運輸防災マネジメントセミナー&運輸防災ワークショップ(運輸防災マネジメント強化キャンペーン:上期)オンライン開催のご案内|国土交通省 東北運輸局

 近年、自然災害が頻発化・激甚化、さらに広域化する中で、国民生活や社会経済活動の維持に大きな役割を担う運輸事業者には、発災時に被害の軽減と被害の拡大防止を図るとともに、安全を確保した上で業務活動の維持や早期回復を図ることが期待されており、自然災害への対応力の向上が期待されています。

 このような中、自然災害への対応力を向上させるためには、まずは、自然災害リスクを的確に把握すること(相手を知ること)が必要になります。その上で、自社に対する自然災害リスクに応じた事前の備えから事後の対応までの対策をハード・ソフトの両面から実施する事が必要になります。さらに、いつ発生するか分からない災害に対応するためには日頃から防災意識を高め、災害に対する想像力を向上させることも併せて必要になります。

 このため、国土交通省では、令和3年度以降、上期(5月~10月)に、風水害や地震・津波を、下期(12月)に雪害をテーマとして運輸事業者の取組ポイントや各種情報を盛り込んだ「運輸防災マネジメントセミナー&運輸防災ワークショップ(運輸防災マネジメント強化キャンペーン)」を開催させて頂きました。

 令和5年度は、昨年度に引き続き、上期(5月中旬~6月)においては、出水期に備えて「風水害」をテーマとして、地方毎に「運輸防災マネジメントセミナー&運輸防災ワークショップ(運輸防災マネジメント強化キャンペーン)」をオンラインにて開催させて頂く運びとなりましたのでお知らせいたします。

運輸防災マネジメントセミナー(東北運輸局開催)

開催日

令和5年6月22日(木)13:30~16:00

開催方法

Microsoft Teamsを使用したリモート方式

申込方法

下記URL【地方運輸局開催】の欄より、お申し込みください。

URL:https://www.mlit.go.jp/unyuanzen/unyu_bousai_campaign2023.html

受講定員

オンライン形式 200名(内ワークショップ20名)
※ワークショップの参加は、選択制(希望者のみ)としておりますので、セミナーのみの方もご参加いただけます。

対象者

各運輸事業者等において防災担当部署等に所属する方。

募集期間

6月19日(月)17:00まで

 連絡事項

以下についてご確認ください。

・資料を画面に表示するため、PC又はタブレット端末でのご参加をご検討下さい。
・質疑応答の時間を設けております。ご質問はチャット機能を用いてお受けいたしますので、必要に応じキーボード等を御用意下さい。

電波はルールを守って正しく使いましょう(電波利用環境保護周知啓発強化期間)/総務省東北総合通信局

 総務省では、良好な電波利用環境を保護するため、利用者・国民の意識向上を図ることを目的に、毎年6月1日から10日までを「電波利用環境保護周知啓発強化期間」と定めています。

 電波は目に見えませんが、限りある資源です。大切な電波を効率よく、誰もが安心して利用できるようにするために電波法などで電波のルールが定められています。

 電波は航空機や船舶、警察、消防、救急用など、私たちの生活の安心・安全の確保に使われています。不法電波は、このような大切な通信を妨害して私たちの生活や、人命の安全を脅かします。

 電波はルールを守って正しく使いましょう。

 

電波の混信・妨害についてのお問い合わせ

〒980-8795 仙台市青葉区本町3-2-23
総務省 東北総合通信局 相談窓口 022-221-0641
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/

融雪出水期における防災態勢の強化について|内閣府 中央防災会議

 今冬も昨冬と同等、ところによっては昨冬を超える記録的な降雪量を観測した地域がある中、除雪作業中の事故等により、多くの人的被害が発生しました。

 今後、融雪出水期を迎えるにあたり、気温上昇に伴う雪崩及び落雪の発生や、大雪後の融雪に伴う出水による河川の氾濫及び土砂災害によって被害が発生するおそれがあること等から、今般、中央防災会議会長(内閣総理大臣)より、「融雪出水期における防災態勢の強化について」(令和5年3月3日付け中防災第74号)による通知がありましたのでお知らせいたします。

 なお、各市町村の降雪対応についての理解を深めるため、平成31年1月発行の「市町村のための降雪対応の手引き」(内閣府作成)についても、あわせてお知らせいたします。

降積雪期における輸送の安全確保の徹底について(再周知)|国土交通省

 気象庁によると、関東甲信地方では 10 日午前中から広い範囲で雪が降り、山地や山沿いを中心に大雪となって、都心を含む平地でも広く積雪となる見込みです。午後には沿岸部を中心に雨に変わるが、山地や山沿いでは 11 日はじめにかけて雪が続く見込みです。なお、降水量が多くなった場合や雨に変わる時間が遅くなった場合は、平地を含め、広い範囲で警報級の大雪となる見込みです。また、東北太平洋側でも 10 日後半から 11 日はじめにかけて、警報級の大雪となる可能性があります。

