令和4年度冬期労働災害防止運動の実施について|青森労働局

 青森県は11月から翌年3月にかけて降雪、低温、強い季節風等の冬期特有の気象条件の影響を受ける積雪寒冷地域ですが、このような冬期特有の気象条件による積雪・凍結・寒冷に起因して発生する労働災害「冬期労働災害」は毎年多発しており、大雪であった昨冬においては冬期労働災害による休業4日以上の死傷者数は316人(うち死亡2人)と、一昨年同期の211人(うち死亡3人)と比較して105人増(+49.8%)と大幅に増加しました。

 また、冬期労働災害は、降雪量が増加し、気温が一段と低下する12月から翌年2月までの3か月間に集中して発生する傾向にあり、昨冬の冬期労働災害においても死傷者数316人中288人(91.1%)がこの時期に被災しており、その内訳では、転倒災害が288人中237人(82.3%)と大半を占めるほか、除雪作業中や社有車で帰宅途中に2名が死亡する災害も発生しています。

 このため、青森労働局では、労働災害防止団体、事業者団体等と連携し、事業場における自主的な安全衛生管理活動の一層の推進を図り、今冬の冬期労働災害の減少を目指し、転倒災害並びに死亡災害や重篤な災害につながりやすい墜落災害及び交通事故の防止を重点として「令和4年度冬期労働災害防止運動」を実施することといたしました。

 各事業場においては、下記重点目標に留意のうえ、実施事項について取組んでいただき、冬期労働災害防止に務めていただきますようお願いいたします。

運動の重点目標

転倒、墜落及び交通事故による労働災害の減少

実施期間

令和4年12月1日から令和5年2月28日までの3か月間
(準備期間:令和4年11月1日から11月30日まで)

準備期間(11月)における実施事項

■ 安全衛生活動の活性化
■ 転倒災害の防止のための準備事項
■ 墜落災害の防止のための準備事項
■ 交通事故の防止のための準備事項

実施期間(12月~2月)における実施事項

■ 安全衛生活動の活性化
■ 転倒災害の防止
■ 墜落災害の防止
■ 交通事故の防止
■ その他の災害の防止

実施事項の詳しい内容は次の実施要綱をご確認ください

青森労働局|令和4年度冬期労働災害防止運動実施要綱

 

関連資料

 

この記事に関するお問い合わせ先

青森労働局 労働基準部
健康安全課 電話 017-734-4113

11月は「過労死等防止啓発月間」です~令和4年度過重労働解消キャンペーン~について|青森労働局

 週R4 過重労働の労働時間が60時間以上の労働者の割合は近年低下傾向にあるものの引き続き高く、依然として恒常的な長時間労働の実態が認められるほか、過労死等に係る労災認定件数も引き続き高水準で推移しています。

 また、長時間労働の是正のためには、時間外・休日労働に関する協定(36協定)の締結・届出及び同協定の範囲内での時間外労働等の実施による労働時間管理の適正化が重要ですが、これらの未実施による労働基準法違反も依然として散見されています。

 このため、厚生労働省は11月の「過労死等防止啓発月間」を中心に長時間労働の削減等の過重労働解消に向けた取り組みを図る為、「令和4年度過重労働解消キャンペーン」を実施します。

 各事業所においては、長時間労働の削減等、過重労働解消に向けて引き続き取組んでいただきます様お願いいたします。

 過労死等防止啓発月間に合わせ、シンポジウムを開催します。この機会にぜひご参加ください。

「過労死等防止対策推進シンポジウム」

 〇 日 時

 2022年11月29日(火)
 18:00~20:00(受付17:30~)

 〇 会 場

 ハートピアローフク 大会議室
 青森市本町3丁目3-11

 〇 参加申込方法

 下記リンク先からお申込みください。

 

~参考資料~

 

