車輪脱落事故防止セミナーを開催します 【1回目 9月16日 定員になりましたので受付終了しました】【2回目 9月26日 受付中】青森県トラック協会研修センター

 近年の大型トラック車輪脱落事故は増加傾向にあり、事故やトラブルの防止に向けた安全管理の重要性が一層高まっております。このような中、東北運輸局管内の車輪脱落事故は、特に増加していることから、点検や周知活動の強化を図るなど、車輪脱落事故の防止を強力に推進しています。

 これから冬期間に備え、タイヤ交換後の時期に車輪脱落事故が増え始めることから、事故を未然に防ぐためのセミナーを開催いたします。

 

◇開催日時  1回目 令和4年9月16日(金)14:00~16:00 受付13:30~【定員になりましたので受付終了しました】

       2回目 令和4年9月26日(月)14:00~16:00 受付13:30~

※青森会場のみ開催になります。八戸会場の予定はございません。

 

◇場  所  青森県トラック協会研修センター 青森市荒川品川111-3

 

◇講  師  ブリヂストンタイヤソリューションジャパン株式会社

 

◇内  容  (1)車輪脱落事故に向けた対応策
         ・安全標準作業について
         ・空気圧に関する安全管理について
         ・タイヤ空気圧監視システムの紹介等

  (2)タイヤメンテナンス実演会

 

◇対  象   経営者、整備管理者、運行管理者等

 

◇定  員   各回ともに、事業者2名まで 先着順20名

 

◇申し込み   下記参加申込書に必要事項をご記入の上、9月5日までに青森県トラック協会あてファックスにてお申し込みください。

 

◇その他   ・当日、体調のすぐれない方は、参加をご遠慮ください。
       ・会場内では必ずマスクを着用(持参)していただきます。
       ・今後の新型コロナウイルス関連の状況により中止となる場合があります。

 

 

事故防止安全大会を開催します ~同時開催「プラン2025目標達成セミナー」(8月19日・青森県トラック協会研修センター)

 事業用トラックによる交通死亡事故絶無達成に向け、下記により「事故防止安全大会」を開催します。

 また、併せて、全日本トラック協会策定の「トラック事業における総合安全プラン2025」に掲げる交差点事故、追突事故防止対策を中心とした、総合安全プラン2025目標達成セミナーを開催いたします。

 会員の皆様におかれましては、業務ご多忙中のところ、誠に恐縮とは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご参加下さいますようお願い申し上げます。

 

日時

令和4年8月19日(金) 13:30~15:30

場所

青森県トラック協会研修センター 大研修室
青森市大字荒川字品川111-3 電話017-729-2000

内容

■ 青森県内における事業用トラックの事故発生状況について
■ 事業用トラックにおける事故の傾向と防止対策 (講師 SOMPOリスクマネジメント株式会社)
■「事故防止安全決議」の採択

対象者

経営者及び管理者(現場での安全を管理される方)

定員

75名(1社2名迄) ※ 定員になり次第締め切りとさせて頂きます。

その他

◇ 受講者にはGマークの加点対象となる受講証明書を発行いたします。(ただし、遅刻、途中退席の無い事)

◇ 新型コロナウイルス対策のため以下の点にご注意下さい。

・当日、体調のすぐれない方は、参加をご遠慮下さい。
・会場内では必ずマスクを着用していただきます。
・ご自身の筆記用具をご持参下さい。
・講師は、日常より感染予防のため十分な対策をとっております。
・今後の新型コロナウイルス感染症の状況により中止となる場合があります。

参加申込

 下記参加申込書に必要事項をご記入の上、8月10日までに青森県トラック協会あてファックスにてお申し込みください。

運行管理者一般講習(貨物)会員限定追加開催のご案内【定員になりましたので受付終了】

 自動車事故対策機構(NASVA)によります運行管理者一般講習については、昨年度は県内4会場にて計9回開催されました。

 しかしながら、コロナ禍による受講人数の制限により、受講を見送ったケースもございます。

 そのため、自動車事故対策機構青森支所では、下記にて、青森県トラック協会会員限定にて運行管理者一般講習の追加開催を行うことといたしましたのでお知らせいたします。

 受講義務のある運行管理者におかれましては、受講漏れのないようお願いいたします。

 なお、受講料は青森県トラック協会からの助成により会員負担はございません。(無料) 

