第53回青森県トラックドライバーコンテスト 参加選手の募集について(開催日:7月27日(土))

 事業用トラックドライバーに求められる高度な運転技能と、関係法令及び車両構造等に係る専門的な知識を競い、他の模範になることで、社会的責務を担うトラックドライバーとしての自覚と誇りを持たせ、業界を挙げた安全意識の高揚と交通事故防止活動の推進に資すことを目的に、会員事業者(所)所属のドライバーを対象として、標記コンテストを実施します。

 出場希望選手は、下記より申込書をダウンロードし、所属支部あてにFAXにてお申し込みください。

開催日時

令和6年7月27日(土)8:30から  

場所

青森中央自動車学校(青森市原別2丁目1-8)  

競技種目

①学科試験  ②運転技能  ③整備点検  

参加部門

 ①4トン部門  ②11トン部門  ③トレーラ部門(※)  ④女性部門

※トレーラ部門は運転技能競技は行わず、学科試験及び整備点検競技となります。

 

 

参加申込

下記出場選手申込書をダウンロードし、所属支部あてにFAXにてお申し込みください。

 

申込締切

令和6年6月10日(月)  

 全日本トラック協会では、全国トラックドライバー・コンテストへの参加を目指すドライバーの皆様にご活用いただけるよう、これまでの競技内容の具体的な紹介に加え、競技審査官による「審査のポイント解説」を盛り込んだ動画(YouTube)を制作し、全ト協のホームページに掲載しております。

 また、今回の動画制作に合わせ、全ト協のホームページに「ドラコン専用サイト」を設けました。学科競技の出題範囲とともに、参考資料を掲載しておりますので、併せてご活用いただきますようお願いいたします。

 

この件の問い合わせ先

 (公社)青森県トラック協会 業務部 TEL017-729-2000  

令和6年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」について

 暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっています。

 特に、部品の取付けや取外しによって保安基準に不適合となったものの、違法であるとの認識のないままに改造を行っている自動車使用者のほか、自動車使用者に保安基準に適合しない自動車を販売するため車検時に基準適合させつつ車検後に部品の取付けや取外しする不正改造を行う事業者、更にはそのような不正改造車について、検査での合格を強要する悪質な事業者もいる状況にあります。

 令和5年においては、タイヤのはみ出し等の不正改造が疑われる軽自動車のタイヤが走行中に脱落し、歩行者に衝突して意識不明の重体となる痛ましい事故も発生しました。

 そのため国土交通省を中心として「不正改造車を排除する運動」が展開されますが、全日本トラック協会においても各都道府県トラック協会と協力し、「トラック運送業界における不正改造車排除運動」を積極的に展開いたします。

 なお、本運動は年間を通して実施されますが、今後、東北運輸局、青森運輸支局等と調整のもと、県内における強化月間を設けることとしています。(強化月間の実施についてはあらためてお知らせいたします。)

 各事業者においては、下記重点項目及び基本項目に留意し、本運動に取組んでいただきますようお願い申し上げます。

《不正改造重点排除項目》

(1) タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し

(2) 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し

(3) 前面ガラスならびに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態で可視光線透過率 70%未満)

(4) マフラーの切断・取り外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラーの装着

(5) 大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等

《不正改造基本排除項目》

(1)  直前直左の周辺状況を確認するための鏡、又はカメラ及び画像表示装置の取外し

(2) 前面ガラスへの装飾版の装着

(3) 土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し

(4) 基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け

(5) シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け

(6) 不正な二次架装

 

 各事業所での運動への取り組みに当たっては、下記自主点検表をご活用ください。

令和6年度「運行管理者・整備整備管理者研修」日程について

令和6年度「運行管理者・整備整備管理者研修」全日程については、下記のとおりとなります。


※ 選任研修の日程は、発表されておりません。発表され次第お知らせいたします。

公益社団法人青森県トラック協会「事故防止安全決議」について

 当協会では令和5年12月12日(火)、青森県トラック協会研修センターにて「事故防止安全大会」を開催し、下記の「事故防止安全決議」を採択しました。

 会員の皆様には、「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成にむけて、各種安全対策に積極的な取り組みを実施していただきますよう、あらためてお願いいたします。

