令和5年度 運行管理者講習・整備管理者研修日程について

令和5年度の運行管理者・整備管理者研修の日程を公開いたしました。

下記リンクよりご確認下さい。

※ 講習に関するお問い合わせは、各実施機関にお願いいたします。

県内経済団体に対する「2024年問題」等への取組・周知への協力要請を実施しました

 働き方改革関連法により、自動車運転者の時間外労働の上限規制(年間960時間)が適用される2024年4月まで、残すところ1年余りとなりました。本規制の適用により、トラック運送事業者の売上げ・利益の減少、残業時間の縮小によるドライバーの収入減少、離職増加などの問題が発生するとされており、現状のまま対応できないでいると、物流が停滞し、結果、経済や生活への影響が懸念されているところです。(いわゆる「2024年問題」。)

 この、「2024年問題」における課題解決には、トラック運送事業者の自助努力だけでは困難であり、安全・安心で持続可能な物流の実現に向けた取引環境の適正化については、荷主企業の理解と協力が不可欠です。

 そのため、当協会では、国土交通省東北運輸局青森運輸支局、及び厚生労働省青森労働局の行政と一体となって、県内経済団体に対し、「2024年問題」解消に向けた取組、傘下会員企業への周知について、理解と協力を要請したところです。

 要請状況、要請書の提出については、テレビ、新聞など多数のメディアに取り上げられ、多くの荷主企業や関係者等の耳目を集めているところです。(2月1日付の県内地元紙をご参照ください。)

 つきましては、当協会会員各位におかれましては、この状況を踏まえ、お取引のある荷主企業との「2024年問題」の解決に向けた交渉を加速していただき、事業経営の安定化による輸送力確保と、安全・安心なトラック輸送の維持につきまして、ご尽力いただきますよう、お願い申し上げます。

1.要請日

令和5年1月31日(火)

2.要請先

青森県商工会議所連合会
 会長 倉橋 純造 様

青森経済同友会
 代表幹事 佐藤 健一 様

 代表幹事 西  秀記 様

一般社団法人青森県経営者協会
 会長 七尾 嘉信 様

3.要請文書

「2024年問題」等への取組・周知へのご協力について(要請)

以上

 

【要請文書ダウンロード】

【関連資料ダウンロード】

ご不明な点は、青森県トラック協会事務局(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

運輸安全マネジメント「ガイドライン」セミナー開催のご案内(国土交通省認定セミナー)【2/22 青ト協研修センター】

 会員事業者の皆さまにおかれましては、日々安全管理体制の構築・改善に取組んでおられると存じますが、重大事故防止のため、さらなる安全管理体制の強化が求められているところです

 輸送の安全性向上への取組みに特効薬はなく、経営トップから現場まで一丸となって安全管理体制を構築し、「PDCAサイクル」による継続的取組みを実施し、改善していく必要があります

 そこで今回、「運輸安全マネジメント制度」のガイドラインにつきまして、中小規模事業者の皆さまを主な対象とした新たな認定セミナーを下記にて開催いたします。

 時節柄、業務ご多忙とは存じますが、この機会にご参加いただきますようご案内申し上げます。


1.日時

令和5年2月22日(水) 13:00~17:00(12:30開場)

2.場所

青森県トラック協会研修センター
青森市大字荒川字品川111-3 電話 017‐729-2000

3.主催

(公社)青森県トラック協会・三井住友海上火災保険(株)共催

4.内容

「運輸事業者における安全管理の進め方に関するガイドライン~輸送の安全性の更なる向上に向けて~」について、安全管理体制全般の構築・改善を推進するための狙いや取組方法を、参考例を示しながら具体的に解説します。

5.講師

MS&ADインターリスク総研(株) リスクマネジメント第二部
交通リスクマネジメントグループ マネジャー・上席コンサルタント 近藤 真文 氏

6.参加料

無料

7.受講対象

中小規模運送事業者の経営者(社長等)、取締役、安全統括管理者、その他安全管理に関わる部門長(運輸部長、営業所長)等【定員50名】
※ 当日、会場にて名刺を頂戴いたしますのでご用意ください。

8.申込方法

下記リンクより「参加申込書」をダウンロードし、2月13日(月)までに三井住友海上宛FAXにてお申込みください。

9.本セミナー受講のインセンティブ

① セミナーの受講、活用が確認されれば、地方運輸局は、長期未監査を理由とする監査の対象としないことができます。
② 安全性優良事業所認定制度(Gマーク)申請の加点対象セミナーです。

※ ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会 適正化事業部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

1月24日~26日頃にかけての大雪に対する東北運輸局等の緊急発表を踏まえた輸送の安全確保について

 国土交通省東北運輸局、東北地方整備局、仙台管区気象台及び東日本高速道路株式会社東北支社では連名で、令和5年1月23日に「大雪に対する緊急発表」を行いました。

 悪天候時の運行管理にあたっては、状況を的確に把握し、乗務員に対して運行の中止、徐行運転などについて適切な指示を行う必要があります。また、運行に際しての経路調査において路面の状態などに関する情報を収集するとともに、気象情報収集に努め運行の安全に万全を期すことが重要になります。

 各事業者においては最新の気象情報、道路交通情報などに十分ご留意ください。

大雪に対する緊急発表

○ 東北地方は、強い冬型の気圧配置となり、この冬一番の強い寒気が流れ込むでしょう。このため、日本海側を中心に1月24日から26日頃にかけて大雪となる所がある見込みです。また、猛ふぶきとなる所があるでしょう。

積雪や猛ふぶき、吹き溜まり、路面凍結による交通障害に警戒が必要です。

お車を運転する場合には、必ず冬タイヤの装着とチェーンの携行をお願いします。

大規模な車両滞留を回避するため、除雪能力を超える降雪が予測される場合には、予防的計画的に通行止めを行う可能性があります。また、高速道路が通行止めになった場合には、並行する国道等も同時に通行止めを行う可能性があります。

道路利用者の方々には、不要不急の外出を自粛いただくことと併せて、広域迂回などの通行経路の変更をお願いするとともに、通行止めとなる場合には、道路上ではない降雪の少ない場所でお待ちいただくようお願いいたします。

○ なお、山形県内の国道112号月山道路においては、チェーン規制実施の可能性があります。

○ 公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生する恐れがあります。「鉄道・バス事業者等が発表する運行状況を確認してください。」

運送事業者及び荷主企業の皆様におかれましても、今後の気象予報等をご確認いただき、広域迂回や運送日の調整等をご検討いただきますよう、ご協力をお願いいたします。

○ 高速道路の通行止めの可能性については、NEXCO東日本のホームページに掲載して参ります。(https://www.e-nexco.co.jp/

○ 最新の気象情報等に留意し、外出が必要な場合には、十分な時間的余裕を持って行動して頂くようお願いします。

 各事業者においては、「大雪に対する緊急発表」を踏まえた輸送の安全確保に万全を期すようお願いします。

 輸送の安全を確保するための措置を適切に講じずに運行し、貨物自動車運送事業輸送安全規則(平成2年運輸省令第22号)第11条の規定「異常気象時等における措置」に違反したことが確認された場合については、「貨物自動車運送事業者に対する行政処分等の基準について(平成21年9月29日付け国自安第 73号、国自貨第77号、国自整第67号)」に基づき行政処分を行うこととなります。

 また、輸送の安全を確保するために必要な措置を講じても安全輸送を行うことができない状況にもかかわらず、荷主に輸送を強要された場合には、国土交通省ホームページに設置されている「意見募集窓口」、最寄りの地方運輸局、又は運輸支局にその旨通報をお願いしております。

・国土交通省 意見募集窓口ウェブサイト
 https://www.mlit.go.jp/jidosha/yusou-jittai/index.html

・国土交通省東北運輸局 自動車交通部 貨物課 電話022-791-7531

・国土交通省東北運輸局 青森運輸支局 輸送監査部門 電話017-739-1501

 

最新の気象情報や道路情報は下記リンクをご覧下さい。

■ 気象情報

 

■ 道路情報

 

■ お問い合わせ先

青森県トラック協会 適正化事業部 電話017-729-2000

【2月14日開催】飲酒運転撲滅に向けた「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」開催について

 全日本トラック協会が作成した「飲酒運転防止対策マニュアル」では、「飲酒傾向に問題がある運転者を管理者が把握した場合、直ちに乗務停止を行うとともに専門医によるカウンセリング等適切な処置を講じる」ことが飲酒運転撲滅対策の一つとして掲げられています。

