「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の物流に係るご協力のお願い」を発出しました/国土交通省

 国土交通省では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通混雑緩和に向け、発側及び着側の荷主企業と物流事業者が連携し、サプライチェーン全体での物流効率化に向けた取組を実施していただくよう、東京都、大会組織委員会、関係省庁と共にお願いを発出しましたので、お知らせいたします。

 大会期間中は選手や大会関係者等の道路利用により、首都高速道路では1日あたり約7万台の交通量が増加し、何も対策を施さなければ、首都高速道路における渋滞の悪化や、都心に向かう一般道における渋滞の発生が見込まれております。

 そのため、東京都、大会組織委員会、国においては、「2020TDM推進プロジェクト」として、大会開催時の交通量の抑制や分散、平準化を行う「交通需要マネジメント(TDM)」を推進し、円滑な大会輸送の実現と経済活動の維持との両立を目指すこととしております。

 このたび、発側及び着側の荷主企業と物流事業者が連携し、サプライチェーン全体での物流効率化に向けた取組を実施していただくよう、東京都、大会組織委員会、関係省庁と共にお願いを発出しましたので、お知らせいたします。

 国土交通省としましては、今後とも、物流事業者・荷主企業への働きかけや一般消費者への呼びかけ等、TDMの一層の効果発揮に向けた取組を進めて参ります。

「トラックドライバー睡眠マニュアル」を作成しました/全日本トラック協会

 睡眠不足に起因する事故防止対策を強化するため、平成30年6月1日より睡眠不足のドライバーを乗務させてはならず、点呼時にドライバーに対して睡眠の状況を確認することが義務付けられました。

 また、全日本トラック協会では、過労死の根絶を図るために策定した『過労死等防止計画』の対策3に「睡眠時間の確保と規則的な運行」を掲げ、ドライバーに良質な睡眠の確保が、安全と健康の基盤であるということを教育する、睡眠の重要性をドライバーに認識させることを訴えております。

 そこで、今般、全日本トラック協会では「トラックドライバー睡眠マニュアル」を作成しました。

 本マニュアルでは、トラックドライバーに知ってもらいたい睡眠の情報を、実践編と知識編に分けて記し、また、運行管理者が点呼の睡眠チェック時にどのような点に着目したらよいのかについても記載しました。

 ドライバーは良い睡眠を取る、運行管理者は良い睡眠を取らせることができるよう、本マニュアルをぜひご活用ください。

【参考資料】

 

令和元年 冬の交通安全県民運動について/青森県県民生活文化課

 青森県では、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取り組みを推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とし、「令和元年 冬の交通安全県民運動」を実施します。

期間

令和元年12月11日(水)~12月20日(金)の10日間

運動重点

1.子供と高齢者の安全な通行の確保
2.高齢運転者の交通事故防止
3.飲酒運転の根絶
4.冬道の安全運転の推進

5.踏切事故の防止

 

 冬は積雪などにより路面状況が悪く、また、日没も16時台となり、運転には特に注意が必要です。
 歩行者は、明るい色の服装や反射材を着用しましょう。
 また、年末年始は飲酒の機会も増えます。飲酒運転は絶対にやめましょう。

 

車輪脱落事故防止リーフレット「大型トラックの車輪脱落事故が年々増加!!」を作成しました/全日本トラック協会

 近年、大型トラック(車両総重量8トン以上)のホイール・ボルト折損等による車輪脱落事故が急増していることを受け、今般、国土交通省より事故の発生状況及び車輪脱落事故防止に係る取り組みについて報道発表がありました。

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 全ト協では、車輪脱落事故の発生状況等のデータとともに、車輪脱落を防ぐための具体的な対策を記したリーフレットを作成いたしましたので、日常点検及び定期点検の確実な実施に努めるとともに車輪脱落事故防止の徹底をお願いいたします。

 また、(一社)日本自動車工業会(自工会)においても、タイヤ交換作業時の注意点や交換後の増し締めや日常点検などの重要性を注意喚起しています。

ボルトの錆や左後輪に注意!車輪脱落事故3年連続増加「厳しい状況」~平成30年度大型車の車輪脱落事故発生状況を受けて~/国土交通省

 平成30年度のホイール・ボルト折損等による大型車の車輪脱落事故発生件数は81件(うち人身事故3件)と3年連続で増加し、ピークとなった平成16年度の87件に迫る厳しい状況となりました。

 事故が発生した車両の傾向として、左後輪に脱輪が集中していることに加え、今般、新たにホイール・ボルトやホイールの錆の除去が不十分のままタイヤ交換されているおそれがあることが確認されたため、関係団体と一致協力して、ボルトの錆の除去など適正な交換作業の実施、交換後、特に脱輪の多い左後輪の重点点検を大型車ユーザーに求めて参ります。