事故防止安全決議

 私たちトラック運送事業者は、物流の中核として国民生活と産業活動のライフラインを担っている。その役割を果たしていくうえで、交通事故防止及び労働災害の撲滅は、必要不可欠である。

 全日本トラック協会が策定している「トラック事業における総合安全プラン2025」では、令和7年(2025年)の目標値を、死者数、重傷者数、合わせて970人以下、飲酒運転事故件数ゼロとしている。
 この目標を達成するためには、「事業用トラック1万台あたりの死者数と重傷者数」を6.5人におさえる必要があるが、今年の死者数、重傷者数は合わせて9名、事業用トラック1万台あたりの死者数と重傷者数は6.9人となっている。また、目標を「ゼロ」として掲げている飲酒運転については、過去4年間で5件、今年は1件発生している。

 このため、我々青森県トラック協会会員は、「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成のため、死亡事故、重傷事故の発生抑止はもちろん、飲酒運転ゼロに向け、一丸となって取り組まなければならない。

 トラック運送業界は厳しい経営環境に置かれているが、いついかなる状況にあっても、人命尊重の理念のもと、交通事故防止及び労働災害の撲滅に向けて積極的に取り組み、従業員が健康で安心して働くことのできる快適な職場環境の実現に向け努力し、企業並びに業界の発展に寄与すべく、以下の活動を強力に実践することを誓う。

一、経営トップが先頭に立った交通事故防止活動の積極的な推進

一、出庫及び帰庫時における対面点呼で、目視及びアルコールチェッカーを用いた確実且つ厳正な点呼の実施等による『飲酒運転根絶』への取組みの徹底

一、日常点検及び増し締め等の確実な実施による『車輪脱落事故防止』の徹底

一、労働時間等の改善基準に則った運行及び過労運転防止の徹底

一、運転者の健康に起因した交通事故防止の徹底

一、「思いやり・ゆずり合い」による安全・安心な交通社会の実現

以上、決議する。

令和5年12月12日 公益社団法人青森県トラック協会
事故防止安全大会

 

事故防止啓発資料等

※ 会員専用ページの閲覧には、全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載のパスワードが必要です。

第63回「正しい運転・明るい輸送運動」の実施について

 青森県トラック協会では、全日本トラック協会とともに年末年始に向けた事故防止対策として、第63回「正しい運転・明るい輸送運動」を実施いたします。

 この運動は、交通・労働災害事故防止、環境保全及び輸送秩序の確立により、円滑な輸送の達成を図り、年末年始の輸送繁忙期における安全・安心な輸送サービスを提供すること目的としています。

 今回の実施計画では、飲酒運転の根絶を始めとした実施事項について、啓発資料等を活用した、より実効性のある取り組みを推進する内容となっております。

運動期間

令和5年11月16日(木)~令和6年1月10日(水)

実施事項

(1)飲酒運転の根絶
(2)追突事故及び交差点における事故防止の徹底
(3)過労運転防止の徹底
(4)確実な点呼の実施
(5)携帯・スマートフォンの使用禁止の徹底
(6)健康診断の徹底
(7)荷役作業時の安全確保の徹底
(8)高速道路における事故防止の徹底
(9)車両の安全性確保の徹底
(10)降積雪期における輸送安全確保の徹底
(11)正しい積付け・固縛方法の徹底
(12)エコドライブ及びアイドリング・ストップの徹底
(13)運転安全マネジメントの徹底
(14)安全意識の高揚
(15)輸送品質・サービスの向上

 

本運動の趣旨を十分にご理解の上、下記実施計画により積極的に推進していただきますようお願い申し上げます。

運動の推進に当たっては、下記資料をご活用ください。

冬用タイヤ交換の平準化の取組みのための会員へのホイール・ナット無償配布について

 国土交通省自動車局整備課では、「冬用タイヤ交換の平準化の取組み」の一環として、劣化したホイール・ナットの交換を行うことにより、車輪脱落事故を未然に防止することを目的として、大型車用新品ホイール・ナットを会員事業者に無償で配布する取り組みを実施することとなりました。

