【再周知】大型車の車輪脱落事故防止に向けた「走る前、左後輪点検キャンペーン」の実施について

「走る前、左後輪点検キャンペーン」のさらなる実施徹底について|青森運輸支局(令和4年12月23日)

 国土交通省 東北運輸局では、令和3年度に発生した東北運輸局管内の大型車のホイール・ナット緩み等による車輪脱落事故が、再び増加に転じている状況を踏まえ、令和4年10月1日から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施していますが、この一環として東北トラック協会では、車輪脱落事故防止啓発のための「走る前、左後輪点検キャンペーン」動画を作成しました。

 各事業者(所)においては、大型トラックの全運転者の方を対象として、下記実施要領により、車輪脱落事故防止にかかる指導及び監督を実施し、その結果をご報告いただきますようお願い申し上げます。

 また、会員事業所に「左後輪チェックOK!」ステッカー2種類(丸型・長方形型)の配布を行っておりますので、下記貼り付け例を参考に、大型トラックへの貼り付けを行ってください。

「走る前、左後輪点検キャンペーン」実施要領

1.大型トラック運転者による動画視聴

 例年12月が車輪脱落事故発生件数のピークであることを踏まえ、できるだけ早い時期に、以下(1)~(2)の動画をすべての大型トラック運転者が視聴する。

※ (1) の動画はフルバージョン、ショートバージョンいずれかの視聴で可
※ 車輪脱着作業を行う大型トラック運転者は(3)の動画もあわせて視聴する。


2.大型トラック運転者に対する指導・監督

 大型車の車輪脱落事故防止対策として、大型トラック運転者に対し次の事項を指導・監督してください。

 ホイール・ナットは、10個(または8個)のうち最初の1個が外れたことに気づくことができれば、他のナットが外れる前に締め直すことで、車輪脱落事故を防ぐことができる。
 そのため、運行前の日常点検を適切に実施するほか、休憩や休息、荷積み荷卸しなどの都度、走行前に左後輪のホイール・ナットを目視にてこまめにチェックすることを指導・監督する。


3.「走る前、左後輪点検キャンペーン」の報告
  
※ 大型車を保有されていない、又は、整備工場等でタイヤ交換をされている事業者は「3.走る前、左後輪点検キャンペーンについて」のみ回答提出をお願い致します。

 各事業者(所)では、全ての大型トラック運転者に別紙1の自己チェックアンケートを記入させてください。

 各事業者(所)は、別紙1のアンケート結果を別紙2に取りまとめ、「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」の自主点検表(※)とともに、青森県トラック協会あて郵送またはファックスにてご報告願います。

 ご報告いただきました内容は、当協会から東北運輸局青森運輸支局へ回付いたします。

※「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」における自主点検表「5.車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況」(10)に、上記動画視聴に関する点検事項がございますので、あわせてチェックをお願いいたします。 

報告先

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

・郵送の場合

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 安全総点検係

・ファックスの場合

公益社団法人青森県トラック協会
ファックス番号 017-729-2266

 

 

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お問合せ先

ご不明な点は、青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施します(令和4年12月10日~令和5年1月10日)

 令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検が、令和4年12月10日(土)~令和5年1月10日(火)の期間にて実施されます。

 今年度は、激増している大型トラックの車輪脱落事故や、未だ根絶に至っていない飲酒運転事故及び、健康起因事故事案の発生を踏まえ、各種安全対策を着実に推進する必要があります。また、新型コロナウイルス感染症による感染拡大を予防するため、業種別の感染予防対策ガイドラインを踏まえた対策の着実な実施に努める必要があります。

 これに加えて、自然災害により事業者自身が被災し運休が生じる事案やテロ対策等、早急かつ適切な対応が求められていることから、下記のとおり、国土交通省全体の4つの重点点検事項に加え、6つの自動車局重点点検事項が定められております。

  各事業者においては、総点検の実施により安全確保の徹底を図りましょう。

重点点検事項

【国土交通省全体】

    1. 安全管理(特に乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、乗務員に対する指導監督体制)の実施状況
    2. 自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
    3. テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組、テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
    4. 新型コロナウイルス感染症に関する感染拡大予防ガイドラインの遵守状況、新型インフルエンザ対応マニュアル、事業継続計画の策定状況、対策に必要な物資等の備蓄状況及び職場における感染防止対策の周知・徹底状況などの感染症対策の実施状況

【自動車局】

    1. 軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策の実施状況
    2. 健康管理体制の状況
    3. 運転者に過労運転を行わせないための安全対策の実施状況
    4. 運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策の実施状況
    5. 車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況(特に大型自動車の車輪脱落事故防止対策及びスペアタイヤ等の定期点検実施状況)
    6. 大雪に対する輸送の安全確保の実施状況
      ※トラック運送事業関係は2.~6.