 そのため当協会では、同対策のフォローアップとして、全国健康保険協会(協会けんぽ)青森支部のご協力のもと、下記にて「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」を開催する事といたしました。

 時節柄ご多忙とは存じますが、趣旨をご理解いただき、ご参加いただきます様ご案内申し上げます。

適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー 開催趣旨

 アルコール依存症(※1)には、「飲酒のコントロールができない」という症状があり、飲酒運転事案発生の原因がアルコール依存症の者による運転である場合、これまで実施している飲酒運転防止の啓発活動や事業者に対する行政処分、または事業者の内部規定による懲戒等だけでは、飲酒運転をやめさせることは難しいとされています。

 そのため当協会では、アルコール依存症予備軍である「問題飲酒者」の早期発見と、専門機関による早期介入を行う「適正飲酒支援プログラム」を、協会けんぽ青森支部のご協力により継続的に実施する(※2)とともに、アルコールによる健康リスクの低減を図ることを目的として、本セミナーを開催するものです。

 セミナーでは、青森県トラック協会による飲酒運転事案発生状況、協会けんぽ青森支部による「適正飲酒支援プログラム」の進め方等をご説明いたします。

※1 既にアルコール依存症である場合は、専門医による治療が必要です。
※2 協会けんぽ加入事業所が対象となります。

 

開催日時

令和5年2月14日(火)13:30~15:00

開催場所

青森県トラック協会研修センター 大研修室
(青森市大字荒川字品川111-3 電話:017-729-2000)

内容

・事業用トラックドライバーによる飲酒運転事案発生状況(トラック協会)
・運送業における健康リスク等について(協会けんぽ)
・「適正飲酒支援プログラム」について(協会けんぽ)

※ セミナーを受講いただいた上で、協会けんぽによる「適正飲酒支援プログラム」の実施希望事業所を募ります。

参加対象

青ト協会員で、協会けんぽ加入事業所の経営者、責任者、運行管理者等

※ 協会けんぽ加入事業所以外でもセミナー聴講は可能ですが、「適正飲酒支援プログラム」を受けることは出来ませんのでご了承ください。

定員

50名(先着順・会場定員の3分の1としています)
※1事業所2名までといたします。

申込方法

① Webでお申し込みの場合は、こちらのお申込みフォームに必要事項を入力し、最後に「送信」をクリックしてください。

② FAXでお申し込みの場合は下記「参加申込書」に必要事項をご記入いただき、青森県トラック協会宛ファックスにてお申し込みください。

※ お申し込み締め切りは2月3日(金)までです。

その他

・マスクの着用、手洗い励行等の感染症予防対策にご協力をお願いします。
・研修室内の換気を行って開催しますので、上着など調節しやすい服装でお越しください。
・当日、少しでも体調に違和感がある方につきましては参加をご遠慮願います。
・新型コロナ感染状況によっては開催を中止とする場合がございます。ご了承ください。

 

【参考】協会けんぽ加入事業所向け「適正飲酒支援プログラム」の進め方

 飲酒対策へ事業所全体で取組むことを目標とすることについて事業主が宣誓する。⇒ 協会けんぽ青森支部で行っている「健康宣言」事業に参加する。

 「適正飲酒支援プログラム」の実施を希望する事業者は、青ト協に申し込む。
  注:申込時には協会けんぽと連携するため事業所記号の申告が必須となります。

 プログラム参加事業所の健康度を把握する。⇒ 協会けんぽによる「事業所健康度診断」の提供および「AUDIT(※3)」の配布。

 「適正飲酒支援プログラム」の開始 ⇒ 協会けんぽによる個別面談、取組み状況アンケートや集団学習等の実施

 「適正飲酒支援プログラム」の効果検証 ⇒ 協会けんぽによる効果検証を、プログラム参加後の健診結果に基づき実施

※3「AUDIT」とは、WHO(世界保健機関)によって開発された問題飲酒者のスクリーニングテストであり、多くの国々で飲酒問題の早期発見・早期介入のツールとして使われており、日本でも20年以上前に翻訳され、医療や保健指導の現場で活用されているものです。
 プログラム実施時の「AUDIT」結果や面談内容は個人情報であり、参加対象者と指導者(協会けんぽ支援担当者)間のみでのやりとりとなります。事業主および事業所担当者への情報提供は出来かねますのでご了承ください。

