荷役作業時における交通事故防止の徹底について

 県内の交通事故の発生状況は、発生件数、負傷者数は前年と比べ大幅に減少している一方で、死者数は前年同時期と同数で推移しており、予断を許さない状況にある中、去る7月11日昼頃、八戸市内において会社の敷地から後退しながら道路を横断していたフォークリフトが歩行者と衝突し、歩行者が死亡する交通事故が発生しました。

 荷役作業でフォークリフトを利用する機会のあるトラック運送事業者においては、トラックによる交通事故はもちろん、フォークリフトによる交通事故の防止につきましても、下記事項について周知徹底を図り、同種事案の再発防止につきまして万全を期されるようお願い申し上げます。

  1. 死角に潜む危険性と車両を後退させる際の後方安全確認の徹底
  2. 「慣れ」や「油断」による慢心の排除
  3. ちょっとした不注意がもたらす重大事故発生の危険性

■敷地内でのフォークリフトの走行及び荷役作業において、作業者、歩行者及び一般車両等に危険を及ぼす場合は、誘導員を配置し安全を確保しましょう。

■フォークリフトの走行通路は白線等により明確に分離し、敷地境には一時停止ラインを設定し、歩行者等の安全を確保しましょう。

■フォークリフトによる作業を行うときには作業計画を定め、その作業計画により作業を行いましょう。また、定められた作業計画は関係作業者に周知させましょう。

 
2018年7月24日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

「事故防止大会」(同時開催:「追突事故防止マニュアル」活用セミナー)を開催します!/8月23日(木)【終了しました】

 平成29年9月に全日本トラック協会が策定した「トラック運送事業における総合安全プラン2020」においては、2020年までに死者数を200人以下とすること等、新たな目標が設定されております。
 この目標達成のため、全日本トラック協会、都道府県トラック協会およびトラック運送事業者が連携し、事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を車両台数1万台当たり「1.5」件以下とすることを重点削減目標に位置づけ、交通事故防止対策の一層の推進を図る必要があります。
 その一環として、事故防止大会及びセミナーを開催し、会員事業者の事故防止意識とスキルの更なる向上を図ります。

  1. 主催
    全日本トラック協会、青森県トラック協会との共催

  2. 日時
    平成30年8月23日(木)13:00~16:30

  3. 場所
    青森県トラック協会研修センター

  4. 内容
    ■青森県内における事業用トラックの事故発生状況について
     公益社団法人青森県トラック協会 適正化事業部
    ■第1部 セミナー
     テーマ 「追突事故防止マニュアル」の活用について

     講師  東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 専任講師
    ■第2部 出席者同士の小集団での情報交換(グループ討議)


     追突事故は事業用トラックの人身事故において約半数を占め、業界の安全対策における最重要課題の一つです。

     そこで、全日本トラック協会が追突事故防止に関してとりまとめた「トラック追突事故防止マニュアル~追突事故撲滅キット~」の内容を丁寧に説明した上で小集団での情報交換を行い、理解を深めます。

  5. 事故防止安全決議
    決議の採択により交通事故防止への決意をあらたにし、意識高揚を図ります。

  6. その他
    ◇ セミナー受講者には、受講証を発行いたします。
    ◇ このセミナーを管理者等が受講した場合、Gマークの2点付与対象となります。
    ◇ 遅刻、早退、途中退席の場合は受講証を発行いたしません。
    ◇ 東京海上日動火災保険(株)は、全日本トラック協会「トラック追突事故防止マニュアル~追突事故撲滅キット~」の受託事業者です。
    ◇ セミナーの最後に、アンケートの記入及び東京海上日動による事故防止サービスのご案内があります。

  7. 参加申込み
    下記より「参加連絡表」をダウンロードし、必要事項をご記入の上、8月16日(木)までに青森県トラック協会宛FAXにてお申込みください。

H29年1~12月 事業用トラック(第1当事者)全国での死亡事故の傾向

車両相互での事故の傾向

■ H29年1~12月の傾向をみると、「追突 駐・停車中」が最も多く29件(20.6%)となっている。
■ 次いで、「左折時衝突」23件(16.3%)、「出会い頭衝突」22件(15.6%)、「右折時衝突」16件(11.3%)と続いている。

 