 各会員事業者(所)では、自主点検を実施し、その点検結果を、また、問題点があればその内容と講じた措置等について、下記「様式1-4 自主点検表」に記載し、令和5年1月12日(木)まで青森県トラック協会あて提出いただきますようお願いいたします。

 なお、提出いただいた自主点検表は青森運輸支局へ回付いたします。

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

 

※ ご不明な点等ございましたら青森県トラック協会までお問い合わせください。

【法令・規則等に関すること】適正化事業部 電話017-729-2000
【自主点検表の提出等に関すること】業務部 電話017-729-2000

2022年12月6日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検 ~動画資料で飲酒運転防止の指導・監督を実施しましょう~

 「事業用自動車総合安全プラン2025」において、飲酒運転の件数をゼロとすることを目標として各種取り組みを進めているところですが、昨年度青森運輸支局管内では、飲酒事案が2件発生しており、東北運輸局管内最多となる状況です。

 また、東北運輸局管内では今年度、現時点において残念ながら1件の発生(トラック)を確認しているところです。

 つきましては、今後事業用自動車の飲酒運転撲滅のため、各事業者(所)において、下記による取り組みを実施していただきますよう、お願いいたします。

1.動画資料を用いたトラック運転者への指導・監督

 令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検の期間中(令和4年12月10日~令和5年1月10日)、全てのトラック運転者に対し以下の動画を視聴させることにより

① 「これくらいなら大丈夫」といった過信が飲酒運転に繋がり
② 飲酒運転時は通常時より死亡事故率が大幅に上昇し(※)
③ 死亡事故を起こせば被害者はもちろん、自分自身の人生も滅茶苦茶になる

ということを理解させること。

2.令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検での報告

 総点検における重点点検事項において、1.の取組の実施状況を問うこととするので、全てのトラック運転者に対し実施した場合には、当該点検事項に「○」を記入し報告すること。

初任運転者特別指導教育を開催します【会員限定】八戸会場:12月1日~2日

 運送事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実施にトラックを運転させての「安全運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられています。

このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り行います。

受講対象者

初任運転者

・事業用自動車の運転経験者がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

開催日時

八戸会場【定員:30名】(先着順)

日 時:12月1日(木)~2日(金)
場 所:青森県トラック協会 三八地区研修センター 研修室

※今年度最後の初任講習となります。次回は4月を予定しております。

時間(両日)

※2日間の講習となりますので、全日程受講できない方はご遠慮ください。

1日目:9:00~18:00
2日目:9:00~17:00
◇受付時間:9:30~8:50(両日)

使用教材

(1)事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)

(2)初任適性診断を受講済みの方は「診断表(写)」

【テキストについて】
  ※1人1セット(10巻1冊)必ず持参してください。
  ※改訂版も公開されていますが、旧版の持参でも受講いただけます。
  ※改訂版は下記リンクからダウンロード、購入できます。

 

受講料

無 料

申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)ください。

※受付完了し次第、受領印を押して返送致します。

申込締切

11月25日(金)

※上記期間内であっても、会場の定員に足した場合は、受付を終了いたします。

 


※ 青ト協では「トラックドライバー等安全教育訓練」に対する助成も実施しており、受講料の7割(Gマーク取得事業者のついては全額)助成となります。
対象研修を受講することで、「初任運転者教育に対する特別な指導内容」(15時間以上)の基準を満たすことができますので、ご活用ください。

県内の指定安全教育訓練施設
ドライビングアカデミー弘前」 電話0172-28-2727


その他

※受講会場には手指消毒液を設置し、座席の間隔確保・換気の対策を行います。
※受講される方は、マスクの着用をお願い致します。
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、開催中止とする場合がございます。
※中止の際、テキスト購入代金の返金対応は致しませんのでご了承ください。
※換気等を行いますので、体温調節ができる格好でお越しください

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 電話 017-729-2000

 

事業用自動車の運転者に対する飲酒運転防止の徹底について

 東北運輸局管内において、下記の通り事業用自動車の飲酒運転事案が発生いたしました。

 各事業所においては、他山の石として事故防止の取組みを再度徹底していただきますよう、お願いいたします。

発生日業態管轄支局種類
令和4年8月21日貨物福島酒気帯び運転
事案概要

 午前3時50分頃、栃木県の国道において、信号待ちをしていた際に運転者席の窓から空き缶を車外へ投げ捨てたところを警察が目撃し、空き缶がビール缶であったことからアルコール検査をしたところ、当該運転者の呼気から0.15mg/l を超えるアルコールが検出されたことから検挙された。

