青森県では、 食品ロス削減の一環として、飲食店での食べ残しを減らすことを目的に、宴会の最初の30分と最後の10分は、出された料理を自席で楽しむ「3010運動」を推進しているところです。
特にこれからの時期は、忘年会や新年会など、宴会に参加する機会が増えると思われますので、食べ残しを減らすため、そして、料理を作ってくれた方への感謝の気持ちを込めて、改めて3010運動の実践について、県民の皆様に 呼びかけを行っていきたいと考えております 。
つきましては、これから宴会を開催する際には、①まずは食べきれる分の料理を「適量注文」していただいた上で、②宴会 の最初と最後のタイミングで、幹事様から参加者の皆様に呼びかけを行っていただくなど、3010運動の実践に御協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
参考 本県 における 食品ロスの 現状について
・県が令和元年度と令和2年度に行った調査によると、県内で発生する食品ロスの量は年間で約8万5千トンと推計され、県民一人一日当たりでは約182グラムと、毎日、茶碗1杯分以上のごはんに相当する量が廃棄されている状況にあります。
・また、飲食店など外食産業から発生する食品ロスのうち、約6割が「食べ残し」 によるものとなっています。