道路区分での事故の傾向

■ 道路区分の事故類型(車両相互)別にみると、「一般道路」では「左折時衝突」が最も多く23件(20.9%)となっている。 次いで「出会い頭衝突」22件(20.0%)、「右折時衝突」16件(14.5%)、「正面衝突 その他」13件(11.8%)と続いて いる。
「高速道路」では「追突 駐・停車中」が最も多く20件(64.5%)となっている。次いで「その他」5件(16.1%)、「追突 進行中」4件(12.9%)と続いている。

※ 第二当事者となる「車両」には、道路交通法上の「軽車両」である自転車等を含む。
※ データ出典:全日本トラック協会 平成29年1~12月の 交通事故統計分析結果

 

特殊車両通行許可制度講習会(初心者向け)を開催します!/8月20日(月):三八地区研修センター)【終了しました】

全日本トラック協会との間に設置されておりますTV会議システムを活用した「特殊車両通行許可制度講習会」を下記にて開催いたします。

日時
平成30年8月20日(火)

場所
青森県トラック協会 三八地区研修センター
八戸市長苗代化石26-11 電話0178-28-2131

講習内容
特殊車両通行許可制度の基本的内容について 等

講習対象
(1)特殊車両通行許可制度に関する基本的な内容について知りたい方

(2)今度大型車両(20t超)の導入を検討されている方
※本講習は、特殊車両通行許可制度に関する説明会・講習会等を初めて受講される方や基礎知識を復習したい方向けの講習になります。

講習方法
インターネット回線を用いて全日本トラック協会と都道府県トラック協会とを結び、講師が講習を行います。受講者は、配布資料とTV会議システム画面を見ながら受講することになります。

申込方法
参加申込書をFAXにて青森県トラック協会事務局8月16日(木)までご連絡ください。

お問い合わせ先
公益社団法人青森県トラック協会 担当:業務部 電話017-729-2000

平成30年度 引越基本・管理者講習を開催します!/8月28日基本講習、8月29日管理者講習【終了しました】

 引越事業に関して引越利用者サービスレベルアップを図ることを目的とした引越基本講習、引越管理者講習を下記のとおり開催いたします。
 該当される方はご受講いただきますようお願いいたします。

 なお、引越基本講習は、引越管理者講習を受講するために必要な講習となっております。また、引越管理者講習は「引越事業者優良認定制度」の認定条件の一つとなっております。更新年度の方は、受講されないと資格が失効してしまいますのでご注意ください。

  1. 日時
    【 引越基本講習  】平成30年8月28日(火)10:00~16:00(予定)

    【引越管理者講習】平成30年8月29日(水)10:00~16:00(予定)
    ※ 受付時間:9時30分~9時50分(両日とも)
    ※ 2日連続で受講いただくことも可能です。

  2. 場所
    青森県トラック協会 研修センター
    青森市大字荒川字品川111-3 電話017-729-2000

  3. 受講対象者
    【 引越基本講習  】引越業務実務経験者(予定される方も含む)

    【引越管理者講習】平成17年度以降の全ト協統一形式基本講習を受講された方
    ※ 平成26年度以前の引越管理者講習受講修了者は再受講が必要になります。
    ※ 平成27年度の修了者の方は本年度が更新時期になります。
    ※ 過去の受講暦がご不明な場合は青森県トラック協会までお問い合わせください。


  4. 受講料
    協会会員 2,000円/1名
    非協会員 3,500円/1名
    ※ 講習当日お支払いください。

  5. 申込方法
    それぞれ受講される様式をダウンロードし、必要事項を記入して青森県トラック協会へ郵送下さい。

    郵送先:〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
    公益社団法人青森県トラック協会 引越講習 係

    ※ 締切後の受付は一切いたしませんのでご注意ください。
    ※ 両方の講習を受講される場合は、それぞれ申込書の送付をお願いいたします。 

  6.  締め切り
    平成30年8月15日(水)必着

  7. 講習当日は次のものをご持参ください。

8月28日【基本講習】
□ 筆記用具(講習最後にテストを行いますので、赤ペンもご持参ください。)

8月29日【管理者講習】
□ 筆記用具
□ 顔写真(申込書兼受験票をご覧ください。)
□ 名刺(複数枚)
□ 引越基本講習テキスト
  ※ 前日の基本講習で使用した平成30年3月発行のもの。
  ※ テキストをお持ちでない方は会場にて配布いたします。
□ 自社で使用している見積書(様式)

ご不明な点は、青森県トラック協会業務部(電話017-729-2000 担当:白川)までお問い合わせください。