遠隔点呼実施要領について|国土交通省

 自動車運送事業における運行管理については、道路運送法又は貨物自動車運送事業法体系において、輸送の安全の確保のため、自動車運送事業者において、営業所に運行管理者を配置し、原則として対面により点呼を行い必要な指示を与えること等が定められています。

 他方、近年、運行管理に活用可能な情報通信技術(ICT)の発展が目覚ましく、事業用自動車総合安全プラン2025において、「高度な点呼機器の活用によるIT点呼(遠隔点呼)の対象拡大を検討」するとされたこと等を踏まえ、令和3年3月に産学官の有識者で構成された運行管理高度化検討会を設置し、ICTを活用した運行管理の高度化に向けた検討を進めてきたところです。

 今般、同検討会において、遠隔点呼に使用する機器・システムの要件や運営上の遵守事項等、対面での点呼と同等の確実性を担保するために必要となる項目がとりまとめられましたのでお知らせいたします。

 

■遠隔点呼の要件について

✓ 機器・システム要件

カメラ、モニター、アルコール検知器などの機能・性能に関する要件があります。

✓ 施設・環境要件

点呼場所の明るさ、カメラ設置場所、通信・通話環境などの要件があります。

✓ 運用上の遵守事項

事業者が遠隔点呼を行うにあたり、その運用上遵守すべき事項が定められています。

※ 遠隔点呼は、事業者からの申請に基づき、これら要件を満たしていることが確認され、かつ、運行管理高度化検討会の監督下において行われることが認められることにより行うことができます。

 

■ 運輸支局長等への 申請・届出について

 遠隔点呼を 行おうとする事業者は、下表に定める遠隔点呼を開始しようとする予定月に応じた提出期限までに、別紙1の申請書を遠隔点呼実施営業所等及び被遠隔点呼実施営業所等を管轄する運輸支局長等への提出が必要です。

遠隔点呼開始予定月申請書提出期限
令和4年7月~令和4年9月令和4年5月31日
令和4年10月~令和4年12月令和4年8月31日
令和5年1月~令和5年3月令和4年11月30日

 

要領施行時期

令和4年4月1日

詳しくは、下記通達をご確認ください。

お問合せ先

ご不明な点がございましたら下記へお問い合わせください。
・青森県トラック協会 適正化事業部 電話017-729-2000

大型車の冬用タイヤ交換作業後の増し締めの徹底について|国土交通省

 令和3年12月6日、広島県東広島市の国道2号線八本松トンネル内において、走行中の事業用大型貨物自動車から左後輪のタイヤ2本が脱落し、対向車等に衝突する車輪脱落事故が発生しました。

 今回、事故を起こした大型貨物自動車を調査したところ、車輪脱落事故発生の1週間前に、タイヤ専業店にて冬用タイヤ交換作業が行われておりましたが、貨物運送事業者によるタイヤ交換作業後の増し締めの実施や、タイヤ専業店による増し締めに関するアドバイス等が、一切行われていなかった事が確認されました。

 大型車の冬用タイヤ交換作業を実施した際には、50km~100km走行後の増し締めを必ず実施して頂きますようお願いいたします。

【参考】当該事故対向車のドライブレコーダー映像(YouTubeより引用)

【映像名:国道2号線八本松トンネル内トラックのタイヤが飛んできた事故】

 

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令和3年度運行管理者一般講習(動画配信方式・貨物)の追加開催について|NASVA青森支所

 自動車事故対策機構(NASVA)青森支所では、令和3年度の運行管理者一般講習(貨物)を下記のとおり動画配信方式により追加開催することといたしましたので、お知らせいたします。

 なお、新型コロナウイルス感染症への対応として、開催延期となり得ることもありますのであらかじめご了承の程お願いいたします。

開催日程

・令和4年1月13日(木)
・令和4年1月20日(木)
・令和4年1月27日(木)
・令和4年2月3日(木)
・令和4年2月10日(木)
・令和4年2月17日(木)
・令和4年2月24日(木)

※各日程とも定員になり次第申込締切となります。 

講習会場(全日程共通)

自動車事故対策機構青森支所 適性診断室
青森市大字浜田字豊田139-21 青森県交通会館3階

◇ 会場アクセス案内

講習時間(全日程共通)

受付 9:15~
講習 9:45~16:30(昼食休憩12:00~13:00)

 

受講申し込み方法

下記リンク先からWEBにてお申し込みください

注意事項等

動画配信方式は、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、受講希望者の受講機会が損なわれないよう新たな講習の実施方法として追加した方式です。本方式による講習は通常の対面方式と同等の効果であり、国土交通大臣の認定を受けた講習として取り扱われます。
駐車場は青森運輸支局(検査場)をご利用ください。
会場での弁当販売はございません。
新型コロナウイルス感染症への対応として、開催延期となり得ることもあります。予めご了承ください。

