「標準的な運賃」を届け出ましょう!!

 トラック運送事業における適正な運賃・料金の収受に向け、国土交通省は令和2年4月に「標準的な運賃」の告示を行いました。

○ 標準的な運賃は①トラックドライバーの労働条件を改善するとともに、②一般貨物自動車運送事業の健全な運営を確保し、その担う貨物流通の機能の維持向上を図ることを目的として能率的な経営の下における適正な原価と適正な利潤を基準として、国土交通大臣が望ましい水準の運賃を示すものです。

○ 標準的な運賃は、適正な原価(変動費・固定費)に、適正な利潤を加えることにより算出し、割増料や諸謝金は、運賃とは別に収受することを想定しています。

○ この「標準的な運賃」は、令和5年度末までの時限措置とされており、将来的に国に対する制度の延長要望をする場合にこの運賃料金変更届出の割合が低い状況にあれば、延長の必要性が疑問視され延長が困難となることも予測されますので、この変更届出を行って頂きますよう、お願い申し上げます。

「標準的な運賃」を活用するためには…

運賃・料金の変更届を行う必要があります!!

以下の2つの書類を作成し、運輸局長あてに提出します。

 全日本トラック協会では、「標準的な運賃」の運賃表、届出様式、計算シート、Q&A等を下記ウェブサイトに掲載しておりますのでご参照ください。

 

 その他ご不明な点は、(公社)青森県トラック協会 適正化事業部(TEL:017-729-2000)までご連絡ください。

 

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2021年4月7日 | カテゴリー : 適正化対策 | 投稿者 : n.kasai

青森県トラック協会 令和3年度助成事業の実施について

 青森県トラック協会では、トラック運送事業における環境保全対策や交通安全対策、経営改善対策などの実践のための各種助成事業を実施しております。

 令和3年度における助成事業につきまして、下記の令和3年度助成事業ページに公開いたしましたのでお知らせいたします。

 

この記事に関するお問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部
電話:017-729-2000

2021年4月1日 | カテゴリー : 助成・補助 | 投稿者 : n.kasai

退職予定自衛官の雇用を検討してみませんか?

 自衛隊では、若年定年制(50歳代半ばで退職)及び任期制(多くは20歳代で退職)を採っており、退職自衛官の多くは再就職を必要としていますが、その中には大型自動車免許、自動車整備士の資格等、トラック運送事業への再就職に当たり有用な免許・資格を取得している方も多数おります。

 トラック運送業界への退職自衛官の再就職については、トラック協会が会員事業者の求人票をとりまとめ、自衛隊地方協力本部や一般財団法人自衛隊援護協会へ提出する枠組みが設けられておりますので、トラック運送業界における人材確保に向けた1つのツールとしてご活用いただきます様ご案内いたします。

 なお、自衛隊では、普段は社会人としてそれぞれの職業に従事しながら、定期的に訓練に参加しつつ、災害発生時などの緊急時には招集に応じて自衛官として活動する予備自衛官等制度(身分は「非常勤の自衛隊員」)を設けています。

 これらの大半は退職自衛官によって構成されていますが、その充足率は、現在、定員の6割程度であり、これらの充足向上を図ることが喫緊の課題となっていることから、退職自衛官の採用をご検討頂く場合には、予備自衛官等への志願を希望している退職自衛官に対しご理解頂きますよう、よろしくお願い致します。

求人票の提出方法

下記リンク先より、求人票(仙台支部のもの)をダウンロードし、必要事項をご記入の上、青森県トラック協会宛郵送してください。

送付先:〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3 
(公社)青森県トラック協会 退職自衛官求人票 係

※ 本社で支店の求人を一括して行う場合であっても、トラック協会への求人票の提出は、勤務予定地の支店から最寄りのトラック協会へ提出するようお願いいたします。

青森県トラック協会では、会員事業者より提出された求人票をとりまとめ、自衛隊青森地方協力本部へ提出します。

参考情報

ご不明な点は、青森県トラック協会業務部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

2021年3月29日 | カテゴリー : 労働対策 | 投稿者 : n.kasai

令和3年 春の全国交通安全運動 青森県トラック協会実施計画について

 青森県トラック協会は、全日本トラック協会、青森県交通対策協議会及び東北運輸局策定の実施計画に基づき、下記のとおり令和3年 春の全国交通安全運動実施項目を定め、4月6日(火)から同月15日(木)までの期間中、一人ひとりの自覚と協力によって実施項目の徹底を図り、本交通安全運動を推進します。

