青森県では、2050年までの脱炭素社会の実現に向けた取組をスタートさせる「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」を採択しましたのでお知らせします。
もったいない・あおもり県民運動推進会議では、「もったいない」の意識を持って、省エネやごみ減量、リサイクルなどのなどの地球温暖化対策に取り組んできました。
近年、猛暑や集中豪雨など、地球温暖化による気候変動の影響が日本各地で拡大しています。こうした気候変動の影響から県民の生命と暮らしを守るため、「温室効果ガス排出実質ゼロ」=「脱炭素社会」が求められています。
そこで、令和3年4月26日に開催したもったいない・あおもり県民運動推進会議・行政部会合同会議において、ふるさと青森の豊かな自然を未来の子どもたちに引き継いでいくため、2050年までの脱炭素社会の実現に向けた取組をスタートさせる「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」を採択しました。
あおもり脱炭素チャレンジ宣言
地球温暖化による気候変動の影響が世界中に拡大する中、日本各地でも、記録的な猛暑や集中豪雨による洪水など、これまで経験したことのない大規模な気象災害が頻繁に発生しています。
こうした気候変動の影響から生命と暮らしを守るには、地球温暖化に歯止めをかけ、2050年までに、温室効果ガス排出実質ゼロ、すなわち「脱炭素社会」を実現することが、今、強く求められています。「ふるさと青森」の自然環境は、その豊かな恵みで私たちを育み、支えています。この環境を将来にしっかりと引き継いでいくため、現代を生きる私たちが、行動を起こす時です。
そしてそれが、県民一人ひとりの豊かな暮らしと、希望にあふれる持続可能な社会をつくる行動として、広がっていくことが必要です。私たちはこれまで、「もったいない」の意識を持って、省エネルギーやごみの減量、リサイクルなどの地球温暖化対策に取り組んできました。
その私たちが先頭に立ち、新しい未来に向かって、今できる対策を着実に実施していきます。
そして、2050年までの脱炭素社会の実現を目指し、自ら考え、率先し、一丸となって、さらなるチャレンジに取り組んでいくことを、今、ここに宣言します。令和3年4月26日
もったいない・あおもり県民運動推進会議
会長 青森県知事 三村 申吾
「あおもり脱炭素チャレンジ宣言」の採択に合わせて脱炭素社会へ向けた取組のイメージ等共有することを目的に開催された「あおもり脱炭素チャレンジ・キックオフフォーラム」の動画を下記リンク先にてYouTube配信しておりますのでご覧ください。