制限外積載許可における許可期間の延長等について/警察庁

 道路交通法第57条第3項に基づく制限外積載許可について、その取り扱いを定めた「制限外積載許可取扱要領」が改正され、行政事務の合理化及び申請者の負担軽減の観点から制限外積載許可に係る申請手続きの特例や審査方法について見直しが行われましたのでお知らせします。

■改正内容(概要)
・取扱要領「第6 申請手続きの特例」関係
 許可期間を「原則として1年以内」に延長(従来は「原則として3か月以内」)
・取扱要領「第9 審査方法」関係
 実査の方法の明確化
 車両の構造等について図面、写真その他の資料により確認する方法を明記

■関係通達

2019年4月より特殊車両通行許可証の携行が電子機器でも可能となります!/国土交通省

 特殊車両通行許可証等※1は、道路法※2において、通行時に携行することが義務付けられています。

 通行経路が多い場合や特車ゴールドの許可の場合等には、許可証の分量が膨大となり、多くの保管場所をとられていましたが、2019年4月1日(月)から、紙による許可証の代わりにタブレット等での携行が可能となりました。

 なお、特殊車両の現地取締り等で許可証の提示(表示)を求められた際には、ドライバー自らタブレット等を操作し、走行している通行経路の許可証を表示させなければなりませんのでご留意ください。

※1経路表、経路図等を含む
※2道路法 道路法第47条の2第6項:許可証の交付を受けたものは、当該許可にかかる通行中、当該許可証を当該車両に備え付けなければならない。

詳しくは下記リンク先の広報チラシ、Q&Aをご確認ください。

 

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(平成31年1月末)/全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、平成31年1月末現在の合計13件で、昨年同期と比較して-11件となりました。

<1月単月>
大 型:8件(昨年同月比 -4)
中 型:5件(昨年同月比 -3)
準中型:0件(昨年同月比 -4)
普 通:0件(昨年同月比 ±0)

ホイール・ボルト折損等による大型自動車等の車輪脱落事故の防止等について(再徹底)/青森運輸支局

 平成30年12月末時点において、東北地方の大型自動車(車両総重量8トン以上のトラック及び乗車定員30人以上のバス)のホイール・ボルト折損等による車輪脱落事故の発生件数が、対前年度同月を上回るペースで発生しており、前年度発生件数の17件に迫る深刻な状況となっています。

 各事業者においては、下記リンク先(PDF)をご確認頂き、夏用タイヤ及び冬用タイヤに交換する際には、余裕のあるスケジュールで慎重に交換を行い、車輪脱落事故防止及び確実な車輪脱着作業の徹底を行なっていただきますようお願いいたします。

※ 下記リンク先の記事もあわせてご確認ください。

 

定期点検整備促進運動の実施等について/日本自動車整備振興会連合会

 一般社団法人日本自動車整備振興会連合会より、「定期点検整備促進対策要綱」に基づき、引き続き、2019年(平成31年)4月1日~2020年(平成32年)3月31日の1年間、定期点検整備促進運動を実施する旨の通知がありました。
 つきましては、本趣旨をご理解のうえ、定期点検整備促進運動の実施に取組んでいただきますようお願い致します。
 また、本運動の促進対策の一環として、使用される自動車の前面ガラスに貼付するステッカーが、「自動車の前面ガラスへ貼付するステッカーの指定について」にて国土交通大臣より指定されました事を併せてお知らせ致します。

 事業用自動車等の定期点検は、自家用乗用車などとは異なる使用状況や走行距離などを考慮し、3か月ごとに行うことが義務付けられています。

 また、自動車点検基準等の一部を改正する省令が昨年10月に施行され、定期点検の際の大型トラック・大型バスのスペアタイヤの点検が義務化されております。

下記リンク先の記事もあわせてご覧ください。

 

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(平成30年12月末)/全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、平成30年12月末現在の合計253件で、昨年同期と比較して-18件となりました。

<12月単月>
大 型:16件(昨年同月比 +4)
中 型:8件(昨年同月比 +1)
準中型:9件(昨年同月比 +7)
普 通:0件(昨年同月比 ±0)

