにご活用ください。

 

啓発用資料