【開催延期】飲酒運転撲滅に向けた「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」開催のご案内

新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、開催を延期することといたしました。(2月24日発表)
 参加申込をいただいていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 代替開催のご案内、参加募集につきましては改めてご連絡いたします。


 全日本トラック協会が作成した「飲酒運転防止対策マニュアル」では、「飲酒傾向に問題がある運転者を管理者が把握した場合、直ちに乗務停止を行うとともに専門医によるカウンセリング等適切な処置を講じる」ことが飲酒運転撲滅対策の一つとして掲げられています。

 そのため当協会では、同対策のフォローアップとして、全国健康保険協会(協会けんぽ)青森支部のご協力のもと、下記にて「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」を開催する事といたしました。

 時節柄ご多忙とは存じますが、趣旨をご理解いただき、ご参加いただきます様ご案内申し上げます。

適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー 開催趣旨

 アルコール依存症(※1)には、「飲酒のコントロールができない」という症状があり、飲酒運転事案発生の原因がアルコール依存症の者による運転である場合、これまで実施している飲酒運転防止の啓発活動や事業者に対する行政処分、または事業者の内部規定による懲戒等だけでは、飲酒運転をやめさせることは難しいとされています。

 そのため当協会では、アルコール依存症予備軍である「問題飲酒者」の早期発見と、専門機関による早期介入を行う「適正飲酒支援プログラム」を、協会けんぽ青森支部のご協力により継続的に実施する(※2)とともに、アルコールによる健康リスクの低減を図ることを目的として、本セミナーを開催するものです。

 セミナーでは、青森県トラック協会による飲酒運転事案発生状況、協会けんぽ青森支部による「適正飲酒支援プログラム」の進め方等をご説明いたします。

※1 既にアルコール依存症である場合は、専門医による治療が必要です。
※2 協会けんぽ加入事業所が対象となります。

 

開催日時

令和4年3月2日(水)13:30~15:00

開催場所

青森県トラック協会研修センター 大研修室
(青森市大字荒川字品川111-3 電話:017-729-2000)

内容

・事業用トラックドライバーによる飲酒運転事案発生状況(トラック協会)
・青森県トラック協会の施策紹介(トラック協会)
・運送業における健康リスク等について(協会けんぽ)
・「適正飲酒支援プログラム」について(協会けんぽ)

※ セミナーを受講いただいた上で、協会けんぽによる「適正飲酒支援プログラム」の実施希望事業所を募ります。

参加対象

青ト協会員で、協会けんぽ加入事業所の経営者、責任者、運行管理者等

※ 協会けんぽ加入事業所以外でもセミナー聴講は可能ですが、「適正飲酒支援プログラム」を受けることは出来ませんのでご了承ください。

定員

50名(先着順・会場定員の3分の1としています)
※1事業所2名までといたします。

申込方法

下記「参加申込書」に必要事項をご記入いただき、2月25日(金)までに青森県トラック協会宛ファックスにてお申し込みください。

その他

・マスクの着用、手洗い励行等の感染症予防対策にご協力をお願いします。
・研修室内の換気を行って開催しますので、上着など調節しやすい服装でお越しください。
・当日、少しでも体調に違和感がある方につきましては参加をご遠慮願います。
・新型コロナ感染状況によっては開催を中止とする場合がございます。ご了承ください。

 

【参考】協会けんぽ加入事業所向け「適正飲酒支援プログラム」の進め方

飲酒対策へ事業所全体で取組むことを目標とすることについて事業主が宣誓する。⇒ 協会けんぽ青森支部で行っている「健康宣言」事業に参加する。

「適正飲酒支援プログラム」の実施を希望する事業者は、青ト協に申し込む。
  注:申込時には協会けんぽと連携するため事業所記号の申告が必須となります。

プログラム参加事業所の健康度を把握する。⇒ 協会けんぽによる「事業所健康度診断」の提供および「AUDIT(※3)」の配布。

「適正飲酒支援プログラム」の開始 ⇒ 協会けんぽによる個別面談、取組み状況アンケートや集団学習等の実施

「適正飲酒支援プログラム」の効果検証 ⇒ 協会けんぽによる効果検証を、プログラム参加後の健診結果に基づき実施

※3「AUDIT」とは、WHO(世界保健機関)によって開発された問題飲酒者のスクリーニングテストであり、多くの国々で飲酒問題の早期発見・早期介入のツールとして使われており、日本でも20年以上前に翻訳され、医療や保健指導の現場で活用されているものです。
 プログラム実施時の「AUDIT」結果や面談内容は個人情報であり、参加対象者と指導者(協会けんぽ支援担当者)間のみでのやりとりとなります。事業主および事業所担当者への情報提供は出来かねますのでご了承ください。

