交通事故防止対策の徹底について

 4月16日午後10時50分ころ、岩手県北上市の東北自動車道下り線でトラック2台とワゴン車1台が絡む死傷事故が発生しました。

 詳しい事故の状況については調査中ですが、事故現場は片側二車線のほぼ直線で、上り車線を走行していた本県事業所のトラックが中央分離帯を突き破り、下り車線に横転し、同トラックにワゴン車が衝突。その後大型トラックがワゴン車に追突したということです。

 この事故でワゴン車を運転していた男性(当時57歳)が死亡した他、追突した大型トラックを運転していた男性(当時42歳)が重傷を負い、本県事業所のトラックを運転していた男性(当時58歳)も軽傷を負いました。

 会員の皆様には、交通事故の発生は、加害者、被害者の別にかかわらず事業者にとって重大なリスクであることを認識していただき、下記事項の周知徹底方によりトラック輸送の安全確保に万全を期されるようお願い申し上げます。

◇ 確実な点呼の実施 (健康チェック、アルコールチェックの徹底)

◇ 時間にゆとりのある運行計画の徹底

◇ 運転者に対する交通事故防止対策の指導徹底
 ・交差点における歩行者、自転車利用者の安全確認の徹底
 ・夜間におけるヘッドライトのハイビーム、ロービームのこまめな切り替えによる歩行者、自転車利用者の早期発見
 ・薄暮時間帯における早めのライト点灯や明け方の時間帯におけるライト点灯
 ・携帯電話やスマートホン等による「ながらの運転」の禁止
 ・信号機のない横断歩道における歩行者優先の徹底
 ・勤務中(休憩、仮眠時を含む)における飲酒の禁止
 ・車間距離を十分にとって速度は控えめ
 ・あおり、幅寄せ行為等の危険運転の禁止