※ 本講習は、貨物自動車運送事業輸送安全規則第23条第1項に規定する運行管理者講習です。

※ 今後新型コロナウイルス感染症の緊急事態措置とまん延防止等重点措置が発せられた場合は急遽開催の中止や会場変更・日程変更を行う場合がございます。

 

開催機関:独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)

 

開催日時

【青森会場】定員50名【定員になりましたので受付終了】
 令和4年5月19日(木)9:50~16:00(受付9:00~)
 青森県トラック協会研修センター(青森市荒川品川111-3)

【八戸会場】定員30名【定員になりましたので受付終了】
 令和4年5月31日(火)9:50~16:00(受付9:00~)
 青森県トラック協会三八地区研修センター(八戸市長苗代化石26-11)

受講料 全額助成

 

申込締切

青森会場 令和4年5月12日(木)
八戸会場 令和4年5月24日(火)

※両日とも定員になりましたので受付を終了いたしました。(4/22)

持ち物

(1) 運行管理者指導講習手帳(お持ちの方)

(2) 手帳をお持ちでない方(紛失・未交付等)
 ・写真を1枚(縦3cm×横2.4cm)持参
 ・写真付きの本人確認書類(免許証、マイナンバーカード等)を受付の際に提示
  ※未交付とは、今まで基礎・一般講習等を受けた事のない方で、手帳をお持ちでない方

(3) 筆記用具

(4) 昼食(いずれの会場も、お弁当の販売は行っておりません)

 

その他

・当日、体調のすぐれない方は、参加をご遠慮下さい。
・会場内ではマスクを着用し、手洗いの励行にご協力願います。
・会場内の換気を行いますので、調整しやすい服装でお越しください。
・講師は、日常より感染予防のため十分な対策をとっております。
・今後の新型コロナウイルス感染状況により中止となる場合があります。ご了承ください。

 

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

令和4年 春の全国交通安全運動 青森県トラック協会実施計画について

 青森県トラック協会は、全日本トラック協会、青森県交通対策協議会及び東北運輸局策定の実施計画に基づき、下記のとおり令和4年 春の全国交通安全運動実施項目を定め、4月6日(水)から同月15日(金)までの期間中、一人ひとりの自覚と協力によって実施項目の徹底を図り、本交通安全運動を推進します。

 また、実施にあたっては、全国運動重点に留意し、さらに、事業用トラック向けの対策を含めた下記事項について積極的に取り組むものとします。

実施事項

1.安全運行の確保

<最重点推進項目>
 (1)飲酒運転の根絶
 (2)追突事故及び交差点における事故の防止

<重点推進項目>
 (3)子供と高齢者の交通事故防止
 (4)歩行中・自転車乗用中の交通事故防止
 (5)歩行者等保護意識の徹底

 (6)運転中の携帯・スマートフォン等の使用禁止の徹底
 (7)妨害運転(いわゆる「あおり運転」)の防止
 (8)高速道路における事故の防止
 (9)トレーラ事故の防止
 (10)健康起因事故の防止
 (11)過労運転の防止
 (12)「WEB版ヒヤリハット集」を活用した安全意識の高揚

2.車両の安全性確保

3.事故情報等の収集による安全意識の高揚

4.広報活動の推進

 

参考資料

運動推進のための参考資料です。各項目をクリックし、資料をご活用ください。

※(会員専用)は、広報とらっく最新号に記載のパスワードが必要です。

 

 

4月10日(日)は「交通死亡事故ゼロを目指す日」です。

 毎年、多くの人が交通事故により死傷しています。また、記録の残る昭和43年以降、毎日、交通死亡事故が発生している状況です。このような中、平成20年1月に、交通安全に対する国民の意識を高めるため、新たな国民運動として「交通事故死ゼロを目指す日」を設けることとされました。
 令和4年4月10日(日)は、「交通事故死ゼロを目指す日」です。国民一人一人が、交通ルールを守り、交通マナーを実践するなど交通事故に注意して行動することによって、交通事故を無くしましょう。

 

実施結果報告

 会員各事業所では、上記実施計画に取組んでいただき、実施結果報告書を4月19日(火)までに青森県トラック協会へご提出願います。

 

この記事に関するお問合せ先

青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

2022年4月5日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

初任運転者特別指導教育を開催します【会員限定】八戸会場4月21日~22日/青森会場4月27日~28日

 運転事業者は「貨物自動車運送事業輸送安全規則第10条」の規定に基づき、初任運転者に対して国土交通省告示で定められている特別な指導として「一般的な指導及び監督内容」を15時間以上、実際にトラックを運転させての「安全な運転方法」を20時間以上行うよう義務付けられております。