 このため、大雪や路面凍結による交通障害に十分注意するとともに、電線等への着雪に注意が必要です。

 各事業者(所)においてはあらためて次の事項について留意し、輸送の安全確保等、事故の防止に努めるようお願いします。

降積雪期における輸送の安全確保の徹底について

(1)気象情報(大雪や雪崩、暴風雪等に関する警報・注意報を含む。)や道路における降雪状況等を適時に把握し、以下の対策を講ずることにより、輸送の安全確保に万全を期すこと。

  1. 災害発生時の社内における連絡体制を改めて確認すること。

  2. 気象予報や路面の状況、降雪状況等を勘案しつつ、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着を徹底すること。

  3. 冬用タイヤの溝の深さがタイヤ製作者の推奨する使用限度を超えていないことを日常点検時に確認すること。

  4. 点呼時等において、運行経路の道路情報や、気象情報に基づき、乗務員に適切な指示を行うこと。

  5. 積雪・凍結時における要注意箇所の把握に努めること。

  6. 気象状況が急変し、安全運行が確保できないおそれがある場合は、運行の中止等の指示を行うとともに、バスの運休、タクシーの配車の休止、宅配便の集配荷の休止など、サービスの停止に係る情報については、ホームページ等を通じて利用者に分かりやすく情報提供すること。

  7. 乗務員に対して、スリップの要因となる急発進、急加速、急制動、急ハンドルを行わないよう指導するとともに、道路状況、気象状況に応じた安全速度の遵守、車間距離の確保について指導を徹底すること。

(2) 大型車の車両脱輪事故を防止するため、スタッドレスタイヤへの交換時等に、ホイール・ボルトの誤組防止、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を確実に行うこと。

 

 全日本トラック協会では、下記リンク先にて「雪道対策について」のコーナーを設け、雪道対策や道路情報のリンクを掲載しておりますので、これらの情報もご活用ください。

 

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国土交通省認定「防災マネジメントセミナー」開催のご案内|自動車事故対策機構 青森支所

 頻発化、激甚化する災害。現代日本を生きる我々にとって、災害対策は切り離せない課題となっています。

 そのため、自動車事故対策機構では、令和2年7月に「運輸防災マネジメント指針」が公表されたことを受け、「防災マネジメントセミナー」を下記にて開催することといたしました。

 「何をしていいかわからない」「どこから手をつけたらいいか」とお悩みの事業者の皆様、是非この機会に運輸防災に関する知識を深めていただき、命を、会社を、地域を、ひいては日本を守るため、当機構と共に第一歩を踏み出してみませんか。

 運輸防災に関する基礎知識をはじめ、災害リスクの把握と備え、災害後の迅速な事業復旧など、自社の防災体制チェック、取組み優先順位の確認等にお役立てください。


日時

令和5年2月2日(木) 13:00~(受付開始 12:30~)

場所

青森県交通会館 2階 大会議室
青森市大字浜田字豊田139-21(青森運輸支局となり)

※ 駐車場は青森運輸支局車検場の駐車場をご利用ください。

受講料

5,200円(当日受付で現金にてお支払い)

対象

・運輸防災マネジメント指針を勉強したい方
・これから災害対策を推進していきたい事業者様

受講申し込み方法

下記リーフレット3枚目の「セミナー申込書」に必要事項をご記入の上、ファックスにてお申し込みください。(ファックス番号は申込書に記載)


この記事のお問合せ先

自動車事故対策機構(NASVA)青森支所
電話 017-739-0551

大雪に対する緊急発表を踏まえた輸送の安全確保について|国土交通省

 今月22日夕方から26日頃にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるところがある見込みです。

 つきましては、通達「降積雪期における輸送の安全確保の徹底について(令和4年11月30日付け国自安第108号)」の徹底を改めて図るとともに、特に下記の事項について取り組んでいただき、降積雪期における輸送の安全確保に万全を期すようお願いします。

 なお、輸送の安全を確保するための措置を適切に講じずに運行し、積雪等による立ち往生の原因となった場合には、監査等で事実関係を確認した上で行政処分の対象となります。

  1. 年末年始の大雪に備え、最新の気象情報や交通情報等に留意するとともに、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底を図るほか、日常点検時に冬用タイヤの摩耗劣化の状況を確認する等、輸送の安全確保に万全を期すこと。

  2. 必要により広域迂回の実施や、通行ルートの見直し等を行うこと。

  3. 路線の運休や配送の遅延等が生じた場合には、利用者等に対する情報提供に努めること。

  4. 大型車の車両脱輪事故を防止するため、冬用タイヤへの交換時等に、ホイール・ボルト、ナットの点検・清掃、潤滑剤の塗布、締付トルクの管理、交換作業後の増し締め等を確実に行うこと。

 

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大雪に対する国土交通省緊急発表|国土交通省

 22 日夕方から 26 日頃にかけて北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるところがある見込みです。