 つきましては、下記要領にて大型車用新品ホイール・ナットの配布を行いますので、冬用タイヤへの早めの交換と併せて、劣化したホイール・ナットの新品への交換作業を実施していただきますよう、お願いいたします。

1.配布対象

会員事業者が保有する事業用大型貨物自動車のうち、使用年数が4年以上経過しているISO方式ホイール・ナットを使用している車両。

2.配布数

事業用大型貨物自動車1台につき、後輪2軸車は20個、後輪1軸車は10個までとし、1事業所につき大型車保有台数の10分の2(小数点以下は切り上げ)の台数分を上限とします。

例:大型保有台数12台・・・12(台)×0.2=2.4 → 3台分まで

ホイール・ナット準備数に限りがありますので、先着順とし、在庫が無くなり次第配布終了といたします。

3.配布期間

令和5年9月25日(月)~ 無くなり次第終了

4.配布場所

会員が所属する青森県トラック協会 各支部窓口にて配布いたします。
配布受付は、平日AM8:30~PM5:00までです。
※ 支部事務局不在の場合がありますので、所属する各支部に事前にお電話でご確認の上、お受け取りいただくことをおすすめします。

5.作業実施要領

例年、11月下旬から12月上旬頃に降雪予報が発表され、発表後、冬用タイヤへの交換需要が激増し、交換作業自体が煩雑となって車輪脱落事故に至ることも想定されていることから、各事業者(所)では、早めに冬用タイヤへの交換作業を実施してください。

① 各事業者(所)は、タイヤ交換する車両を計画し、「2.配布数」に記載の上限の範囲内で、必要となる新品ナット数(ISO方式)を把握のうえ、所属する各支部窓口にて必要数を申告し、新品ナットとともに、「ナット交換管理表」と「タイヤ脱着作業管理表」を受け取ってください。

※ UDトラックスの車両には、使用するナットに純正指定がありますので、新品ナット必要数を把握する場合は、UDトラックス用を分けて把握願います。(UDトラックス以外は共通部品です。)

各事業者(所)においてタイヤ交換を行う際に、左後輪から取り外したナットの状態を確認し、次の劣化した状態が確認されたものについては、1輪分全部を新品ナットと交換してください。

◆ ナットが著しく錆びているもの。
◆ ナットの座金(ワッシャー)が固着している、もしくはスムーズに回転しないもの。
◆ ナットの座金(ワッシャー)が分離し、ガタつきがあるもの。

なお、交換したナットは、各事業者(所)において適切に処分してください。

各事業者(所)は、タイヤ交換終了後「ナット交換実績管理表」に必要事項をご記入のうえ、所属する各支部あてファックスにて提出してください。

※ 「ナット交換実績管理表」及び「タイヤ脱着作業管理表」のExcelデータ版は下記からダウンロードできます。

6.注意事項

(1)タイヤ交換作業は、自社以外(自動車整備事業者など)で実施していただいても結構ですが、その場合でも「ナット交換実績管理表」の提出は必要です。

(2)自社でタイヤ交換作業を行う際は、全日本トラック協会作成のリーフレット「ストップ!!車輪脱落事故」に記載されているタイヤ交換作業の手順と方法を遵守し、「タイヤ脱着作業管理表」を活用し、作業してください。(記入済みの「タイヤ脱着作業管理表」は、各社で保管してください。)

◆ リーフレット掲載ページ →  https://jta.or.jp/member/anzen/datsurin_torikumi.html

(3)無償配布された新品ナットは、基本的に余剰の出ないよう使い切ることを前提としてください。

(4)上記5の②で、劣化したナットを新品ナットに交換する際、配布された新品ナットで足りない場合は、各事業者にて新品ナットを用意し、劣化したナットは絶対に再使用しないでください。

7.「冬用タイヤ交換の平準化の取組み」に係るQ&A

Q1:今回配布するホイール・ナットはアルミホイールでも使用できるのか。

A1:国交省がメーカー(いすゞ・UD)に確認したところ、ホイール・ナットはスチール用・アルミ用で分けていないので、アルミホイールも使用可能とのことです。ちなみに、スチールホイールからアルミホイールに変更する場合(逆も同様)、ホイールの厚みが違うため、ホイール・ボルトの変更は必要とのことです。