■ 「AUDIT」について詳しくは下記リンク先をご確認ください。

■ ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会業務部または適正化事業部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

燃料価格高騰に伴う燃料サーチャージ制の導入に係る荷主企業向け文書の送付について

 全日本トラック協会では、燃料価格高騰対策にかかる取り組みの一環として、荷主企業に対し、国土交通省との連名にて、別添のお願い文書とともに、「荷主向け燃料サーチャージパンフレット」及び「荷主向け『標準的な運賃』パンフレット」を、令和4年1月25日から順次発送を行っております。

 各会員におかれましては、今般のお願い文書並びにパンフレット送付を、荷主企業に対する標準的な運賃並びに燃料サーチャージへのご理解を頂く機会としてご活用いただければと存じます。

 

この記事のお問い合わせ先

青森県トラック協会 適正化事業部 電話017-729-2000

大型車の適切な冬用タイヤ交換作業の実施について(再依頼)

 令和4年1月12日、群馬県内の国道において、走行中の自家用大型トラックの左後輪タイヤ(冬用タイヤ)2本が脱落し、内1本が歩行者に衝突した重傷事故が発生いたしました。

 また、令和3年12月6日には、広島県内の高速道路において、冬用タイヤへの交換作業から6日後に、事業用大型トラックの左後輪タイヤ2本が脱落し、脱落したタイヤが対向車などに衝突する事故が発生しております。(下記記事参照)

 上記の車輪脱落事故に関しては、日頃の日常点検の励行、特に、運行前の大型車のディスクホイールの取り付け状態の確認を確実に行うことなどにより、車輪脱落事故の未然防止措置を講じることが極めて重要です。

 つきましては、会員各位におかれましては、別紙「タイヤ交換作業管理表」を活用し、確実なタイヤ交換作業を実施して頂きますよう、改めてお願い申し上げます。

一般社団法人日本自動車工業会が実施している下記アンケートにもご協力ください。

 

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参考リンク

飲酒運転防止に向けた車内チェック実施について

 飲酒運転根絶に向け、業界一体となって様々な取り組みを行っているところですが、未だに事業用トラックにおける飲酒運転事案が発生しており、より強力に飲酒運転防止への取り組みが求められています。

 今年6月に発生した千葉県八街市での飲酒運転死傷事故では、トラック車内から、缶ビール、日本酒などの酒類が大量に発見され、常習的に飲酒運転を行っていたとの報道もあることから、日頃よりドライバーの飲酒の習慣や常習性をチェックし、かつ、ドライバーに対しての適切な指導を通じて飲酒運転を未然に防ぐことが重要です。

 つきましては、会員各位におかれましては、時節柄ご多忙とは存じますが、年末年始の輸送等に関する安全総点検実施期間(令和4年1月10日まで)に併せ、下記要領にて酒類の缶やビン(空き缶、空き瓶を含む)がないか、車内チェックを実施していただきます様、お願い申し上げます。

飲酒運転防止に向けた車内チェック 実施要領

  1. 会社代表者や運行管理者等の指導監督権限を持った者が、運行前もしくは運行終了後、点検整備入庫等の機会をとらえ、トラック車内をチェックし、酒類の缶やビン(空き缶、空きビン含む)がないか確認する。(車内ゴミ箱、収納スペース、ベッドまわり等)

  2. 酒類の缶やビン(空き缶、空きビン含む)が車内から見つかった場合には、当該ドライバーに対し、全日本トラック協会発行の「飲酒運転防止対策マニュアル(※1)」等を参考に指導を行う。また、『新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト(※2)』を実施、その結果を確認し、アルコール依存症の疑い(4点以上)がある場合には、専門医療機関(病院)、行政機関(保健所、精神保健福祉センター)等(※3)に相談し、カウンセリングや治療を受けさせるなど、適切な措置をとる。

  3. 年末年始の輸送等に関する安全総点検実施期間終了後も、上記1及び2の対策を定期的に実施してください。

※1 「飲酒運転防止対策マニュアル」は下記からダウンロードできます。(ドライバーへの指導要領は6ページ目に記載)