 ご参考までに、昨年よりも死亡事故件数の少なかった一昨年同期と比較 しても-5件となっており、過去最小値となりました。

新東名高速道路及び東北自動車道における規制速度の引上げについて/警察庁

 平成29年11月から新東名高速道路(新静岡IC~森掛川IC)において、また、同年12月から東北自動車道(花巻南IC~盛岡南IC)において、規制速度110㎞/hへの引上げを試行し、実勢速度、交通事故状況等を分析したところ、試行状況について特に問題が認められなかったことから、本年3月1日、同区間において、規制速度120㎞/hへの引上げの試行が開始されることになりましたのでお知らせいたします。

 なお、大型貨物自動車等法定速度80㎞/hの車両につきましては、規制速度の引上げの対象とせず、80㎞/hのまま据え置かれることとなります。

 各事業者においては、速度差に起因する交通事故抑止を図るため、車線変更時の後方の安全確認や速度規制の遵守、十分な車間距離保持等、各種安全対策の更なる徹底をお願いいたします。

規制速度120km/hへの試行引上げ実施区間

・新東名高速道路 新東名高速道路 新静岡IC~森掛川IC(平成31年3月1日~)
・東北自動車道  花巻南IC~盛岡南IC(平成31年3月1日~)

詳しくは、下記リンク先をご確認ください。

 

 

ダブル連結トラックの本格導入を図るための特殊車両の通行許可基準の改正について/国土交通省

 ダブル連結トラックの導入に向け、平成28年10月より実証実験が行われておりましたが、その結果を踏まえ、国土交通省ではフルトレーラ連結車に係る特殊車両について、車両長の上限を現行の21メートルから25メートルへ緩和すること等の通行許可基準改正を行ないましたのでお知らせいたします。

国土交通省報道発表

ダブル連結トラック通行許可には通行経路、積荷、運転者などにそれぞれ条件が付されております。通行許可申請については下記リンク先をご確認ください。※「重要なお知らせ」欄を参照。

※ 現在のところ、主たる通行経路が新東名区間(海老名JCT~豊田東JCT)に限られます。

お問合せ先

(特殊車両通行許可基準の改正内容について)
道路局 道路交通管理課 車両通行対策室 竹下
TEL:03-5253-8111 (内線37432) 直通 03-5253-8483 FAX:03-5253-1617

(ダブル連結トラック実験について)
道路局 高速道路課 有料道路調整室 高戸
TEL:(03)5253-8111 (内線38382) 直通 03-5253-8491 FAX:03-5253-1619

 

 

事業用自動車事故調査報告書に係る事故の再発防止策について/国土交通省

 国土交通省 事業用自動車事故調査委員会では、下記の事業用自動車事故報告書をとりまとめ、公表いたしました。

 今後、同種の事故を未然に防止するため、同報告書において提言のあった再発防止策について、運送事業者等の関係者間において積極的に取組んでいただきますようお願い致します。

特別重要調査対象

発生年月日発生場所報告書へのリンク(PDF)報告書公表年月日
平成29年
8月25日
徳島県鳴門市
徳島自動車道
大型トラックの追突事故【概要版】
大型トラックの追突事故
平成31年1月25日公表

 

重要調査対象

発生年月日発生場所報告書へのリンク(PDF)報告書公表年月日
平成29年
2月26日
長野県佐久市
上越自動車道
貸切バスの追突事故【概要版】
貸切バスの追突事故
平成31年1月25日公表
平成29年
7月13日
福井県あわら市
県道29号線
貸切バスの追突事故【概要版】
貸切バスの追突事故
平成31年1月25日公表
平成28年
8月18日
北海道上川郡清水町
国道274号
貸切バスの追突事故【概要版】
貸切バスの追突事故
平成31年1月25日公表

 

そのほかの公表済み報告書は下記リンク先をご覧ください。

「平成30年度 自動車事故防止セミナー」申込受付終了のお知らせ/東北運輸局

 平成31年2月18日(月)に仙台市にて開催されます「平成30年度 自動車事故防止セミナー」については、多数のお申込を頂き、定員に達したため本日付で参加申込受付を終了させていただきました。

多数のお申し込み、ありがとうございました。