Q2:今回配布するホイール・ナットはトレーラも配布対象となるのか。

A2:配布するホイール・ナットは、トラックメーカー4社(いすゞ、日野、三菱ふそう、UD)の大型トラック用です。そのため、配布対象は、4社の大型トラックとトラクタであり、トレーラは配布対象外となります。※「いすゞ、日野、三菱ふそう」と「UD」は分けて管理してください。

Q3:今回配布するホイール・ナットは海外のトラックメーカー(スカニア、ボルボ、ダイムラー 等)の車両にも使用できるのか。

A3:A2同様で御願いします。

Q4:配布するホイール・ナットは、大型トラックの低床車両も使用できるのか。

A4:低床車両にも使用できます。ナット使用数が8個の低床車用ホイールに使用する場合は、配布数を1輪につき8個といたします。

Q5:事業者が提出するナット交換実績管理表には劣化したホイール・ナットの写真の添付は必要か。

A5:ナット交換実績管理表のみで結構です。劣化したホイール・ナットの写真等の添付資料は不要です。

Q6:使用しなかったホイール・ナットについては返却する必要は無いのか。

A6:基本的に使い切ることを前提に作業をお願いいたします。使用しなかったホイール・ナットは返却できません。

※ ご不明な点は、公益社団法人青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

令和5年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」の実施について

 「トラック運送業界における点検整備推進運動」については、年度を通して実施されているものですが、9月は「全国統一強化月間」、10月は東北運輸局管内における「地方独自強化月間」とされており、特に重点をおいて実施することとしています。

 つきましては、「令和5年度 トラック運送業界における点検整備推進運動」公益社団法人青森県トラック協会実施計画に基づき、事業用トラックの点検整備を徹底していただきますようお願いいたします。

 なお、3.実施内容(2)のア.において実施されました自主点検・整備結果につきましては、「結果報告書」にご記入し、11月6日(月)までに青森県トラック協会宛ファックスにてご報告いただきますよう、重ねてお願い申し上げます。

 また、昨年度までは、車両総重量8トン以上の自動車を50両以上保有する事業者について、「自動車点検整備推進運動における大型自動車の重点点検」結果を各運輸支局等に報告しておりましたが、今年度より実施しないこととなりましたので申し添えます。

令和5年度「トラック運送業界における点検整備推進運動」
公益社団法人青森県トラック協会実施計画

1.目的

 トラック輸送は、今や国民の生活や経済に不可欠な存在である。一方、トラックによる交通事故は重大事故に繋がるおそれがあり、特に大型トラックでは、重大事故につながりかねない車輪脱落事故が多発しており、適切なタイヤ脱着作業や増し締め等の保守管理等の事故防止対策とともに、環境面においてもカーボンニュートラルをはじめとした地球温暖化等への配慮が求められている。

 このような状況の中、日常点検、定期点検などによる点検・整備の実施が義務付けられているものの、その実施状況は必ずしも十分とは言えず、不正改造の防止とともに、点検整備の確実な実施を徹底して行く必要がある。

 また、近年、急増している大型トラック(車両総重量8トン以上)の車輪脱落事故を防止するために、ホイールナットの緩みの点検の確実な実施が必要不可欠である。

 このため、トラック運送業界として、より確実な点検整備を目指して、「トラック運送業界における点検整備推進運動」を展開する。

2.実施期間

 本運動は1年を通じて実施するものとするが、全国統一強化月間及び東北運輸局管内強化月間においては、特に重点をおいて実施する。

・全国統一強化月間
 令和5年9月1日(金)から9月30日(土)までの1ヶ月間

・東北運輸局管内強化月間
 令和5年10月1日(日)から10月31日(火)までの1ヶ月間

3.実施内容

(1)法定定期点検項目における重点点検項目

ア.法定定期点検項目のうち、以下に掲げる点検項目を重点点検項目とする。

重点点検項目

点検箇所点検時期
3ヶ月点検12ヶ月点検
原動機
・燃料装置
燃料もれ同左
電気装置
・電気配線
接続部の緩み及び損傷同左
制動装置
・漏れ、損傷及び取り付け状態
漏れ、損傷及び取り付け状態同左
制動装置
・ブレーキ・チャンバ
ロッドのストローク同左
機能

