大型車の冬用タイヤ交換作業後の増し締めの徹底について|国土交通省

 令和3年12月6日、広島県東広島市の国道2号線八本松トンネル内において、走行中の事業用大型貨物自動車から左後輪のタイヤ2本が脱落し、対向車等に衝突する車輪脱落事故が発生しました。

 今回、事故を起こした大型貨物自動車を調査したところ、車輪脱落事故発生の1週間前に、タイヤ専業店にて冬用タイヤ交換作業が行われておりましたが、貨物運送事業者によるタイヤ交換作業後の増し締めの実施や、タイヤ専業店による増し締めに関するアドバイス等が、一切行われていなかった事が確認されました。

 大型車の冬用タイヤ交換作業を実施した際には、50km~100km走行後の増し締めを必ず実施して頂きますようお願いいたします。

【参考】当該事故対向車のドライブレコーダー映像(YouTubeより引用)

【映像名:国道2号線八本松トンネル内トラックのタイヤが飛んできた事故】

 

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事業用自動車事故調査報告書に係る事故の再発防止策について|国土交通省

 国土交通省の事業用自動車事故調査委員会から、事業用自動車による重大事故の調査報告書が公表されましたのでお知らせいたします。


公表された報告書(概要版・PDF)

 

※ 対象事故について
 ・特別重要調査:多数の死傷者を生じるなど特に社会的影響が大きい事故
 ・重要調査:社会的影響が大きい事故

 今回公表された事案は、

【事案1】運行経路を急遽変更し、狭あい道路に迷い込んだことに起因した踏切道における列車とトラックの衝突事故
【事案2】脇見運転により渋滞最後尾にトラックが追突した多重衝突事故
【事案3】運行途中の飲酒により生じたトラックの衝突事故

の3件です。

 これらの事案は、点呼の一部未実施や運転者に対する指導教育が不十分であるなど、不適切な運行管理が原因のひとつと考えられております。

 今後、同種の事故を未然に防止するため、報告書において提言のあった再発防止策について、報告書詳細版を参考にしていただき、各事業者(所)において積極的に取り組み、輸送の安全に万全を期すようお願いいたします。

 

報告書詳細版は下記リンク先からダウンロードできます。

 

事業用自動車事故調査委員会の発足からこれまでの公表済み報告書については、下記リンク先からダウンロードできます。

深浦町 北金ヶ沢・関地区 ゾーン30による交通安全対策の実施について|深浦町建設課

 深浦町では「北金ヶ沢・関」地区の交通安全対策として、生活道路における歩行者などの安全な通行を確保することを目的に、区域(ゾーン)を定めて時速30キロメートルの速度規制を実施します。

 ドライバーの皆様におかれましては、ゾーン内の交通安全や最高速度を遵守いただきますようお願いいたします。

 なお、規制開始は1月下旬を予定しております。

 

詳しくは下記チラシをご覧ください

 

お問合せ先

深浦町役場 建設課 電話 0173-74-4413
鰺ヶ沢警察署 電話 0173-72-2151

【重要】大雪に対する緊急発表を踏まえた輸送の安全確保について|国土交通省

 12月25日から28日頃にかけて、北日本から西日本の日本海側を中心に荒れた天気や大雪となるおそれがあります。また、太平洋側でも山地を中心に大雪となり、平地でも積雪となるところがあるおそれもあります。

 つきましては、各事業者において特に下記の事項について取り組んでいただき、降積雪期における輸送の安全確保に万全を期すようお願い申し上げます。

  1. 年末年始の大雪に備え、最新の気象情報や交通情報等に留意するとともに、冬用タイヤの装着、チェーンの携行及び早めの装着の徹底等、輸送の安全確保に万全を期すこと。

  2. 冬用タイヤの確認に当たっては、摩耗劣化の状況等を確認すること。

【道路情報リンク】

 

 なお、輸送の安全を確保するための措置を適切に講じずに運行し、貨物自動車運送事業輸送安全規則(平成2年運輸省令第22号)第11条の規定「異常気象時等における措置」に違反したことが確認された場合については、「貨物自動車運送事業者に対する行政処分等の基準について(平成21年9月29日付け国自安第 73号、国自貨第77号、国自整第67号)」に基づき行政処分を行うこととなります。

 また、輸送の安全を確保するために必要な措置を講じても安全輸送を行うことができない状況にもかかわらず、荷主に輸送を強要された場合には、国土交通省ホームページに設置されている「意見募集窓口」、最寄りの地方運輸局、又は運輸支局にその旨通報をお願いしております。

大型車の車輪脱落事故防止対策の再徹底について|東北運輸局

 東北運輸局管内の大型車の車輪脱落事故防止対策については、事故件数が前年度と比べ高止まりしている状況を踏まえ、9月1日より「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を展開し、事故防止に向けた取り組みを積極的に実施しているところです。

 今般、キャンペーンの一環として、11月から12月に東北各県で実施したホイール・ボルト、ナットの街頭点検において、点検車両の約3割に若干の締め付けトルクの低下がみられ、そのうち1台には著しい緩みが認められました。