※2 下記リンクからチェックシートがダウンロードできます。

※3 「アルコール依存症治療ナビ.jp」( http://alcoholic-navi.jp/ )にて確認が出来ます。

 

この記事に関するお問合せ先

公益社団法人青森県トラック協会 適正化事業部
電話 017-729-2000

アルコール依存症の正しい知識を~「飲酒運転防止にかかる自己チェック」への取組みについて

 事業用自動車運転者の飲酒運転の防止については、これまでも様々な取り組みを行っており、現在、事業用自動車総合安全プラン2025において飲酒運転事故ゼロを目標として取り組みを行っているところです。

 しかしながら、令和3年の東北運輸局管内における飲酒運転事案はこれまで6件発生し、その全ての事案が貨物自動車運送事業者においての発生であり、またその全ての事案について、運転者のアルコール依存症の可能性が疑われる状況です。

 アルコール依存症の症状の一つとして、「飲酒のコントロールができない」ということが示されており、飲酒運転事案発生の原因がアルコール依存症の者による運転である場合、これまで実施している飲酒運転防止の啓発活動や事業者に対する行政処分、または事業者の内部規定による懲戒等だけでは、飲酒運転をやめさせることは難しく、必要なのは事業者が「アルコール依存症に関する正しい知識を持っことと、病気の早期発見及び早期治療を行うこと」であることを改めて認識し、運転者まで浸透させていくことが重要です。

 各会員事業者においては、次の手順で「飲酒運転防止にかかる自己チェック」を活用し、アルコール依存の傾向にある運転者の早期発見から治療につなげることが出来るよう、取組みを実施していただきます様、お願い申し上げます。

STEP1

 全ての運転者に対して、下記の飲酒運転防止にかかる啓発資料、啓発動画等を活用した教育を実施して、アルコール依存症の正しい知識等を理解させる。

STEP2

 営業所ごとに全ての運転者に対し、別紙1「飲酒運転防止にかかる自己チェックシート」により自己チェックを実施させ、アルコール依存症対策に対する意識付けを図る。

STEP3

 別紙2「「飲酒運転防止スクリーニングテスト」の取りまとめ表」を営業所ごとに集計し、自己チェック実施結果を確認し、飲酒に関する各種運転者の理解度を把握するとともに、青森県トラック協会に報告する。(締切:令和4年1月14日(金))

※ STEP3でご報告いただいた「取りまとめ表」は、青ト協から東北運輸局青森運輸支局へ提出する事になっております。

※ ご不明な点は、青森県トラック協会業務部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。


【参考】

 下記サイトにて、アルコール依存症に関する知識や、全国の相談できる専門医療機関・行政機関検索ができます。

令和3年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検を実施します(令和3年12月10日~令和4年1月10日)

 令和3年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検が令和3年12月10日(金)~令和4年1月10日(月)の期間にて実施されます。

 今年度は、激増している大型トラックの車輪脱落事故や、未だ根絶に至っていない飲酒運転事案の発生を踏まえ、各種安全対策を着実に推進する必要があります。また、新型コロナウイルス感染症による感染拡大を予防するため、業種別の感染予防対策ガイドラインを踏まえた対策の着実な実施に努める必要があります。これに加えて、自然災害により事業者自身が被災し運休が生じる事案やテロ対策等、早急かつ適切な対応が求められていることから、下記のとおり、国土交通省全体の4つの重点点検事項に加え、6つの自動車局重点点検事項が定められております。

  各事業者においては、総点検の実施により安全確保の徹底を図りましょう。

重点点検事項

【国土交通省全体】

    1. 安全管理(特に乗務員の健康状態、過労状態の確実な把握、乗務員に対する指導監督体制)の実施状況
    2. 自然災害、事故等発生時の乗客等の安全確保のための通報・連絡・指示体制の整備・構築状況
    3. テロ防止のための警戒体制の整備状況や乗客等の安心確保のための取組テロ発生時の通報・連絡・指示体制の整備状況及びテロ発生を想定した訓練の実施状況
    4. 新型コロナウイルス感染症に関する感染拡大予防ガイドラインの遵守状況、新型インフルエンザ対応マニュアル、事業継続計画の策定状況、対策に必要な物資等の備蓄状況及び職場における感染防止対策の周知・徹底状況などの感染症対策の実施状況

【自動車局】

    1. 軽井沢スキーバス事故を踏まえた貸切バスの安全対策の実施状況
    2. 健康管理体制の状況
    3. 運転者に過労運転を行わせないための安全対策の実施状況
    4. 運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策の実施状況
    5. 車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況(特に大型自動車の車輪脱落事故防止対策及びスペアタイヤ等の定期点検実施状況)
    6. 大雪に対する輸送の安全確保の実施状況
      ※トラック運送事業関係は2.~6.