新型コロナウイルス感染症対策として、以下の方は受講をお断りさせていただきます。

・ご来場日に海外から帰国して2週間未満の方
・濃厚接触者に特定されている方・ご来場日に発熱等風邪の症状が認められる方
・会場でのマスクの着用、検温、手指消毒にご協力いただけない方(医学的にマスクの着用ができない場合は、事前にご相談ください)

お問い合わせ先

独立行政法人 自動車事故対策機構 青森支所
電話 017-739-0551

事業用自動車事故調査報告書に係る事故の再発防止策について|国土交通省

 国土交通省の事業用自動車事故調査委員会から、事業用自動車による重大事故の調査報告書が公表されましたのでお知らせいたします。


公表された報告書(概要版・PDF)

 

※ 対象事故について
 ・特別重要調査:多数の死傷者を生じるなど特に社会的影響が大きい事故
 ・重要調査:社会的影響が大きい事故

 今回公表された事案は、

【事案1】運行経路を急遽変更し、狭あい道路に迷い込んだことに起因した踏切道における列車とトラックの衝突事故
【事案2】脇見運転により渋滞最後尾にトラックが追突した多重衝突事故
【事案3】運行途中の飲酒により生じたトラックの衝突事故

の3件です。

 これらの事案は、点呼の一部未実施や運転者に対する指導教育が不十分であるなど、不適切な運行管理が原因のひとつと考えられております。

 今後、同種の事故を未然に防止するため、報告書において提言のあった再発防止策について、報告書詳細版を参考にしていただき、各事業者(所)において積極的に取り組み、輸送の安全に万全を期すようお願いいたします。

 

報告書詳細版は下記リンク先からダウンロードできます。

 

事業用自動車事故調査委員会の発足からこれまでの公表済み報告書については、下記リンク先からダウンロードできます。

【重要】大雪に対する緊急発表を踏まえた輸送の安全確保について|国土交通省

 12月25日から28日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあります。また、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となるところがあるおそれもあります。

 つきましては、各事業者において特に下記の事項について取り組んでいただき、降積雪期における輸送の安全確保に万全を期すようお願い申し上げます。

  1. 年末年始の大雪に備え、最新の気象情報や交通情報等に留意するとともに、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底等、輸送の安全確保に万全を期すこと。

  2. 冬用タイヤの確認に当たっては、摩耗劣化の状況等を確認すること。

【道路情報リンク】

 

 なお、輸送の安全を確保するための措置を適切に講じずに運行し、貨物自動車運送事業輸送安全規則(平成2年運輸省令第22号)第11条の規定「異常気象時等における措置」に違反したことが確認された場合については、「貨物自動車運送事業者に対する行政処分等の基準について(平成21年9月29日付け国自安第 73号、国自貨第77号、国自整第67号)」に基づき行政処分を行うこととなります。

 また、輸送の安全を確保するために必要な措置を講じても安全輸送を行うことができない状況にもかかわらず、荷主に輸送を強要された場合には、国土交通省ホームページに設置されている「意見募集窓口」、最寄りの地方運輸局、又は運輸支局にその旨通報をお願いしております。

【終了いたしました】令和3年度 整備管理者選任後研修開催のお知らせ(令和4年1月、2月)|青森運輸支局 青森会場は延期となりました(来年度開催予定あり 日程未定)(1/26)

貨物自動車運送事業輸送安規則第3条の4に規定する標記研修が、下記日程により開催されますのでお知らせいたします。

つきましては貴事業者において選任している整備管理者(青森運輸支局管内の全営業所の整備管理者)を、下記のいずれかの日程で1回受講されるようお願い致します。

※今年度は感染症対策として夏季と冬季の2回の開催となっております。
※夏季(令和3年9月)に受講された方は、受講の必要はありません。

開催日時

【青森会場】(定員100名)
 青森県トラック協会研修センター(青森市荒川品川111-3)
 電話 017-729-2000

1.令和4年1月19日(水)13:30~16:00 終了しました
2.令和4年2月9日(水)13:30~16:00 新型コロナウイルス感染状況を鑑み、延期となりました
3.令和4年2月10日(木)9:30~12:00 新型コロナウイルス感染状況を鑑み、延期となりました
4.令和4年2月10日(木)13:30~16:00 新型コロナウイルス感染状況を鑑み、延期となりました

【八戸会場】(定員120名)
 八戸水産会館 (八戸市白銀町三島下95)
 電話 0178-31-3001 

1.令和4年2月3日(木)13:30~16:00 終了しました
2.令和4年2月4日(金)10:00~12:30 終了しました
3.令和4年2月4日(金)13:30~16:00 終了しました

受講対象者

事業所において選任届出をしている整備管理者

※感染症対策として会場定員を設けております。
※受講義務者が受講できるよう、選任されていない方は受講をご遠慮ください。

申込締切

各回定員になり次第 (三八地域の事業所のみ受付いたします 1/26)

申込方法

◆青森県トラック協会会員
 下記受講申込書をダウンロードし、青森県トラック協会宛にファックスにてお申し込みください。

◆青森県トラック協会 未加入の方
 青森運輸支局へ直接のお申し込みとなります。

この件に関するお問合せ先

青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

 