イ.トラック運送事業者が保有する全ての大型貨物自動車について、本運動強化月間及び、地方独自強化月間中、法定点検時期の有無にかかわらず、一回以上、ホイール・ナットの緩みの重点点検を実施する。また、冬用タイヤへの交換後1ヶ月以内に車輪が脱落している傾向にあることから、冬用タイヤへの交換を予定している場合には、冬用タイヤ交換後に点検することとする。

 なお、国土交通省が策定する大型車の車輪脱落事故防止にかかる「緊急対策」のトラック業界が取り組む実施事項と併せ、全ト協作成の「ストップ!車輪脱落事故~タイヤ交換作業の手法と方法~」の啓発資料活用により、日常点検及び定期点検の確実な実施に努める。

【参考リンク】

(2)強化月間における自主点検・整備の実施

 全国統一及び東北運輸局管内強化月間において、次の項目について事業用トラックの自主点検・整備を行う。

ア.黒煙による環境汚染の防止

 黒煙濃度の悪化に大きな影響を与えるエア・クリーナ・エレメント、燃料フィルタ、燃料噴射ポンプ等について点検・整備を実施する。

イ.DPF(黒煙除去フィルタ)等の後処理装置付き車の正しい使用

 国土交通省ウェブサイト「DPF(黒煙除去フィルタ)等の正しい使用方法について」等を参考に、DPFに堆積したアッシュ(灰分)の定期的な点検・清掃の実施とともに、低硫黄軽油(S10)の使用、メーカー指定のエンジンオイルの使用等、DPF装着車両の正しい使用方法を徹底する。

【参考リンク】

(3)報告

 上記(2)の ①で実施したエア・クリーナ・エレメントの自主点検・整備について、9月~10月の期間中に実施した結果を、「結果報告書」に記入し、令和5年11月6日(月)までに青森県トラック協会宛に報告を行うものとする。

以上

※ 昨年度まで、「(2)強化月間における自主点検・整備の実施」において展開しておりました「ホイールナット締付状態の自主点検・整備」及びその報告については、令和5年10月から予定している「車輪脱落事故防止キャンペーン」で実施することとしています。

 

関連リンク

お問い合わせ先

公益社団法人青森県トラック協会 業務部 電話 017-729-2000

令和5年度「トラック運送業界における不正改造車排除運動」について

 暴走行為、過積載等を目的とした不正改造車は、安全を脅かし道路交通の秩序を乱すとともに排出ガスによる大気汚染、騒音等の環境悪化の要因となっています。

 特に、部品の取付けや取外しによって保安基準に不適合となったものの、違法であるとの認識のないままに改造を行っている自動車使用者のほか、自動車使用者に保安基準に適合しない自動車を販売するため車検時に基準適合させつつ車検後に部品の取付けや取外しする不正改造を行う事業者、更にはそのような不正改造車について、検査での合格を強要する悪質な事業者もいる状況にあります。

 令和2年においては、大型機械を輸送する特殊車両の荷台を不正に改造したとして、道路運送車両法違反の疑いで書類送検された事案が発生しているところです。

 そのため国土交通省を中心として「不正改造車を排除する運動」が展開されますが、全日本トラック協会においても各都道府県トラック協会と協力し、「トラック運送業界における不正改造車排除運動」を積極的に展開いたします。

 なお、本運動は年間を通して実施されますが、今後、東北運輸局、青森運輸支局等と調整のもと、県内における強化月間を設ける事としています。(強化月間の実施についてはあらためてお知らせいたします。)

 各事業者においては、下記重点項目及び基本項目に留意し、本運動に取組んでいただきますようお願い申し上げます。

《不正改造重点排除項目》

(1) タイヤ及びホイール(回転部分)の車体外へのはみ出し

(2) 灯光の色が不適切な灯火器及び回転灯等の取付け並びに保安基準上、装備が義務化されている灯火器(例:側面方向指示器)の取外し

(3) 前面ガラスならびに運転者席及び助手席の窓ガラスへの着色フィルム等の貼付(貼付状態で可視光線透過率 70%未満)