 西日本にも強い寒気が流れ込み、また、寒気の動きが遅いため、北日本から西日本の日本海側を中心に長期間にわたって大雪となるところがある見込みです。本年 12 月17 日からの大雪の際にも車両の立ち往生が発生していますので、十分に警戒してください。大雪の場合は不要不急の外出を控えてください
 やむを得ず自動車を運転する場合は、ドライバーの皆様には、冬タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底、スコップや砂等の冬用装備の携行をお願いします。また、降雪状況等により、広範囲での通行止めや、結果として、高速道路と並行する国道等が同時に通行止めとなる場合があります。広域迂回の実施通行ルートの見直しなどのご協力をお願いします。
 過去の大雪の際には、大型車の立ち往生が主な原因となり、甚大な影響が生じています。運送事業者は、大雪時等輸送の安全の確保に支障を生ずるおそれがあるときは、事業用自動車に冬タイヤが装着されていることの確認等、安全を確保するために必要な措置を講じることが必要です。なお、雪道において悪質な立ち往生が発生した場合には、監査で事実関係を確認したうえで、講じた措置が不十分と判断されれば、行政処分の対象となります。適切な運行管理を行うようお願いします。

 大雪が予想される地域では、公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります。

 最新の気象情報や交通情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動いただくようお願いします。

 

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冬期間の悪天候対策のお願いについて|青森県警察本部 交通規制課

 先般、新潟県において、大雪による大規模な道路の通行止め・立ち往生事案が発生しております。
また、青森県内においても平成24年2月に国道279号において、同じく大規模な立ち往生事案が発生したことも記憶に新しいところです。
 このような大規模交通障害に対し、青森県警察本部交通規制課から、

○悪天候時の危険路線の周知、情報共有
○気象情報や道路状況を踏まえた運行管理

について要請がありました。
 会員の皆様には、今まで以上に大雪等の悪天候に対する備えを徹底していただくようお願いします。

みちのく有料道路でスタック多発!タイヤチェーンの携行と早め装着のお願い|青森県道路公社

 令和4年12月15日から16日にかけての大雪で、七戸町と青森市を結ぶみちのく有料道路においてチェーン未装着トラックによるスタックが多発しており、渋滞の原因になることはもちろん、道路の安全な通行に支障をきたしているところです。

 みちのく有料道路はそのほとんどが標高100~250メートルの山間部となっており、平地よりも積雪が多くなっています。

 また、最大勾配は4.0%~5.0%で、路面状況によってはスリップしてしまうと再発進は非常に困難です。

 特に注意が必要な個所は、青森方面行き(下り線)1.8~2.1kp付近(記念碑前非常駐車帯~東天間トンネル・最大勾配5.0%)で、12月15日が4台、16日が1台スタックして動けなくなり、渋滞の原因となりました。

 青森県道路公社では、こまめなパトロールや除雪体制強化により安全確保に取り組んでいるところですが、降積雪が予想されている場合は早めのタイヤチェーン装着を実施していただき、安全運転でご通行いただきますよう、お願い申し上げます。

 なお、みちのく有料道路の気象・路面の状況は、青森県道路公社 みちのく管理事務所(監視室)でご確認いただけます。

青森県道路公社 みちのく管理事務所(監視室)電話 017-726-6201

特に注意いただきたい地点

下り線(青森方面行)

① 1.8~2.1kp付近(記念碑前非常駐車帯~東天間トンネル)
  最大勾配5%

② 8.5~9.2kp付近(七戸側~みちのくトンネルに入る手前)
  最大勾配4%

上り線(七戸方面行)

③ 13.5~14.0kp付近(青森側~みちのくトンネルに入る手前)
  最大勾配4%

④ 16.0~16.5kp付近(滝沢トンネル青森側)
  最大勾配4.8%

チェーン等着装可能地点

(1) 下り線 1.8kp非常駐車帯(記念碑前)
(2) 上り線 18.2kp非常駐車帯(駐車帯が狭いため、チェーン装着後は早めの移動をお願いします)

※ 下記の道路勾配地図もあわせてご確認ください

 

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関連動画(YouTube「全日本トラック協会チャンネル」)

雪道走行の心得と対策ポイント

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降雪予測による大型車向け所要時間検索システム(社会実験)について|国土交通省東北地方整備局

国土交通省東北地方整備局では、東北自動車において冬季の降雪や視界不良等による交通障害が発生している中、パソコン、スマートフォン向けに24時間先までの降雪状況等を考慮した所要時間情報を提供し、冬季の安定した移動を支援する社会実験を行います

社会実験の概要

○ 実験期間:令和4年12月16日(金)~令和5年2月28日(火)まで

○ 実験区間:東北自動車道 全線(川口JCT~青森IC)

○ 対象:トラック事業者

社会実験への参加方法

下記「大型車向け所要時間検索システム」バーナーをクリックしアクセスください。

(システムメンテナンス中の場合があります。ご了承ください。)

※ アンケートなどが表示されている場合は回答にご協力ください。

 

~参考資料~