ご不明な点は、青森労働局 監督課(電話017-734-4112)までお問い合わせください。

「ロールボックスパレット及びテールゲート等による安全講習会」を開催します|陸災防青森県支部 12月9日 

 ロールボックスパレット(かご車等)及びテールゲートリフター(以下「RBP・TGL」という)は、物流効率化や作業者負担軽減などに貢献する人力荷役機器・装置の一つで、多くの事業者等で利用されていますが、近年これらに起因する労働災害が発生しています。

 この現状を受け、陸災防では国の補助事業としてRBP・TGL作業をメインテーマとした荷役作業安全講習会を開催することとしました。当該作業に従事する方はもちろん、関係事業場の荷役様にも積極的なご参加をお待ちしています。


1.開催日時

令和4年12月9日(金)13:30~16:30

2.開催場所

青森県トラック協会研修センター(青森市荒川品川111-3)

3.定員

50名(先着順です。定員に達し次第締め切ります。)

4.内容

(1)RBP・TGLによる労働災害発生状況【労働局担当官】
(2)RBP・TGL起因による労働災害の実態と特徴【陸災防安全管理士】
(3)RBP・TGLの安全作業のポイント【陸災防安全管理士】
(4)荷役作業安全ガイドライン(RBP・TGL当該部分)【陸災防安全管理士】

5.参加費及びテキスト代

無料

6.申込締切

令和4年12月2日(金)

7.申込方法

下記参加申込書にご記入し。陸災防青森県支部までファックスでお申込みください。なお、受講等の送付はいたしません。

8.お問合せ先

陸災防青森県支部 電話017-729-2211

令和4年度原子力防災業務トラック等運転業務者に係る研修開催のお知らせ|青森県原子力安全対策課

 青森県では、トラック等の運転業務者が原子力災害時に住民防護活動を行うために必要な知識を習得することを目的として実施する原子力防災業務関係者研修について、以下のとおり開催することとなりましたので、ご出席にご配慮いただきますようよろしくお願い致します。

 本研修を受講していない方に、原子力災害時における緊急輸送事業を実施していただくことはできませんので、ぜひ本件数の受講をお願い致します。

 

会場・日時 (時間 13:30~16:00)

開催地開催日会場
八戸市11月29日
青森県トラック協会 三八地区研修センター
むつ市11月30日青森県トラック協会 下北地区研修センター

 

研修内容

・放射線防護のために必要な基礎知識の理解
・住民防護活動の概要と防護措置
・放射線測定器の取扱い、防護装備の着脱 等

 

申込期限

令和4年11月11日(金)

※11月21日(月)までに受講決定通知がメール又はFAXにて送付されます。
※11月21日までに届かない場合は、問い合わせ先までご連絡ください。

 

申込方法

下記「令和4年度 原子力防災業務関係者研修受講申込表」をダウンロードし必要事項を記入の上、青森県へお申込みください。

定員

30名程度

 

その他

・ 受付けの際に、非接触型体温計による体温測定を実施します。37.5℃以上の発熱がある場合及び体調不良のある場合は、受講できません。
・ 会場入り口に備える消毒液にて必ず手指消毒をしていただきます。
・ 会場内では、原則としてマスクを着用していただきます。

 

お問合せ先

青森県企画防災グループ(担当 田口) 電話 017-734-9252

令和4年度(第73回)「全国労働衛生週間」を10月に実施します ~向き合おう!こころとからだの健康管理~|厚生労働省

令和4年度「全国労働衛生週間」

準備期間 令和4年9月1日~30日
本週間  令和4年10月1日~7日

スローガン

あなたの健康があってこそ 笑顔があふれる健康職場

 全国労働衛生週間は、昭和25年から毎年実施しており、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高めるとともに、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的としています。

 本年についても、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、いわゆる”三つの密”

1.密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
2.密集空間(多くの人が密集している)
3.密接空間(お互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる))