 この事案による事故は発生していない。

 10月3日に福島支局が108条34通知を受理し、その後調査を行ったため、発生日から日数が経過したもの。

1.運転者に対する指導監督の徹底について

(1) 飲酒運転の危険性を理解させるため、アルコールが運転に及ぼす影響やアルコール依存症の危険について、計画的かつ継続的に教育を行うこと

(2) 運転者の健康診断、適性診断結果をもとに個人面談等を行い、特に飲酒習慣のある運転者に対しては、飲酒実態を把握したうえで適切な指導や改善等に取組むこと

2.点呼の厳正な実施について

(1) 帰庫時の点呼の実施にあたっても、アルコール検知器を使用した確認や、運転者の状態を目視等で確認するほか、帰庫車両の運転席等を点検し、酒の空き缶、ビン類の有無を確認して、乗務中における飲酒の有無の確認を強化すること。

(2) 遠隔地における点呼では、適切な時期に点呼を執行し、アルコール検知器の使用を徹底するなど、休憩中の飲酒により飲酒運転を招かない管理体制を構築すること。

 

新久里浜式アルコール依存症スクリーニングテストについて

 神奈川県にあります独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターによって作られた日本人向けアルコール依存症のスクリーニングテストです。

 アルコール依存度のチェックにご活用ください。

 

啓発用資料

貸出用ビデオライブラリに新作「ストップ!車輪脱落事故~タイヤ交換作業の手順と方法」を追加しました

 大型車の車輪脱落事故は、大事故に繋がりかねない大変危険なものですが、令和2年度は131 件、令和3年度には123 件発生しており、そのほとんどが11月~2月の冬期間に集中しています。

 そのため、全日本トラック協会では、車輪脱落事故防止のため、タイヤ交換の正しい手順、方法についてのDVDを作成しました。

 当協会ではこのDVDを会員向けに貸出しすることとしましたので、ご活用いただきますようご案内申し上げます。

DVDの主な内容

・タイヤの取り外し
・ハブ面の点検と清掃
・ディスク・ホイールの点検と清掃
・ホイール・ボルトの点検と清掃
・ホイール・ナットの点検と清掃
・潤滑剤の塗布
・タイヤの取り付け
・ホイール・ナットの増し締め

収録時間は約19分です。

DVDの貸出については下記ページをご確認ください。

※ ご不明な点等ございましたら、青森県トラック協会業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

※ 本DVDと同じものを会員所属支部を通じ全会員に1枚ずつ配布する予定としております。(11月頃を予定)

 

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第62回「正しい運転・明るい輸送運動」の実施について

 青森県トラック協会では、全日本トラック協会とともに年朱年始に向けた事故防止対策として、第62回「正しい運転・明るい輸送運動」を実施いたします。

 この運動は、交通・労働災害事故の防止、環境保全及び輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年末年始の輸送繁忙期における安全、安心な輸送サー ビスを提供することを目的としています。

 今回の実施計画では、事業用トラックドライバーに対する飲酒運転の根絶について、 トラック運送業界として各種啓発活動を展開し、その再発防止に積極的に努めているが、依然、事業用トラックドライバーによる飲酒運転事案が発生していることから、 全ト協作成 「飲酒運転防止対策マニュアル(令和4年6月改訂)」を活用し指導を徹底する他、 車輪脱落事故防止について、全ト協作成「ストップ!車輪脱落事故~タイヤ交換作業の手順と方法~」等を活用し実効性のある再発防止対策を推進するよう盛り込みました。

 

運動期間

令和4年11月16日(水)~令和5年1月10日(火)

実施事項

(1) 飲酒運転の根絶
(2) 追突事故及び交差点における事故防止の徹底
(3) 過労運転防止の徹底
(4) 確実な点呼の実施
(5) 携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底
(6) 健康診断の受診の徹底
(7) 荷役作業時の安全確保の徹底
(8) 高速道路における事故防止の徹底
(9) 車両の安全性確保の徹底
(10) 降積雪期における輸送の安全確保の徹底
(11) 正しい積付け・固縛方法の徹底
(12) エコドライブ及びアイドリング・ストップの徹底
(13) 運輸安全マネジメントの徹底
(14) 安全意識の高揚
(15) 輸送品質・サービスの向上

