国土交通省と経済産業省資源エネルギー庁との連携事業である令和元年度「トラック輸送における省エネ化推進事業」の「4次公募」について、事業概要が公表されました。
これは、トラック事業者と荷主との連携を要件に、車両動態管理システム及び荷主の予約受付システムの導入に要する経費の一部を補助し、当該システムの活用による輸送の効率化の実証を行う事業です。
事業概要
トラック事業者が単独で行う省エネ化の取組には限界があるため、トラック事業者と荷主が連携して物流全体の効率化を図り、省エネ化を推進していく必要があります。
そこで、本事業では、トラック事業者の車両動態管理システム及び荷主の予約受付システム等の導入に対する補助を実施し、当該システムを活用したトラック事業者と荷主との連携による輸送の効率化の実証を行います。
※ 本事業では、貨物を引き渡す者(発荷主)、受け取る者(着荷主)又は貨物の輸送を請負わせる者(元請事業者)を「荷主」とします。
補助対象
① トラック事業者への車両動態管理システムの導入・活用
・今年度はデジタコ導入型に加え、GPS車載器導入型(デジタコの導入の必要なし)も対象
・過年度の「トラック輸送における省エネ化推進事業」の交付を受けた補助事業者も申請可
②荷主への予約受付システムシステム等の導入・活用
・予約受付システム等:予約受付システム、ASNシステム、受注情報事前確認システム、パレット管理システム、パレタイズシステムが対象
・今年度は荷主単独の申請も可(但し、荷主連携を実施する車両の確保は必須)
実施内容
トラック事業者と荷主が連携して、輸送の効率化策(省エネ化)を実施
実施成果
省エネルギー効果1%以上の達成が必要
・トンキロあたりの燃料使用量の改善率で評価する。
受付期間
4次公募:令和元年9月11日(水)~10月4日(金) ※消印有効
事業完了期限
令和2年1月31日(金)まで
予算額
約8億円 ※車両動態管理システム及び予約受付システム等の総額。但し、車両動態管理システムのうちGPS車載器導入型の予算枠は1億円程度。
詳しくは下記チラシ及びリンク先をご確認ください。
関連記事
近年、地球温暖化問題や大気汚染問題などの環境問題がクローズアップされており、いかに環境と経済を両立させ、持続可能な経済社会を構築するかが課題となっています。
このような状況の中、各企業においても自主的な環境保全への取組みを行うとともに、その積極的な取組を社会に対してアピールしていく動きが広まりつつあります。
このたび東北運輸局では、運輸関係事業者による積極的な環境保全への取組みを進めるため、東北6県の関係事業者を対象に、下記にてグリーン経営講習会を開催することといたしました。
この機会にぜひご参加いただきますようご案内申し上げます。
開催日時・会場
受講対象:トラック・バス・タクシー事業者
令和元年11月12日(火)13:30~16:30
受講対象:旅客船、内航海運、港湾運送、倉庫事業者
令和元年11月13日(水)9:30~12:00
会場はいずれも東北運輸局4階会議室です。(仙台市宮城野区鉄砲町1番地 仙台第4合同庁舎)
講習内容
「グリーン経営の推進と認証取得について」
定員
各講習会30名程度(参加費・資料代は無料)
申込締切
令和元年10月29日(火)まで
その他
講習会申し込み方法、会場へのアクセスなど詳しくは下記リンク先のチラシをご確認ください。
※ グリーン経営について詳しいことは下記リンク先をご覧ください。
東京都は平成15年10月から都民の健康と安全を確保する環境に関する条例に基づき、粒子状物質排出基準に適合しないディーゼル車の都内走行を禁止等、各種の規制を実施しています。
ディーゼル車規制については、これまで条例の周知や取締りを実施してきましたが、現在に至っても条例の排出基準に適合しない車両の都内走行が確認されています。
来年夏の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、関連の様々な物資等輸送が拡大し全国各地から非常に多くの車両が都内に流入することが見込まれます。