を避けることを徹底しつつ、各事業場の労使協力のもと、全国労働衛生週間を実施することとしています。

 各職場において、職場巡視やスローガン掲示、労働衛生に関する講習会・見学会の開催など、下記実施要綱を参考にさまざまな取組を実施して頂きますようお願いいたします。

熱中症対策の更なる強化について|関係各省庁

 今年は6月末から記録的な暑さとなり、熱中症による救急搬送人員等が例年になく高い水準となりましたが、さらにこれから8月にかけては一年で最も気温が高くなる時期であり、全国的に熱中症リスクが非常に高くなることが考えられます。

 今般、関係府省庁から、政府一丸となった熱中症対策の一層の呼び掛けを行うに際し、基本的な熱中症予防行動を記載し作成したリーフレットの活用についての協力依頼がありました。

 つきましては熱中症対策の更なる強化について、リーフレットを活用するとともに積極的に取り組んでいただくよう、よろしくお願いいたします。

令和3年「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)を公表します|厚生労働省

WBGT値を実測して備え、体調不良時には直ちに対応を~

 2022年5月31日付記事にて、「令和4年『STOP!熱中症 クールワークキャンペーン』の実施について」のお知らせをさせて頂いておりますが、今般、厚生労働省において、「令和3年 職場における熱中症の発生状況(確定値)」が取りまとめられるとともに、「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」実施要綱が改正となりました。

 また、新型コロナウィルス感染症対策のためのマスク着用については、リーフレット「屋外・屋内でのマスク着用について」が作成されました。

 各事業場におかれましては、熱中症予防の確実な取組を実施していただきます様、お願いいたします。

令和4年度 全国安全週間の実施について|厚生労働省

 「全国安全週間」は、産業界における自主的な労働災害防止活動を推進するとともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図るため厚生労働省が主唱しているもので、この全国安全週間を契機として、それぞれの職場で労働災害防止の重要性について認識をさらに深め、安全活動の着実な実行を図ることを目的としています。

 各事業者(所)におかれましては、「令和4年度 全国安全週間」の機会をとらえ、労働災害防止、安全意識の高揚、安全活動の定着につきましてより一層の取り組みをお願い致します。

令和4年度 全国安全週間

スローガン:安全は 急がず焦らず怠らず

期間:7月1日~7月7日(準備期間:6月1日~6月30日)

主唱者:厚生労働省 中央労働災害防止協会

平ボデー車安全ニュース〈荷役作業時の安全対策編〉|日本自動車車体工業会

 (一社)日本自動車車体工業会のトラック部会では、「平ボデー車安全ニュース〈荷役作業時の安全対策編〉」リーフレットを作成しました。

 トラックの死傷事故において、荷役作業が要因となった事故は毎年発生しています。平ボデー車の荷役作業においては、荷台への昇降、ルーフデッキや鳥居デッキ上での高所作業もあり、それが原因で重大な事故につながるケースが多発しています。

 本リーフレットには、平ボデー車での荷役作業時に発生する事故内容や事故発生の要因の他、荷役作業時の事故防止のための安全対策装備例の紹介や、安全な作業をするためのポイントが記されていますので、ぜひご活用ください。

 

参考:労働災害防止に関する啓発資料

「スベっちゃダメよ!転倒予防 ムチャしちゃダメよ!腰痛予防」キャンペーンについて|厚生労働省

 厚生労働省では「スベッチャダメよ!転倒予防 ムチャしちゃダメよ!腰痛予防」のキャンペーンを実施しています。

 こちらのキャンペーンでは、西川きよしがリーダーとなって、マヂカルラブリー、アインシュタイン、男性ブランコ、ぼる塾といった人気芸人が、転倒・腰痛予防の方法を分かりやすく紹介しています。

啓発動画 ダイジェスト動画(上記画像をクリックすると厚生労働省公式YouTubeチャンネルに移動します。)

 

 下記リンク先から啓発動画をご覧いただけます。また、啓発資料としてリーフレットのダウンロードもできますのでご活用ください。