 また、12月8日には東北道下り線安代ジャンクション付近において、自家用大型トラックの車輪が走行中に脱落し、後続の高速バス等3台が接触する事故が発生しました。

 当該事故の原因は現在調査中ですが、冬用タイヤへの交換後1ヶ月未満で車輪が脱落しており、増し締め作業の未実施等が疑われるところです。

 各事業者(所)においては、大型車(事業用・自家用問わず)の車輪脱落事故防止に係る下記重点事項について、再徹底を図っていただきます様、よろしくお願いいたします。

■ タイヤ交換作業後は、50km~100km走行したら規定のトルクで増し締めを確実に実施すること。

■ タイヤ交換時には、ネジ部、ハブ面の錆、汚れ等の清掃作業を確実に実施すること。

■ 劣化・摩耗が進んだホイール・ボルト及びホイール・ナット等は早めに交換すること。

 

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冬の「津軽自動車道」「上北自動車道」道路情報をメールで通知します~メール配信サービス開始~|青森河川国道事務所

 国土交通省青森河川国道事務所では、道路利用者の安全・安心な冬道走行をサポートするため、冬の『津軽自動車道』『上北自動車道(今年度から配信開始)』をお知らせするメール配信を実施します。

 登録・利用料は無料です。(通信料は利用者ご負担となります。)

配信内容

気温・風速・路面状況(※朝、夕1日2回配信)
吹雪視界情報、通行止め情報、AI による視程解析

配信予定

令和3年12月20日(月)~令和4年3月中旬

冬の『津軽自動車道』と『上北自動車道』

◆冬期間、地吹雪の発生により視界不良が生じ、過去には重大事故が発生しております。
◆吹雪による視界不良が著しい場合には、通行止めを実施します。

通行止め基準

視程距離100m 未満の状態が頻発する場合(道路パトロールで確認した上で、通行止めいたします。)

本配信サービスの活用方法

◆視界不良の時間帯を避けた通行
 現在と6時間先までの吹雪視界情報を確認できます。通勤時・お買い物時等、様々な用途で活用いただけます。

◆津軽自動車道通行止め時の行動をサポート
 通行止め情報(開始、解除)をリアルタイムで配信いたします。お出かけ前、移動中の行動をサポートします。

登録方法

下記にアクセスし、ご登録ください。

詳しくは下記のリーフレットをご覧ください

お問合せ先

青森河川国道事務所 道路管理第二課 電話017-734-4574(直通)

「東北高速道路ウインターセーフティマップ」について|東北管区警察局

 東北管区警察局では、東北地方の高速道路における過去5年間の冬期間(12月~2月)人身事故発生件数を独自に分析し、各区間の発生状況を示した「東北高速道路ウインターセーフティマップ」を作成し、公開いたしました。

 冬期間の高速道路における交通事故防止にご活用ください。

降雪予測による大型車向け所要時間検索システム(社会実験)について|国土交通省 東北地方整備局

 国土交通省東北地方整備局では、東北自動車道において冬期の降雪や視界不良等による交通障害が発生している中、パソコン、スマートフォン向けに24時間先までの降雪状況等を考慮した所要時間情報を提供し、冬期の安定した移動を支援する社会実験を行います。

社会実験の概要

○ 実験期間:令和3年12月1日(水)~令和4年2月28日(月)まで
○ 実験区間:東北自動車道全線(川口JCT~青森IC)
○ 対象:トラック事業者

社会実験への参加方法

 下記URLまたはQRコードからアクセスし、ご利用ください。(システムメンテナンス中の場合があります。ご了承ください。)
※ アンケートなどが表示されている場合は回答にご協力ください。

 

詳しくは、下記リンク先のチラシをご覧ください。

令和3年 冬の交通安全県民運動について|青森県県民生活文化課

 青森県では、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けることにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的とし、「令和3年 冬の交通安全県民運動」を実施します。

期間

令和3年12月11日(土)~12月20日(月)の10日間

運動重点

1.子供を始めとする歩行者の安全の確保

・歩行中の子供と高齢者の安全の確保
・横断歩道手前での減速義務や横断歩道における歩行者優先義務の徹底

2.高齢運転者の交通事故防止

・高齢運転者に対する加齢等に伴う身体機能の変化が運転に及ぼす影響等の交通安全教育

3.飲酒運転等の悪質・危険な運転の根絶

・「飲酒運転等を絶対にしない、させない」という規範意識の確立
・乗務前後及び中間点呼時におけるアルコール検知器の使用徹底
・妨害運転(あおり運転等)の防止

4.冬道の安全運転の推進

・冬道の特性、スタッドレスタイヤの特性に応じた安全運転
・積雪・凍結時における要注意箇所の把握
・運行経路の道路幅員、道路規制情報、気象情報に基づいた乗務員への適切な指示

 

 冬は積雪・凍結などにより路面状況が悪く、また、日没も16時台となり、運転には特に注意が必要です。
 歩行者は、明るい色の服装や反射材を着用しましょう。
 また、飲酒運転は絶対にやめましょう。

令和3年度 自動車事故対策費補助金「過労運転防止のための先進的な取組に対する支援」申請受付終了のお知らせ|国土交通省

 国土交通省が実施しております「令和3年度 自動車事故対策費補助金」については、2021年8月2日付け記事にてお知らせしておりましたが、このうち、「過労運転防止のための先進的な取組に対する支援」が、予算に達したため令和3年11月18日をもって受付終了となりましたのでお知らせいたします。

令和3年度 自動車事故対策費補助金のうち、

につきましては引き続き募集を行っております。


 

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