 また、実施にあたっては、全国運動重点に留意し、さらに、事業用トラック向けの対策を含めた下記事項について積極的に取り組むものとします。

実施事項

1.安全運行の確保

<最重点推進項目>
 (1)飲酒運転の根絶
 (2)追突事故及び交差点における事故の防止

<重点推進項目>
 (3)子供と高齢者の交通事故防止
 (4)歩行中・自転車乗用中の交通事故防止

 (5)運転中の携帯・スマートフォン等の使用禁止の徹底
 (6)妨害運転(いわゆる「あおり運転」)の防止
 (7)高速道路における事故の防止
 (8)トレーラ事故の防止
 (9)健康起因事故の防止
 (10)過労運転の防止
 (11)「WEB版ヒヤリハット集」を活用した安全意識の高揚

2.車両の安全性確保

3.事故情報等の収集による安全意識の高揚

4.広報活動の推進

 

参考資料

運動推進のための参考資料です。各項目をクリックし、資料をご活用ください。

※(会員専用)は、広報とらっく最新号に記載のパスワードが必要です。

 

 

4月10日(土)は「交通死亡事故ゼロを目指す日」です。

 毎年、多くの人が交通事故により死傷しています。また、記録の残る昭和43年以降、毎日、交通死亡事故が発生している状況です。このような中、平成20年1月に、交通安全に対する国民の意識を高めるため、新たな国民運動として「交通事故死ゼロを目指す日」を設けることとされました。
 令和3年4月10日(土)は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。国民一人一人が、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって、交通事故を無くしましょう。

 

実施結果報告

 会員各事業所では、上記実施計画に取組んでいただき、実施結果報告書を4月16日(金)までに青森県トラック協会へご提出願います。

 

この記事に関するお問合せ先

青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

2021年3月26日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

「特殊車両の適切かつ合理的な誘導に関するセミナー」開催のご案内 |3月15日・八戸【終了しました】

 特殊車両の安全な運行については、トラック運送事業者はもちろん、運送依頼者である荷主企業側においても、特殊車両の通行に係る様々な安全対策、道路構造物の保全等について正しく理解し、通行許可条件や法令、規則等に反しない内容での運行を行う必要がございます。

 昨年12月には「特殊車両の通行に係る誘導等ガイドライン」の策定とともに、誘導車配置条件が改正され、令和3年3月29日から施行となることを機に、トラック運送事業者、荷主企業を対象とした「特殊車両の適切かつ合理的な誘導に関するセミナー」を下記にて開催する事といたしました。

 つきましては、時節柄ご多忙とは存じますが、ご参加くださいます様ご案内申し上げます。


日時

令和3年3月15日(月) 13:30~14:30

場所

青森県トラック協会 三八地区研修センター
八戸市大字長苗代字化石26-11 TEL 0178-28-2131

主催

公益社団法人青森県トラック協会

内容

・特殊車両通行許可における誘導車の概要
・主な改正内容
・特殊車両の通行に係る誘導等ガイドライン及びオンライン講習について
・質疑応答 他

講師

国土交通省 東北地方整備局 青森河川国道事務所
道路管理第一課 課長 大舘 秀明 様

参加対象

特殊車両輸送を行っている青森県トラック協会会員事業者及びその荷主企業ご担当者

参加申込

 参加申込書に必要事項をご記入の上、3月8日(月)までに青森県トラック協会事務局宛ファックスにてお申し込みください。

参加定員

 受講者同士の間隔を確保するため、定員を30名とさせて頂きます。定員に達した場合は早期にお申込み締め切りとさせて頂きます。

その他

・感染症予防対策として、ご参加される皆様にはマスク着用及び手洗いの励行をお願いいたします。
・会場内は換気を行うため、体温調節のできる服装でお越しください。
・当日、体調のすぐれない方は参加をご遠慮ください。
・新型コロナウイルス感染症の状況により、やむを得ず中止とする場合がございます。ご了承ください。

 

※ ご不明な点等ございましたら、下記へお問い合わせください。

公益社団法人青森県トラック協会 (電話 017-729-2000)または青森県トラック協会三八支部(電話 0178-28-2131)


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令和2年度「(公社)全日本トラック協会青年部会全国大会」のご案内(YouTubeライブ配信による開催)【終了しました】

