県警察本部の発表によると、本県における平成30年中の交通事故状況は10月10日現在、発生件数、負傷者数は昨年より減少しており、死者数につきましては35人と昨年同数となっております。
しかしながら、本年における交通事故死者35人のうち高齢者が20人で全体の約57%と、依然として高い割合を占めているほか、例年日没時間の急激な早まりとともに薄暮時や夜間において高齢歩行者が被害に遭う交通事故が多発する傾向にあることを踏まえれば、決して油断できる状況ではありません。
薄暮夜間時間帯における交通事故を防止するため、プロドライバーとして「3H(早め点灯・ハイビーム・横断歩行者保護)」を実施し、他のドライバーに対して模範を示していただきます様お願いいたします。
H1.ライトの「早め点灯」
日没時間が近くなったら、走行中の各車両は前照灯を点灯し、交通事故防止に十分配意しましょう。
H2.「ハイビーム」走行
日没後、走行中の各車両は、先行車、対向車がある場合を除き、ハイビーム走行を基本として危険の早期発見に努めて下さい。
H3.横断「歩行者保護」
横断歩道付近に歩行者がいる場合は、確実に横断歩道手前で一時停止し、歩行者優先の意識を持って運転して下さい。