このため改めて東京都の自動車に関する規制についてご理解ご協力をお願い申し上げます。
東京都における自動車に関する主な規則 ○ 他の地域で走行可能な車両(自動車NOx・PM法に適合した車両等)でも、都条例の排出基準に満たない車両は「都内走行禁止」です。違反した場合には運行禁止命令の対象となる場合もあります。 まず、下記リンク先チラシの「車検証であなたの車をチェック!」により規制適否をご確認いただき、適合していない場合には指定の粒子状物質低減装置を装着するか適合車両を使用する必要があります。 ○ 自動車等を駐車したときはエンジンを停止すること(アイドリング・ストップ)が義務付けられています。東京オリンピック・パラリンピック開催中は酷暑が予想されますが、停車中は運転者の健康を確保するために、休憩場所の確保など特段の配慮をお願い申し上げます。 |
国土交通省自動車局環境政策課及び同貨物課より、自動車環境総合改善対策補助金事業に係る交付予定枠申込みの開始・事務取り扱いについて、通知がありましたのでお知らせいたします。
電気トラック、CNGトラック、ハイブリッドトラック等の導入に際して当該補助事業を利用する場合には、地方運輸局等へ交付予定枠の申し込みを行い内定通知を受ける必要がありますが、申し込み期間が令和元年9月2日から9月27日までに限られているため、申し込み漏れがないよう、お願い申し上げます。
関連記事(2019年4月19日掲載)
自動車は国民の生活や経済の発展に必要不可欠なものであり、その役割はますます重要なものとなっています。
一方、我が国の交通事故の発生件数は依然として厳しい状況にあり、平成29年10月には大型トラックの脱落したスペアタイヤに起因する交通死亡事故が発生したほか、バスにおいては車齢の高い車両が数多く使用されている現在、車両火災や車体フレーム腐食による故障、車輪脱落などの重大事故につながりかねない自動車の不具合が発生しており、深刻な状況となっております。
環境面においても、排気ガスによる大気汚染や地球温暖化問題など車両の安全確保及び環境保全ために、確実な点検・整備を行うことがますます重要となっています。
本来、自動車ユーザーには自動車の不具合による事故の防止や環境の悪化を防ぐことを目的として自動車の点検・整備の実施が義務付けられていますが、十分に実施されているとは言いがたい状況にあることから自動車ユーザーの保守管理意識を高め、適切な点検・整備が実施されるよう取り組むことが必要です。
このため、国土交通省では関係機関等の協力のもと、「自動車点検整備推進運動」を全国的に展開し、自動車ユーザーによる保守管理の徹底を強力に推進することとしております。
なお、本運動は1年を通して実施しておりますが、特に全国統一の強化月間を令和1年9月1日から9月30日までの1ヶ月間、青森県における地方独自強化月間を令和1年10月1日から10月31日までの1ヶ月間としております。
各事業者においては、事業用自動車の日常点検、定期点検はもちろん、この強化月間において、次の各事項を重点的に実施していただきますようお願いいたします。
運送事業者の事業用自動車を対象とし、黒煙濃度の悪化に大きな影響を与える装置(例:エア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料ポンプ等)の点検・整備 |
青森県では、自動車からの二酸化炭素排出量の削減に向けて、昨年度から「スマートムーブ(エコで賢い移動)」をキーワードとして「あおもりスマートムーブキャンペーン」を展開し、県民・事業者に対するエコドライブとノーマイカーの一体的な実践促進を呼びかけているところです。
今年度も、下記のとおり「あおもりスマートムーブキャンペーン」を令和元年9月1日(日)~10月31日(木)の2か月間実施するとともに、その一環として、10月を「スマートムーブ通勤月間」と設定し、県下一斉で環境に優しい通勤に取り組むこととしました。
自動車からの二酸化炭素排出量削減を目指して、みんなでスマートムーブに取り組みましょう!