 大会当日の模様(講演を除く)をYouTube全日本トラック協会チャンネルにてご覧いただけます。

 全日本トラック協会青年部会のFacebookページが開設されました。


 例年2月に青年経営者を対象として東京都で開催されている全日本トラック協会青年部会全国大会ですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、YouTubeを使用したライブ配信により開催されることとなりました。

 青年部会員はもちろん、この機会に一般の会員の皆様にもご視聴いただきたく、下記の通りご案内申し上げます。


1.開催日時

令和3年2月19日(金)13:00~15:15

2.大会テーマ

つなぐ想い~地域を支える物流業界へ~

3.プログラム

13:00(1)開会 

13:00(2)開会挨拶

(公社)全日本トラック協会 青年部会長 岩田 享也

13:10(3)「青年経営者等による先進的な事業取組に対する顕彰」

顕彰事業の概要、審査委員会委員長講評、受賞事業の概要

13:35(4)各青年組織メッセージムービー紹介 

13:50(5)青年部会活動報告

(公社)全日本トラック協会青年部会 副部会長 黒田 智也

14:00(6)各青年組織の社会貢献活動紹介 

14:10(7)講 演

テーマ 「国際秩序変動の今こそ物流業の取るべき構え」
講 師 山猫総合研究所 代表 国際政治学者 三浦 瑠麗 様

15:10(8)閉会挨拶

(公社)全日本トラック協会青年部会 副部会長 河合 智哉

15:15(9)閉 会 

4.主催

(公社)全日本トラック協会

5.参加料

無料

6.視聴方法

開催日時近くになりましたら次の大会特設ページからご覧ください。

◆ 上記ページにあります「視聴方法はこちら(会員専用)」をクリックし、パスワード欄に全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載されているパスワードを入力してください。

◆ 参加にあたってのお申し込みなどは不要です。YouTubeライブ配信の視聴は、会社、ご自宅のパソコン、スマホ、タブレットなどの機器とインターネット環境があればどこからでも接続可能です。

◆ 支部青年部会によっては、地区研修センターでの「集合視聴」を行う場合がありますので、支部事務局からのご案内文書と併せてご確認ください。

7.お問い合わせ先

 ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会青年部会事務局(電話017-729-2000)までお問い合わせください。 以上

交通事故防止対策の徹底について

 1月22日午後6時5分ごろ、おいらせ町上久保の県道十和田三沢線で、本県事業所のトラックが横断歩道を渡っていた歩行者に衝突し、男子中学生(14歳)が死亡するという重大事故が発生しました。

 詳しい事故の状況については調査中ですが、現場は片側1車線、信号機のある三差路で事故当時は路面が凍結していたということです。

 過去5年間(平成28年~令和2年10月末)に発生した、本県事業所のトラックが第一当事者となった交通死亡事故を分析しますと

◎死者20名中、夜間発生の死者は18名(90%)
◎死者20名中。歩行者及び自転車利用者の死者は13名(65%)

であり、夜間の発生率が極めて高く、また対歩行者及び自転車利用者の割合が6割を超えていることが分かります。

 会員の皆様には、このような特徴点を踏まえた運行管理を適切に行い、下記事項につきまして運転者に再度徹底して下さるようお願い申し上げます。

◇ 確実な点呼の実施(健康チェック、アルコールチェックの徹底)

◇ 最新の交通情報、気象情報の活用

◇ 時間にゆとりのある運行計画の徹底

◇ 運転者に対し、冬道の交通事故防止対策の指導徹底

・ヘッドライトの上向き、下向きのこまめな切り替えによる歩行者、自転車利用者等の早期発見
・信号機のない横断歩道における歩行者優先の徹底
・急ハンドル、急ブレーキなどの「急」のつく操作の禁止
・車間距離を十分にとって速度は控えめ
・早めの燃料補給
・地吹雪、凍結、強風等の発生しやすい区間の確認

◇ 運転中のスマートホン、携帯電話等の使用禁止

 

この記事のお問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 適正化事業部 電話017-729-2000

2021年1月26日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

免許取得者採用のチャンス!厚生労働省委託事業「就職氷河期世代運転免許取得支援プログラム」の求人事業者登録ご案内

 全日本トラック協会では、今年度から令和4年度まで、厚生労働省委託事業「就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業」 ~トラックドライバーになるための運転免許取得支援プログラム~ を実施します。

 本事業は、就職氷河期世代(35歳~54歳)の求職者に対し、準中型、中型、大型のいずれかの運転免許取得とトラック運送業に関する基礎知識の講習等を無料で提供し、さらに求人のあるトラック運送会社とのマッチングにより、正社員としての就職を支援するものです。