 各会員事業者(所)では、自主点検を実施し、その点検結果を、また、問題点があればその内容と講じた措置等について、下記「様式1-4 自主点検表」に記載し、令和4年1月14日(金)まで青森県トラック協会あて提出いただきますようお願いいたします。

 なお、提出いただいた自主点検表は青森運輸支局へ回付いたします。

※令和4年1月14日(金)までに青森県トラック協会へ提出してください。

 

※ 自主点検項目「4.運転者に飲酒運転や薬物運転等を行わせないための安全対策の実施状況」において、全ての運転者に対し、「アルコール依存症スクリーニングテスト」の実施が求められています。

 下記にあります[別紙]新久里浜式アルコール症スクリーニングテストを用いて各事業所にて全運転者へ配布し、実施してください。(協会へ提出の必要はありません)

 

※ ご不明な点等ございましたら青森県トラック協会までお問い合わせください。
  【法令・規則等に関すること】適正化事業部 電話017-729-2000
  【自主点検表の提出等に関すること】業務部 電話017-729-2000

事故防止安全大会を開催します ~同時開催「プラン2025目標達成セミナー」(11月29日・青森県トラック協会研修センター)

 事業用トラックによる交通死亡事故絶無達成に向け、下記により「事故防止安全大会」を開催します。

 また、併せて、全日本トラック協会策定の「トラック事業における総合安全プラン2025」に掲げる交差点事故、追突事故防止対策を中心とした、総合安全プラン2025目標達成セミナーを開催いたします。

 会員の皆様におかれましては、業務ご多忙中のところ、誠に恐縮とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

日時

令和3年11月29日(月) 13:30~15:30

場所

青森県トラック協会研修センター 大研修室
青森市大字荒川字品川111-3 電話017-729-2000

内容

■ 青森県内における事業用トラックの事故発生状況について
■ 事業用トラックにおける事故の傾向と防止対策 (講師 SOMPOリスクマネジメント株式会社)
■「事故防止安全決議」の採択

対象者

経営者及び管理者(現場での安全を管理される方)

定員

75名(1社2名迄) ※ 定員になり次第締め切りとさせて頂きます。

その他

◇ 受講者にはGマークの加点対象となる受講証明書を発行いたします。(ただし、遅刻、途中退席の無い事)

◇ 新型コロナウイルス対策のため以下の点にご注意下さい。

・当日、体調のすぐれない方は、参加をご遠慮下さい。
・会場内では必ずマスクを着用していただきます。
・ご自身の筆記用具をご持参下さい。
・講師は、日常より感染予防のため十分な対策をとっております。
・今後の新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合があります。

参加申込

 下記参加申込書に必要事項をご記入の上、11月15日までに青森県トラック協会あてファックスにてお申し込みください。

【開催延期】令和3年度 「標準的な運賃」活用セミナー(応用編)を開催します!(8月24日)

 直近の青森県内における新型コロナウイルス感染症の状況を考慮し、開催を延期いたします。
代替の開催日程につきましては、決まり次第あらためてお知らせいたします。

 昨年4月に国土交通省から告示された「標準的な運賃」を活用し、荷主との運賃交渉によりドライバーの働き方改革を実現し、持続可能な輸送を維持していく必要があります。

 青森県トラック協会では、この「標準的な運賃」について、その考え方を踏まえ、原価計算や独自運賃表の作成、荷主との交渉方法を中心に学ぶ「『標準的な運賃』活用セミナー(応用編)」を下記により開催いたしますのでお知らせいたします。


日時

令和3年8月24日(火) 13:30~17:00

場所

青森県トラック協会研修センター
青森市大字荒川字品川111-3

内容

〇「標準的な運賃」告示の概要・届出
〇「標準的な運賃」を踏まえた原価計算(演習など)
〇 原価計算を反映した運行形態別運賃の考え方
〇 荷主との交渉方法 ほか

対象

青森県トラック協会会員事業者の経営者および営業などの担当者

講師

日本PMIコンサルティング株式会社
代表取締役・税理士 小坂 真弘 氏

申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申し込みください。

申込締切

令和3年8月17日(火)