 本運動の趣旨を十分にご理解の上、下記実施計画により積極的に推進していただきますようお願い申し上げます。

 

運動の推進に当たっては、下記資料をご活用ください。

初任運転者特別指導教育を開催します【会員限定】青森会場:10月13日~14日

 運送事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられております。

 このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通り開催いたしますのでご案内申し上げます。

※受講会場には手指消毒液を設置し、座席の間隔確保・換気の対策を行います。
※受講される方は、マスクの着用をお願い致します。
※今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、開催中止とする場合がございます。
※中止の際、テキスト購入代金の返金対応は致しませんのでご了承ください。
※換気等を行いますので、体温調節ができる格好でお越しください。

 

受講対象者

初任運転者

・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

開催日時

青森会場【定員:50名】(先着順)

日時:10月13日(木)~ 14日(金)
場所:青森県トラック協会研修センター 2階大研修室

※今年度の青森会場の初任教育は今回が最後となります。

時間(両日)

※2日間の講習となりますので、全日程受講できない方はご遠慮ください。

1日目:9:00~18:00
2日目:9:00~17:00
受付時間:8:30~8:50(両日)

使用教材

(1)事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)

(2)初任適性診断を受講済みの方は「診断表(写)」

【テキストについて】
  ※1人1セット(10巻1冊)必ず持参してください。
  ※改訂版も公開されていますが、旧版の持参でも受講いただけます。
  ※改訂版は下記リンクからダウンロード、購入できます。

 

受講料

無 料

申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入に上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申し込みください。

※ 受付完了し次第、受領印を押して返信致します。

申込締切

10月5日(水)

   ※上記期間内であっても、会場の定員に足した場合は、受付を終了させて頂きます。

次回の予定

【八戸会場】 12月1日~2日
 ※今年度青ト協で開催される最後の初任教育となります。


※ 青ト協では「トラックドライバー等安全教育訓練」に対する助成も実施しており、受講料の7割(Gマーク取得事業者のついては全額)助成となります。
対象研修を受講することで、「初任運転者教育に対する特別な指導内容」(15時間以上)の基準を満たすことができますので、ご活用ください。

県内の指定安全教育訓練施設
ドライビングアカデミー弘前」 電話0172-28-2727


お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 電話 017-729-2000

 

 

50両以上の会員の皆様へ~令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検実施のお願い

 令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検の実施について、東北運輸局青森運輸支局より通知がございました。

 大型自動車の重点点検については、国土交通省「令和4年度 自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検の実施要領」において定められております。

 会員事業者のうち、青森県内に本社を有し、車両総重量8トン以上の事業用貨物自動車を50両以上保有している事業者につきましては、9月1日~11月30日の重点点検期間中に定期点検(3ヶ月点検または12ヶ月点検)を行う大型自動車について、重点点検項目を特に留意して点検し、その点検結果を別紙1.別紙3:重点点検報告様式に記入し、青森県トラック協会あて12月16日(金)必着にて郵送でご報告頂きますようお願い申し上げます。

 青森県トラック協会では、会員の皆様より提出された重点点検報告をとりまとめ、青森運輸支局へ回付いたします。

※ 期間中(9月1日~11月30日)に定期点検を実施した車両が存在しない場合についても、定期点検実施台数を「0台」として記入し、ご報告願います。

重点点検項目

 点検時期
3ヶ月点検12ヶ月点検

 




原動機燃料装置燃料もれ同左
電気装置電気配線接続部の緩み及び損傷同左
制動装置ホース及び
パイプ
漏れ、損傷及び取付状態同左
ブレーキ・チャンバ(トラックのみ)ロッドのストローク同左
機能

 

重点点検報告様式送付先

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 重点点検係

お問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

「交通事故、労働災害事故防止コンクール」を実施します(令和4年9月~令和5年2月)

 今年も秋の輸送繁忙期及び冬期間をとらえ、下記実施要綱及び実施要領の通り、交通事故、労働災害事故防止コンクールを全会員、全従業員を対象に実施することと致しました。
 つきましては、この主旨に賛同参加され、全会員、交通、労働災害事故「0」を目指し、自己防止に万全を期されるようお願い申し上げます。

※本コンクールによる表彰は、貨物自動車運送適正化事業実施期間が実施している貨物自動車運送事業安全性評価事業「Gマーク」を申請する際の加点対象にもなりますのでご活用ください。
※報告書、自認書の提出は、所属支部へお願い致します。

 