■ 「AUDIT」について詳しくは下記リンク先をご確認ください。

■ ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会業務部または適正化事業部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

「標準的な運賃」パンフレットを作成しました(東北トラック協会)

 東北6県のトラック協会で組織する「東北トラック協会」では、荷主の皆様に「標準的な運賃」と「燃料サーチャージ」についてご理解いただくためのパンフレットを作成いたしました。

 会員各社において印刷し、運賃・料金の交渉にご活用ください。

 また、荷主企業の皆様にもご一読いただければと存じます。

 パンフレットは下記よりダウンロードしてください。

※ 会員の皆様には、会員向けパンフレットを、青森県トラック協会報1月号に同封し、送付することとしています。

【再周知】大型車の車輪脱落事故防止に向けた「走る前、左後輪点検キャンペーン」の実施について

「走る前、左後輪点検キャンペーン」のさらなる実施徹底について|青森運輸支局(令和4年12月23日)

 国土交通省 東北運輸局では、令和3年度に発生した東北運輸局管内の大型車のホイール・ナット緩み等による車輪脱落事故が、再び増加に転じている状況を踏まえ、令和4年10月1日から「大型車の車輪脱落事故防止キャンペーン」を実施していますが、この一環として東北トラック協会では、車輪脱落事故防止啓発のための「走る前、左後輪点検キャンペーン」動画を作成しました。

 各事業者(所)においては、大型トラックの全運転者の方を対象として、下記実施要領により、車輪脱落事故防止にかかる指導及び監督を実施し、その結果をご報告いただきますようお願い申し上げます。

 また、会員事業所に「左後輪チェックOK!」ステッカー2種類(丸型・長方形型)の配布を行っておりますので、下記貼り付け例を参考に、大型トラックへの貼り付けを行ってください。

「走る前、左後輪点検キャンペーン」実施要領

1.大型トラック運転者による動画視聴

 例年12月が車輪脱落事故発生件数のピークであることを踏まえ、できるだけ早い時期に、以下(1)~(2)の動画をすべての大型トラック運転者が視聴する。

※ (1) の動画はフルバージョン、ショートバージョンいずれかの視聴で可
※ 車輪脱着作業を行う大型トラック運転者は(3)の動画もあわせて視聴する。


2.大型トラック運転者に対する指導・監督

 大型車の車輪脱落事故防止対策として、大型トラック運転者に対し次の事項を指導・監督してください。

 ホイール・ナットは、10個(または8個)のうち最初の1個が外れたことに気づくことができれば、他のナットが外れる前に締め直すことで、車輪脱落事故を防ぐことができる。
 そのため、運行前の日常点検を適切に実施するほか、休憩や休息、荷積み荷卸しなどの都度、走行前に左後輪のホイール・ナットを目視にてこまめにチェックすることを指導・監督する。


3.「走る前、左後輪点検キャンペーン」の報告
  
※ 大型車を保有されていない、又は、整備工場等でタイヤ交換をされている事業者は「3.走る前、左後輪点検キャンペーンについて」のみ回答提出をお願い致します。

 各事業者(所)では、全ての大型トラック運転者に別紙1の自己チェックアンケートを記入させてください。

 各事業者(所)は、別紙1のアンケート結果を別紙2に取りまとめ、「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」の自主点検表(※)とともに、青森県トラック協会あて郵送またはファックスにてご報告願います。

 ご報告いただきました内容は、当協会から東北運輸局青森運輸支局へ回付いたします。

※「令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検」における自主点検表「5.車両の日常点検整備、定期点検整備等の実施状況」(10)に、上記動画視聴に関する点検事項がございますので、あわせてチェックをお願いいたします。 

報告先

※ 令和5年1月12日(木)までに青森県トラック協会へ提出してください。

・郵送の場合

〒030-0111 青森市大字荒川字品川111-3
公益社団法人青森県トラック協会 安全総点検係

・ファックスの場合

公益社団法人青森県トラック協会
ファックス番号 017-729-2266

 

 

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お問合せ先

ご不明な点は、青森県トラック協会 業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

令和4年度 年末年始の輸送等に関する安全総点検 ~動画資料で飲酒運転防止の指導・監督を実施しましょう~

 「事業用自動車総合安全プラン2025」において、飲酒運転の件数をゼロとすることを目標として各種取り組みを進めているところですが、昨年度青森運輸支局管内では、飲酒事案が2件発生しており、東北運輸局管内最多となる状況です。