 本事業にご登録いただいた会員事業者様につきましては、優先的に本事業参加求職者へご紹介いたします。免許取得者を採用できる機会となりますので、是非とも本事業をご活用ください。(最終的な採用の可否については、通常の採用と同様に採用試験等による事業者の判断となります。)

 また、現在貴社が雇用している就職氷河期世代の非正規雇用労働者も本事業の対象となります。(本事業の支援により免許を取得し正社員として採用。詳しい条件等は、下記問合せ先でご確認ください。)

 さらに、本事業により就職氷河期世代の方を採用した場合には、厚生労働省の「特定求職者雇用開発助成金」(資料4)の対象となります。

 本事業の概要は「資料1:実施概要」及び「資料2:スキーム図」を、具体的な手続きの流れについては「資料3:登録から採用までの手続きの流れ」をご覧ください。

 資料3に記載しておりますが、本事業にご参加いただく場合、ハローワークに求人票を提出(求人情報の登録)していることが前提となります。ハローワークに提出した求人票に基づき、本事業特設ウェブサイトより申込登録を行ってください。

※ 登録いただいた事業者様には、訓練生の職場見学・体験の受け入れをお願いすることとなります。ご案内については、訓練生の希望により、順次ご連絡をさせていただきますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。(職場見学・体験については、本事業の協力会社「アデコ株式会社」よりご連絡いたします。)

本事業に関するお問合せ先

○ 本事業への申込み手続き、職場見学・体験等、事業に関する各種対応について
アデコ株式会社 TEL 0120-934312 椎葉(しいば)・谷口

○ 本事業の主旨等について
(公社)全日本トラック協会 経営改善事業部 TEL 03-3354-1056
(公社)青森県トラック協会 業務部 TEL 017-729-2000

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第44回(令和2年度)中央近代化基金「補完融資」推薦申込追加公募について

 今年度の第44回中央近代化基金融資のうち、11月30日を公募期限としておりました「補完融資」につきましては、残枠が発生しましたので、令和3年1月4日より、追加公募を実施することに致します。

 詳細は下記リンク先を参照のうえ、青森県トラック協会までお申し込み下さい。

お問い合わせ先

青森県トラック協会 業務部 電話:017-729-2000

令和2年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施します(令和2年12月10日~令和3年1月10日)

 令和2年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検が令和2年12月10日(木)~令和3年1月10日(日)の期間にて実施されます。

 今年度は、急増している大型トラックの車輪脱落事故や、飲酒運転事案の発生を踏まえ、各種安全対策を着実に推進する必要があります。また、新型コロナウイルス感染症による感染拡大を予防するため、業種別の感染予防対策ガイドラインを踏まえた対策の着実な実施に努める必要があります。

 これに加えて、自然災害により事業者自身が被災し運休が生じる事案や、令和3年に延期されたオリンピック・パラリンピック東京大会を見据えたテロ対策等、早急かつ適切な対応が求められていることから、下記のとおり、国土交通省全体の重点点検事項4点に加え、自動車局重点点検事項として5点が定められております。また、上記を踏まえた点検実施項目が示されています。

 各事業者においては、総点検の実施により安全確保の徹底を図りましょう。

 また、青森運輸支局より自主点検表の提出を求められていますので、ページ下部よりダウンロードし、必要事項をご記入の上、2021年1月15日(金)まで青森県トラック協会あて提出いただきますようお願いいたします。

重点点検事項

【国土交通省全体】

    1. 安全管理(特に乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、乗務員に対する指導監督体制)の実施状況
    2. 自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
    3. テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
    4. 新型コロナウイルス感染症に関する感染拡大予防ガイドラインの遵守状況、新型インフルエンザ対応マニュアル、事業継続計画の策定状況、対策に必要な物資等の備蓄状況及び職場における感染防止対策の周知・徹底状況などの感染症対策の実施状況

【自動車局】

    1. 軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策の実施状況
    2. 健康管理体制の状況
    3. 運転者に過労運転を行わせないための安全対策の実施状況
    4. 運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策の実施状況
    5. 車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況(特に大型自動車の車輪脱落事故防止対策及びスペアタイヤ等の定期点検実施状況)
      ※トラック運送事業関係は2.~5.

※ ご不明な点等ございましたら青森県トラック協会までお問い合わせください。
  【法令・規則等に関すること】適正化事業部 電話017-729-2000
  【自主点検表の提出等に関すること】業務部 電話017-729-2000