国土交通省では、昭和45年より5年毎に、全国的な物流体系の整備等の基礎資料とするとともに、大学や研究機関も含めた物流全般に関する調査・研究等に広く活用してもらうことを目的として「全国貨物純流動調査」を実施しております。
今年度は、11回目の「全国貨物純流動調査」の調査実施年度であり、調査対象となる荷主企業(鉱業、製造業、卸売業、倉庫業の約65,000事業所)に対し、10月上旬に調査関連資料を送付し、「年間輸送傾向調査」及び「3日間流動調査」に関する協力を依頼する予定としております。
本調査につきましては、基本的に運送事業者に送付されるものではありませんが、輸送機関の利用等に関する質問項目もあり、トラック運送事業者への問い合わせが発生することも予想されることから、国土交通省より協力依頼の要請がありました。
荷主企業等からトラック運送事業者に対し、本調査に係る確認があった際は、ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。
【参考】
物流センサスとは
5 年ごとに全国の事業所において発生する貨物の流動実態を調査しているものであり、貨物の品目別流動量、利用輸送機関、輸送経路等を把握し、代表輸送機関別シェア、輸送構造の経年変化等を分析して、物流関係の施策に資する基礎資料とすることを目的としている調査です。
調査は、鉱業、製造業、卸売業、倉庫業の4産業全58万事業所の中から65,000事業所を抽出し、おこなわれています。
調査内容
調査対象事業所に対して 、①年間輸送傾向調査(略称「年間調査」)と② 3 日間流動調査(略称「 3 日間調査」)次の 2 種類の調査を実施しています。
① 年間調査
2020年4月1日~2021年3月31日の1年間における貨物の出入荷の概要の調査
② 3日間調査
2021年10月19日~2021年10月21日の3日間の出入荷貨物の詳細な流動実態調査