1.事故発生状況

【主な傾向】

冬期に多く発生する傾向に変わりはないが、冬期以外の発生が対前年度17ポイント増

積雪地域に多く発生する傾向に変わりはないが、対前年度1.6ポイント増

車輪脱着作業後1ヶ月以内に脱落が集中する傾向にあり、対前年度6.5ポイント増

・新たな兆候としてホイール・ボルトやホイール自体の錆の除去が不十分のままタイヤ交換されている可能性が考えられ、車齢4~6年経過した車両の脱輪事故が多発

・タイヤ交換作業が集中する11月の交換は対前年度15ポイント減、反面、12月の交換が対前年度17ポイント増

左後輪脱落が全体の9割を占め、対前年度8ポイント増

2.大型車ユーザー実施事項

  1. 日程に余裕を持った計画的な冬タイヤの交換の実施。

  2. 車輪脱落事故防止のための下記4つのポイントを実施する。特に脱落の多い左後輪のタイヤについては重点的に点検する。
     ① ホイール・ナットの規定トルクでの確実な締付け
     ② タイヤ交換後、50~100km走行後の増締めの実施
     ③ 日常(運行前)点検における確認
     ④ ホイールに適合したボルト及びナットの使用

  3. タイヤの交換作業は、正しい知識を有した者に実施させる

  4. 著しく錆びたホイール・ボルト、ナット、ディスクホイールでは、適正な締付力が得られないため、点検・清掃を行っても錆が著しいディスクホイール、スムーズに回らないボルト、ナットは使用せず、交換する。特に、初度登録年から4~6年経過する車両は、重点的に確認する

  5. 増し締めをやむを得ず車載工具で行う場合の実施方法やその際の締付トルクの確認は、必ず帰庫後時にトルクレンチを使用して確認する。

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事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和元年10月末)/全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、令和元年10月末現在の合計197件で、昨年同期と比較して-2件となりました。

<10月単月>
大 型:17件(昨年同月比 +1)
中 型:3件(昨年同月比 -4)
準中型:6件(昨年同月比 +2)
普 通:0件(昨年同月比 ±0)

「トラック事業における総合安全プラン2020」では、次の目標を掲げています。

・2020年までに死者数を200人以下

・事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を車両台数1万台当たり『1.5』件以下(各都道府県共有目標)

11月10日~16日は「アルコール関連問題啓発週間」です/厚生労働省・国土交通省 他

 平成26年6月1日に「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、これに伴い毎年11月10日から16日を「アルコール関連問題啓発週間」として国民の間に広くアルコール関連問題に関する関心と理解を深めることとしています。

 また、平成28年5月31日に閣議決定された「アルコール健康障害対策推進基本計画」の基本的な方向性として、「飲酒に伴うリスクや、アルコール依存症について、正しく理解した上で、お酒と付き合っていける社会をつくるための教育・啓発を推進すること」や「アルコール依存症者の回復、社会復帰が円滑に進むよう、社会全体でアルコール依存症並びにその回復及び社会復帰について、理解を促進すること」等が定められています。

 アルコール健康障害は本人の健康の問題のみならず、家族への深刻な影響や、重大な社会問題を生じさせる危険性が高く、誰もが関わりのある問題です。
 また、飲酒運転、暴力、虐待、自殺等の様々な問題と密接に関連しております。
 この「アルコール関連問題啓発週間」を機に、国民自らがアルコール関連問題に関する関心と理解を深め、アルコール健康障害の予防に必要な注意を払うよう努めましょう。

事業用トラックが第1当事者となる死亡事故件数(令和元年9月末)/全日本トラック協会

 全国での事業用トラックが第1当事者となる死亡事故は、令和元年9月末現在の合計171件で、昨年同期と比較して-1件となりました。

<9月単月>
大 型:16件(昨年同月比 +4)
中 型:9件(昨年同月比 +1)
準中型:2件(昨年同月比 ±0)
普 通:0件(昨年同月比 -2)

「トラック事業における総合安全プラン2020」では、次の目標を掲げています。

・2020年までに死者数を200人以下

・事業用トラックを第一当事者とする死亡事故件数を車両台数1万台当たり『1.5』件以下(各都道府県共有目標)

鉄道と道路が交差する個所における橋桁等衝突事故防止について/東海旅客鉄道(JR東海)

 東海旅客鉄道株式会社(JR東海)では、鉄道と道路が交差する個所における橋桁等衝突事故防止活動として啓発用チラシを作成いたしました。

 下記よりPDFファイルをダウンロードできますので、各事業所において指導等にご活用くださいますようお願いいたします。

「冬期の降雪予測に応じた所要時間情報提供社会実験」にご協力ください/国土交通省 東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局では、東北自動車道において冬期の降雪や視界不良等による交通障害が発生している中、パソコン、スマートフォン向けに24時間先までの降雪状況等を考慮した所要時間情報を提供し、冬期の安定した移動を支援する社会実験を行います。

社会実験の概要

○ 実験期間:令和元年12月1日(日)~令和2年2月29日(土)
○ 実験区間:東北自動車道全線(川口JCT~青森IC)

社会実験への参加方法

 下記サイトまたはQRコードから「大型車向け所要時間検索システム」にアクセスし、ご利用ください。(情報提供開始は12月1日からです。)
※ アンケートなどが表示されている場合は回答にご協力ください。

https://tohoku-traveltime.jp/

詳しくは、下記リンク先のチラシをご覧ください。