東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の交通混雑緩和に向け、荷主企業を含むサプライチェーン全体において、物流効率化に向けた取組を実施するよう、東京都及び東京2020組織委員会、農林水産省、経済産業省、国土交通省の連名により文書が発出されましたのでお知らせいたします。
- 東京都・東京2020組織委員会・農林水産省・経済産業省・国土交通省|東京 2020 オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の物流に係るご協力のお願い
- 東京都オリンピック・パラリンピック準備局|東京2020大会期間中の物流に係るご協力のお願い
1年延期されました東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、本年7月23日(金)から開催されます。
コロナ禍における都内の道路交通につきましては、物流面では巣ごもり需要とみられる物量の地域変動や、高速道路の大型車両の利用率の低下等はあるものの、道路交通全体では、既に例年並みの交通量に回復しております。
また大会期間中、選手関係者は車両を使い移動することなどから、平年を上回る混雑が発生することが想定されます。
大会期間中の物流に係る取組については、令和元年11月に、東京都、国及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会より、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中の物流に係る御協力のお願い」を発出したところですが、上記の状況を鑑み、この度改めてご協力をお願いする次第です。
今夏に向けては、各社で取り組む感染症対策を引き続き実践して頂き、大会期間中の円滑な物流を実現するとともに、大会後も持続可能な物流につなげていきたいと考えております。
つきましては、荷主・物流事業者各位におかれましても、下記の取組例等の実施についてご協力頂きますようお願いいたします。
〇お願いしたい取組例(別紙令和元年11月文書再掲) ※特に感染症対策にも有効な取組は下線 1.交通量の抑制のための取組例 ・複数荷主の連携による倉庫の共同使用、共同輸配送 2.交通量の分散化・平準化のための取組例 ・十分なリードタイムでの発注による柔軟な輸配送時間帯の設定 3.その他 ・特に渋滞が予想されるエリアにおいては、トラックの公道待機などによる渋滞悪化を防止するため、可能な限り「駐車スペースの確保」「スムーズな荷物の受け渡し」にご協力ください。 |