2021年度貨物自動車運送事業安全性評価事業(Gマーク制度)認定結果について|全日本トラック協会

 全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人全日本トラック協会は12 月 17 日、トラック運送事業者の交通安全対策等について、事業所単位における取り組みを評価し、一定の基準をクリアした事業所を『安全性優良事業所』として認定する「2021 年度貨物自動車運送事業安全性評価事業」(Gマーク制度)の評価を決定し、新規・更新を合わせ、7,090事業所を認定しました。

大型車の車輪脱落事故防止対策の再徹底について|東北運輸局

 東北運輸局管内の大型車の車輪脱落事故防止対策については、事故件数が前年度と比べ高止まりしている状況を踏まえ、9月1日より「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を展開し、事故防止に向けた取り組みを積極的に実施しているところです。

 今般、キャンペーンの一環として、11月から12月に東北各県で実施したホイール・ボルト、ナットの街頭点検において、点検車両の約3割に若干の締め付けトルクの低下がみられ、そのうち1台には著しい緩みが認められました。

 また、12月8日には東北道下り線安代ジャンクション付近において、自家用大型トラックの車輪が走行中に脱落し、後続の高速バス等3台が接触する事故が発生しました。

 当該事故の原因は現在調査中ですが、冬用タイヤへの交換後1ヶ月未満で車輪が脱落しており、増し締め作業の未実施等が疑われるところです。

 各事業者(所)においては、大型車(事業用・自家用問わず)の車輪脱落事故防止に係る下記重点事項について、再徹底を図っていただきます様、よろしくお願いいたします。

■ タイヤ交換作業後は、50km~100km走行したら規定のトルクで増し締めを確実に実施すること。

■ タイヤ交換時には、ネジ部、ハブ面の錆、汚れ等の清掃作業を確実に実施すること。

■ 劣化・摩耗が進んだホイール・ボルト及びホイール・ナット等は早めに交換すること。

 

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冬の「津軽自動車道」「上北自動車道」道路情報をメールで通知します~メール配信サービス開始~|青森河川国道事務所

 国土交通省青森河川国道事務所では、道路利用者の安全・安心な冬道走行をサポートするため、冬の『津軽自動車道』『上北自動車道(今年度から配信開始)』をお知らせするメール配信を実施します。

 登録・利用料は無料です。(通信料は利用者ご負担となります。)

配信内容

気温・風速・路面状況(※朝、夕1日2回配信)
吹雪視界情報、通行止め情報、AI による視程解析

配信予定

令和3年12月20日(月)~令和4年3月中旬

冬の『津軽自動車道』と『上北自動車道』

◆冬期間、地吹雪の発生により視界不良が生じ、過去には重大事故が発生しております。
◆吹雪による視界不良が著しい場合には、通行止めを実施します。

通行止め基準

視程距離100m 未満の状態が頻発する場合(道路パトロールで確認した上で、通行止めいたします。)

本配信サービスの活用方法

◆視界不良の時間帯を避けた通行
 現在と6時間先までの吹雪視界情報を確認できます。通勤時・お買い物時等、様々な用途で活用いただけます。

◆津軽自動車道通行止め時の行動をサポート
 通行止め情報(開始、解除)をリアルタイムで配信いたします。お出かけ前、移動中の行動をサポートします。

登録方法

下記にアクセスし、ご登録ください。

詳しくは下記のリーフレットをご覧ください

お問合せ先

青森河川国道事務所 道路管理第二課 電話017-734-4574(直通)

三戸町で発生した高病原性鳥インフルエンザに関する車両消毒ポイントについて|青森県農林水産部

(令和4年1月5日更新)

 令和3年12月11日、青森県三戸郡三戸町の養鶏場において、高病原性鳥インフルエンザが確認されたことにより、当該農場周辺の主要な道路に消毒ポイントが設置され、畜産関係車両の消毒を実施しています。

 なお、消毒は搬出制限区域(発生農場から半径 10km圏内)から出る畜産関係車両が対象となります。

※ 防疫作業は完了しておりますが、制限区域が解除になるまでは、消毒ポイントを継続して設置しています。

 消毒ポイント所在地備考
三戸町 猿辺支所(県道143号 南部田子線)三戸町貝森字北向下田32令和4年1月5日終了予定
目時駐車帯(国道4号)三戸町目時字沼尻68-1付近令和3年12月29日終了
三戸町 斗川支所帯(国道104号)三戸町斗内清水田14令和4年1月5日終了予定
関やすらぎの駐車帯帯(国道104号)田子町関字関52-1令和3年12月29日終了
もしもしピット相内帯(国道4号)南部町相内上ノ平63-1付近令和3年12月29日終了
二戸田子線チェーン脱着場帯(県道32号 二戸田子線)岩手県二戸市上斗米字金田一川 145-153 地先令和3年12月29日終了
もしもしピット金田一帯(国道4号)岩手県二戸市金田一字雨滝 67-3~65 付近令和3年12月29日終了

 消毒ポイント設置個所については、状況により変更があるため、下記リンク先より適時ご確認ください。