交通事故、労働災害事故防止コンクール実施要綱

第1条 目的

 安全輸送は、トラック事業にとって企業防衛であると同時に、社会的責務をともなっている。
 我々トラック業界は、秋の輸送繁忙期及び冬期間をとらえ、業界ぐるみで交通事故、労働災害防止運動を展開し、会員相互の連帯意識と安全思想の高揚を図るとともに、安全で明るい輸送を達成することを目的とする。

第2条 実施期間

本年9月1日から翌年2月末日まで6ヶ月

第3条 重点目標

1.過積載運行、過労運転の防止
2.シートベルト着用の徹底
3.違法駐車の排除
4.追突事故の防止
  (1)わき見運転及びいねむり走行の排除
  (2)安全な車間距離の保持
  (3)安全な速度の励行
5.交差点での安全確認
6.車両の適正管理と点検整備の励行
7.確実な点呼と的確な指示
8.高齢者、若年者の交通事故防止
9.交通マナーアップの徹底
10.飲酒及び酒気帯び運転の徹底追放
11.荷役作業中の墜落、転落及び転倒等の事故防止

第4条 主催

公益社団法人青森県トラック協会
陸上貨物運送事業労働災害防止協会青森県支部

 

交通事故、労働災害事故防止コンクール実施要領

1.参加事業所

公益社団法人青森県トラック協会、陸上貨物運送事業労働災害防止協会青森県支部会員とする。

2.実施の単位

本コンクールへの参加は事業所単位とする。

3.優良事業所の条件

次の各項目(1)~(4)全てに該当する事業所とする。

(1)交通及び労働災害事故に関し、次の有責事故皆無事業所であること。
   ア.死亡事故(死亡災害)
   イ.14日以上の入院を伴う交通事故
   ウ.休業4日以上の労働災害事故
   工.総額200万円を超える物損(自動車、積載物、家屋その他の物件の損害)事故
   オ.車両の転覆、転落、火災及び踏切事故
(2)積極的に交通及び労働災害事故防止運動を実施した事業所であること。
(3)重点事項に関して、運輸・警察・労働当局から行政及び刑事上の処分を受けたことのない事業所であること。
(4)交通及び労働災害事故防止に関し、他の模範と認められる事業所であること。

4.事業所の成果報告書提出

(1)優良事業所の条件に該当する事業所にあっては、期間終了後、交通事故・労働災害事故防止コンクール成果報告書(別添様式)を令和5年3月10日(金)までに当該支部長宛提出するものとする。尚、期日は厳守すること。

(2)前記報告書の提出にあたっては、有責事故皆無の自認書(報告書と併用)を作成すること。

5.優良事業所候補の推薦

 本部及び各支部長は、事業所から提出された有責事故皆無事業所について、報告の内容及び優良事業所の条件各項について評価し、推薦に価すると認めたものを優良事業所
候補として3月末日(期限厳守)までに協会宛推薦するものとする。

6.優良事業所の選考及び決定

(1)選考及び決定は、交通対策・労務厚生委員会の審議を経て公益社団法人青森県トラック協会会長(以下、会長という)が行う。
(2)交通対策・労務厚生委員会は、関係機関から意見を聴く。

7.表彰

(1)公益社団法人青森県トラック協会は、第6項により選考された事業所に対して表彰を行う。
(2)本コンクールの表彰は会長名にて行う。
(3)第6項にて優良事業所として選考された事業所を、公益社団法人青森県トラック協会及び陸上貨物運送事業労働災害防止協会青森県支部総会において表彰する。

8.実施上の留意事項及び広報活動

(1)趣旨の周知徹底

 各社・事業所では、朝礼、社内報等を利用し、本コンクール実施の趣旨を従業員一人ひとりに周知させること。

(2)運行及び積荷の実態に応じた効果的な推進

 重点項目を推進するにあたっては、運行距離、運行地域、運転者の年齢、運転経験、車種別等の運行実態及び、積荷、荷役作業等の実態を十分勘案の上、従業員数、車両数等に応じて事業所ごとにキメ細かな方法で行うこと。

(3)書簡による事故防止の推進

 事業所ごとに従業員、特に運転者の家族に対して書簡を送り、本コンクールの実施を周知させるとともに協力を呼びかけ、事業所・家族ぐるみで推進すること。
 実施に際しては、事業所の実情に応じ、例えば書簡を給料袋に同封、各家庭に郵送、管理者、先輩等による家庭訪問配布など効果のあがる方法に配慮すること。

この記事のお問合せ先

青森県トラック協会業務部 電話017-729-2000