(4) マフラーの切断・取り外し及び騒音低減機構を容易に取り外せる等の基準不適合マフラーの装着

(5) 大型貨物自動車の速度抑制装置の取外し、解除又は不正な改造、変更等

《不正改造基本排除項目》

(1)  直前直左の周辺状況を確認するための鏡、又はカメラ及び画像表示装置の取外し

(2) 前面ガラスへの装飾版の装着

(3) 土砂等を運搬するダンプ車の荷台にさし枠の取付け及びリアバンパ(突入防止装置)の切断・取外し

(4) 基準外のウイング(エア・スポイラ)の取付け

(5) シートベルト警報装置を解除する用品等の取付け

(6) 不正な二次架装

 

 各事業所での運動への取り組みに当たっては、下記自主点検表をご活用ください。

令和5年度 運行管理者講習・整備管理者研修日程について

令和5年度の運行管理者・整備管理者研修の日程を公開いたしました。

下記リンクよりご確認下さい。

※ 講習に関するお問い合わせは、各実施機関にお願いいたします。

【再周知】大型車の車輪脱落事故防止に向けた「走る前、左後輪点検キャンペーン」の実施について

「走る前、左後輪点検キャンペーン」のさらなる実施徹底について|青森運輸支局(令和4年12月23日)

 国土交通省 東北運輸局では、令和3年度に発生した東北運輸局管内の大型車のホイール・ナット緩み等による車輪脱落事故が、再び増加に転じている状況を踏まえ、令和4年10月1日から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施していますが、この一環として東北トラック協会では、車輪脱落事故防止啓発のための「走る前、左後輪点検キャンペーン」動画を作成しました。

 各事業者(所)においては、大型トラックの全運転者の方を対象として、下記実施要領により、車輪脱落事故防止にかかる指導及び監督を実施し、その結果をご報告いただきますようお願い申し上げます。

 また、会員事業所に「左後輪チェックOK!」ステッカー2種類(丸型・長方形型)の配布を行っておりますので、下記貼り付け例を参考に、大型トラックへの貼り付けを行ってください。

「走る前、左後輪点検キャンペーン」実施要領

1.大型トラック運転者による動画視聴

 例年12月が車輪脱落事故発生件数のピークであることを踏まえ、できるだけ早い時期に、以下(1)~(2)の動画をすべての大型トラック運転者が視聴する。

※ (1) の動画はフルバージョン、ショートバージョンいずれかの視聴で可
※ 車輪脱着作業を行う大型トラック運転者は(3)の動画もあわせて視聴する。


2.大型トラック運転者に対する指導・監督

 大型車の車輪脱落事故防止対策として、大型トラック運転者に対し次の事項を指導・監督してください。

 ホイール・ナットは、10個(または8個)のうち最初の1個が外れたことに気づくことができれば、他のナットが外れる前に締め直すことで、車輪脱落事故を防ぐことができる。
 そのため、運行前の日常点検を適切に実施するほか、休憩や休息、荷積み荷卸しなどの都度、走行前に左後輪のホイール・ナットを目視にてこまめにチェックすることを指導・監督する。


3.「走る前、左後輪点検キャンペーン」の報告
  
※ 大型車を保有されていない、又は、整備工場等でタイヤ交換をされている事業者は「3.走る前、左後輪点検キャンペーンについて」のみ回答提出をお願い致します。

 各事業者(所)では、全ての大型トラック運転者に別紙1の自己チェックアンケートを記入させてください。

 各事業者(所)は、別紙1のアンケート結果を別紙2に取りまとめ、「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」の自主点検表(※)とともに、青森県トラック協会あて郵送またはファックスにてご報告願います。

 ご報告いただきました内容は、当協会から東北運輸局青森運輸支局へ回付いたします。

※「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」における自主点検表「5.車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況」(10)に、上記動画視聴に関する点検事項がございますので、あわせてチェックをお願いいたします。 

報告先

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

・郵送の場合

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 安全総点検係

・ファックスの場合

公益社団法人青森県トラック協会
ファックス番号 017-729-2266

 

 

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お問合せ先

ご不明な点は、青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。