スマートムーブ通勤月間について 実施期間 令和元年10月1日(火)~31日(木) 実施地域 青森県内全域 参加対象 スマートムーブ通勤月間の趣旨に賛同する県内の事業所 実施方法 (1)スマートムーブ通勤月間参加登録を行う (2)事業所内でスマートムーブ通勤月間への参加を周知 (3)職員等へスマートムーブ通勤の自主的な実施を呼びかけ、実践 (4)スマートムーブ通勤の実施状況を県に提出 スマートムーブ通勤アワード(表彰) スマートムーブ通勤月間に積極的に取り組んだ事業所を表彰します! 実績報告書を提出した事業所のうち、スマートムーブ通勤月間の趣旨を理解し優れた取組を行った事業所を3事業所程度表彰します。 詳しくは下記リンク先をご覧ください。 |
スマートムーブキャラバンを下記3会場にて開催! 9月15日(日)カルチュアロード/弘前市土手町路上(イベント出展) 9月29日(日)はちのヘホコテン/八戸中心商店街(イベント出展) 10月6日(日)イトーヨーカドー青森店/駐車場側入口前 実施内容 ・エコドライブシミュレーターチャレンジ、エコドライブVTR上映 ・環境に関するパネル展示、クイズラリー、スタンプラリー ・エッコーカー(環境政策課公用車アウトランダーPHEV)展示 ・バスの乗車体験、乗り方教室、写真撮影会等(各バス事業者・県交通政策課) ・ブース出展、キャラクター着ぐるみによるPR(各鉄道事業者) ・交通安全危険予測シミュレーター体験(警察本部) 他 |
この記事についてのお問い合わせ先
青森県環境政策課 低炭素社会推進グループ 電話:017-734-9243
奥入瀬せせらぎ体感プロジェクトでは、8月及び10月をプロジェクトの強化月間として、渓流区間内での駐停車抑制の呼びかけや、散策者用の仮設トイレの設置を行います。
また、下記日時にてイベントを開催いたしますので、特に歩行者、自転車の通行量増加が見込まれています。
■ イベント開催日時
8月24日(土)~25日(日)午前10時~午後2時
プロジェクト強化月間(8月・10月)期間中はもとより、イベント開催時には奥入瀬渓流区間の車両による通行を自粛(広域迂回)し、観光客の皆様が、奥入瀬本来のせせらぎの「音」を楽しんでいただけるように、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
今夏、東京圏において、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会本番並みの目標を掲げ、首都高速道路及び一般道(環七内側)における流入規制が試行されることを踏まえ、全ト協では、トラック運送業界から荷主等のご理解・ご協力を求めるため、関東トラック協会(1都7県)、東京都オリンピック・パラリンピック準備局及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会輸送局との連名により、別添の要請文を作成しました。
会員事業者におかれましては、今夏の試行や大会に関係する荷主への要請を行う際には、必要に応じて別添の要請文をご活用いただければ幸いです。
関連記事
国土交通省では、運送事業者の皆さまが、輸送の安全確保のために日ごろ行っている、法令に基づく運行管理業務について、これを確実に行うために必要なことを改めて確認いただくとともに、そのために有効な ICT ※(Information and Communication Technology(情報通信技術))を紹介するガイドブックを作成しました。
ICT を活用することで、運行計画や日報の作成といった運行管理業務のみならず、省エネ運転促進や顧客サービス向上、車両整備といった様々な業務を効率化することが期待されます。
ICT の活用を通じて、安心して様々な業務が効率的に遂行される経営を目指しましょう。
本書では、エクセルなどの表計算ソフトによる勤務時間、乗務時間の管理、運行指示書、日報の作成をはじめ、デジタコ・ドラレコや動態管理システム、求荷求車システムの活用方法に至るまで幅広く解説しています。
主な項目
1.適切な運行管理で事故防止と安心経営を実現
2.ICT を活用して日常の運行管理を効率化
3.運転者の教育や健康管理に ICT を活用
4.その他 ICT 導入による様々なメリット
5.ICT の導入には様々な補助制度の活用を
本書は下記リンク先からダウンロードできます。
国土交通省と経済産業省・資源エネルギー庁との連携事業である「トラック輸送における省エネ化推進事業(車両動態管理システム等の導入支援による実証)」の事業概要が公表されました。
トラック事業者と荷主の連携を要件に、車両動態管理システム及び荷主の予約受付システムの導入に要する経費の一部を補助し、当該システムの活用による輸送の効率化の実証を行う事業です。
公募要領などの詳細情報は、補助金執行団体であるパシフィックコンサルタンツ株式会社のホームページにてご確認ください。
問い合わせ先(補助事業執行団体)
パシフィックコンサルタンツ株式会社
電話番号:03‐5280‐9501