 また、東北運輸局管内では今年度、現時点において残念ながら1件の発生(トラック)を確認しているところです。

 つきましては、今後事業用自動車の飲酒運転撲滅のため、各事業者(所)において、下記による取り組みを実施していただきますよう、お願いいたします。

1.動画資料を用いたトラック運転者への指導・監督

 令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検の期間中(令和4年12月10日~令和5年1月10日)、全てのトラック運転者に対し以下の動画を視聴させることにより

① 「これくらいなら大丈夫」といった過信が飲酒運転に繋がり
② 飲酒運転時は通常時より死亡事故率が大幅に上昇し(※)
③ 死亡事故を起こせば被害者はもちろん、自分自身の人生も滅茶苦茶になる

ということを理解させること。

2.令和4年度年末年始の輸送等に関する安全総点検での報告

 総点検における重点点検事項において、1.の取組の実施状況を問うこととするので、全てのトラック運転者に対し実施した場合には、当該点検事項に「○」を記入し報告すること。

事業用自動車の運転者に対する飲酒運転防止の徹底について

 東北運輸局管内において、下記の通り事業用自動車の飲酒運転事案が発生いたしました。

 各事業所においては、他山の石として事故防止の取組みを再度徹底していただきますよう、お願いいたします。

発生日 業態 管轄支局 種類
令和4年8月21日 貨物 福島 酒気帯び運転
事案概要

 午前3時50分頃、栃木県の国道において、信号待ちをしていた際に運転者席の窓から空き缶を車外へ投げ捨てたところを警察が目撃し、空き缶がビール缶であったことからアルコール検査をしたところ、当該運転者の呼気から0.15mg/l を超えるアルコールが検出されたことから検挙された。

 この事案による事故は発生していない。

 10月3日に福島支局が108条34通知を受理し、その後調査を行ったため、発生日から日数が経過したもの。

1.運転者に対する指導監督の徹底について

(1) 飲酒運転の危険性を理解させるため、アルコールが運転に及ぼす影響やアルコール依存症の危険について、計画的かつ継続的に教育を行うこと

(2) 運転者の健康診断、適性診断結果をもとに個人面談等を行い、特に飲酒習慣のある運転者に対しては、飲酒実態を把握したうえで適切な指導や改善等に取組むこと

2.点呼の厳正な実施について

(1) 帰庫時の点呼の実施にあたっても、アルコール検知器を使用した確認や、運転者の状態を目視等で確認するほか、帰庫車両の運転席等を点検し、酒の空き缶、ビン類の有無を確認して、乗務中における飲酒の有無の確認を強化すること。

(2) 遠隔地における点呼では、適切な時期に点呼を執行し、アルコール検知器の使用を徹底するなど、休憩中の飲酒により飲酒運転を招かない管理体制を構築すること。

 

新久里浜式アルコール依存症スクリーニングテストについて

 神奈川県にあります独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターによって作られた日本人向けアルコール依存症のスクリーニングテストです。

 アルコール依存度のチェックにご活用ください。

 

啓発用資料

貸出用ビデオライブラリに新作「ストップ!車輪脱落事故~タイヤ交換作業の手順と方法」を追加しました

 大型車の車輪脱落事故は、大事故に繋がりかねない大変危険なものですが、令和2年度は131 件、令和3年度には123 件発生しており、そのほとんどが11月~2月の冬期間に集中しています。

 そのため、全日本トラック協会では、車輪脱落事故防止のため、タイヤ交換の正しい手順、方法についてのDVDを作成しました。

 当協会ではこのDVDを会員向けに貸出しすることとしましたので、ご活用いただきますようご案内申し上げます。

DVDの主な内容

・タイヤの取り外し
・ハブ面の点検と清掃
・ディスク・ホイールの点検と清掃
・ホイール・ボルトの点検と清掃
・ホイール・ナットの点検と清掃
・潤滑剤の塗布
・タイヤの取り付け
・ホイール・ナットの増し締め

収録時間は約19分です。

DVDの貸出については下記ページをご確認ください。

※ ご不明な点等ございましたら、青森県トラック協会業務部(電話 017-729-2000)までお問い合わせください。

※ 本DVDと同じものを会員所属支部を通じ全会員に1枚ずつ配布する予定としております。(11月頃を予定)

 

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