令和4年「STOP!熱中症 クールワークキャンペーン」の実施について|青森労働局

 昨年度、全国の職場における熱中症で、死亡を含む休業4日以上の死傷者は547人、うち死亡者は20人発生しており、「休ませて様子を見ていたところ容態が急変した」、「倒れているところを発見された」など、管理が適切になされておらず被災者の救急搬送が遅れた事例が報告されています。

 入職直後や夏季休暇明けで明らかに暑熱順化が不十分とみられる事例、WBGT値を実測せず、その結果としてWBGT基準値に応じた必要な措置が講じられていなかった事例等も見られています。

 青森労働局管内では、熱中症により医療機関で療養を要した事案が建設業を中心に79件発生しており、また、過去5年間で死亡災害も1件発生しています。

 各事業所では、夏季を中心に「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を展開し、職場での熱中症予防に取り組んでいただきます様、お願いいたします。

 なお、熱中症予防対策等、キャンペーンの取組みにあたっては、引き続き、職場における新型コロナウイルス感染症予防対策を行う中で実施していただきますよう、ご留意願います。

 

各事業場における重点実施事項

キャンペーン期間中(令和4年5月1日~9月30日)

・WBGT値の把握と評価
・作業環境管理
・作業管理
・健康管理
・異常時の措置

重点取組期間中(令和4年7月の1ヶ月間)

・作業環境管理
・作業管理
・異常時の措置