※上記期間内であっても、会場の定員に達した場合は受付を終了させていただきます。


※ 新型コロナウイルス感染症の影響により予定が変更となる場合がございます。

 

この記事のお問い合わせ先

セミナーに関すること…青森県トラック協会 業務部 電話 017-729-2000
運賃届出に関すること…青森県トラック協会 適正化事業部 電話 017-729-2000

 

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事業用自動車の運転者に対する飲酒運転防止の徹底について

 東北運輸局管内において令和2年の飲酒運転は、平成20年以降最多の11件発生し、更に、令和3年は既に4件発生しています。

 最近の飲酒運転では、多くの場合、営業所を出庫した後に飲酒し事故を起こして発覚しており、ご承知のように、去る6月28日に発生した千葉県八街市の学校児童が死傷する痛ましい事案も飲酒事故でした。

 飲酒状況が把握できる事例は氷山の一角と考えられ、飲酒運転が隠れて恒常的に行われていることが懸念されます。

 青森県においても、令和2年は2件(路外逸脱と物損事故)、令和3年は1件(ガードレール衝突事故)の飲酒運転が発覚しています。

 本県の発生は東北管内でも多い件数であり、このような本県の事態を厳しく受け止め、飲酒運転は極めて悪質で危険な犯罪行為であることを認識させ、飲酒運転の防止を徹底する必要があります。

 つきましては、本年6月25日付けで東北運輸局青森運輸支局から通知された下記について周知徹底され、飲酒運転防止の徹底をお願い致します。

1.運転者に対する指導監督の徹底について

(1) 飲酒運転の危険性を理解させるため、アルコールが運転に及ぼす影響やアルコール依存症の危険について、計画的かつ継続的に教育を行うこと

(2) 運転者の健康診断、適性診断結果をもとに個人面談等を行い、特に飲酒習慣のある運転者に対しては、飲酒実態を把握したうえで適切な指導や改善等に取組むこと

2.点呼の厳正な実施について

(1) 帰庫時の点呼の実施にあたっても、アルコール検知器を使用した確認や、運転者の状態を目視等で確認するほか、帰庫車両の運転席等を点検し、酒の空き缶、ビン類の有無を確認して、乗務中における飲酒の有無の確認を強化すること。

(2) 遠隔地における点呼では、適切な時期に点呼を執行し、アルコール検知器の使用を徹底するなど、休憩中の飲酒により飲酒運転を招かない管理体制を構築すること。

 

新久里浜式アルコール依存症スクリーニングテストについて

 神奈川県にあります独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターによって作られた日本人向けアルコール依存症のスクリーニングテストです。

 アルコール依存度のチェックにご活用ください。

 

啓発用資料

「標準的な運賃」活用セミナー(応用編)の開催について(予告)|開催日:令和3年8月24日(火)

 昨年4月に国土交通省から告示された「標準的な運賃」を活用し、荷主との運賃交渉によりドライバーの働き方改革を実現し、持続可能な輸送を維持していく必要があります。

 青森県トラック協会では、この「標準的な運賃」について、その考え方を踏まえ、原価計算や独自運賃表の作成、荷主との交渉方法を中心に学ぶ「応用編」を下記により開催する予定としておりますのでお知らせいたします。

 なお、正式な開催案内は当ホームページ及び会員宛ファックスにて後日通知いたします。


日時

令和3年8月24日(火) 13:30~17:00

場所

青森県トラック協会研修センター
青森市大字荒川字品川111-3

内容

〇「標準的な運賃」告示の概要・届出
〇「標準的な運賃」を踏まえた原価計算(演習など)
〇 原価計算を反映した運行形態別運賃の考え方
〇 荷主との交渉方法 ほか

対象

青森県トラック協会会員事業者の経営者および営業などの担当者

講師

日本PMIコンサルティング株式会社
代表取締役・税理士 小坂 真弘 氏


※ 新型コロナウイルス感染症の影響により予定が変更となる場合がございます。

 

この記事のお問い合わせ先

セミナーに関すること…青森県トラック協会 業務部 電話 017-729-2000
運賃届出に関すること…青森県トラック協会 適正化事業部 電話 017-729-2000