 このうち「一般的な指導及び監督内容」座学15時間(2日間)を下記の通し開催いたしますのでご案内申し上げます。

※受講会場には手指消毒液を設置し、座席の間隔確保・換気の対策を行います。

※受講される方は、マスクの着用をお願い致します。

※今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、開催中止とする場合がございます。
 中止の際、テキスト購入代金の返金対応は致しませんのでご了承ください。

※換気等を行いますので、体温調節ができる格好でお越しください。

受講対象者

事業用トラック初任運転者
・事業用自動車の運転経験がない者
・過去3年間において事業用自動車の運転歴がない者

開催日時

  • 八戸会場【定員30名】(先着順)

4月21日(木)~22日(金)
青森県トラック協会 三八地区研修センター

  • 青森会場【定員50名】(先着順)

4月27日(水)~28日(木)
青森県トラック協会 研修センター

※各会場2日間の講習となりますので、全て受講できない方はご遠慮ください。

時間(両日)

1日目 9:00~18:00
2日目 9:00~17:00
受付時間 8:30~8:50

使用教材

① 事業用トラックドライバー研修テキスト(10冊1セット)
 1人1セット必ず持参してください。
※改正され、ホームページで公開されていますが、旧版の持参でも可です。

② 初任適性診断を受講済みの方は、診断表の写し
(最終日の講習で使用します。診断表の写しを持参ください。)

受講料

無 料

申込方法

下記リンクより「受講申込書」をダウンロードし、必要事項を記入の上、青ト協宛にFAX(017-729-2266)にてお申し込みください。
※受付けしましたら、受理印を押してお返しいたします。

申込締切

4月15日(金)

お問合せ先

(公社)青森県トラック協会 業務部 電話017-729-2000

【開催延期】飲酒運転撲滅に向けた「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」開催のご案内

新型コロナウイルスの感染状況を鑑み、開催を延期することといたしました。(2月24日発表)
 参加申込をいただいていた皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
 代替開催のご案内、参加募集につきましては改めてご連絡いたします。


 全日本トラック協会が作成した「飲酒運転防止対策マニュアル」では、「飲酒傾向に問題がある運転者を管理者が把握した場合、直ちに乗務停止を行うとともに専門医によるカウンセリング等適切な処置を講じる」ことが飲酒運転撲滅対策の一つとして掲げられています。

 そのため当協会では、同対策のフォローアップとして、全国健康保険協会(協会けんぽ)青森支部のご協力のもと、下記にて「適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー」を開催する事といたしました。

 時節柄ご多忙とは存じますが、趣旨をご理解いただき、ご参加いただきます様ご案内申し上げます。

適正飲酒支援プログラム キックオフセミナー 開催趣旨

 アルコール依存症(※1)には、「飲酒のコントロールができない」という症状があり、飲酒運転事案発生の原因がアルコール依存症の者による運転である場合、これまで実施している飲酒運転防止の啓発活動や事業者に対する行政処分、または事業者の内部規定による懲戒等だけでは、飲酒運転をやめさせることは難しいとされています。

 そのため当協会では、アルコール依存症予備軍である「問題飲酒者」の早期発見と、専門機関による早期介入を行う「適正飲酒支援プログラム」を、協会けんぽ青森支部のご協力により継続的に実施する(※2)とともに、アルコールによる健康リスクの低減を図ることを目的として、本セミナーを開催するものです。

 セミナーでは、青森県トラック協会による飲酒運転事案発生状況、協会けんぽ青森支部による「適正飲酒支援プログラム」の進め方等をご説明いたします。

※1 既にアルコール依存症である場合は、専門医による治療が必要です。
※2 協会けんぽ加入事業所が対象となります。

 

開催日時

令和4年3月2日(水)13:30~15:00

開催場所

青森県トラック協会研修センター 大研修室
(青森市大字荒川字品川111-3 電話:017-729-2000)

内容

・事業用トラックドライバーによる飲酒運転事案発生状況(トラック協会)
・青森県トラック協会の施策紹介(トラック協会)
・運送業における健康リスク等について(協会けんぽ)
・「適正飲酒支援プログラム」について(協会けんぽ)

※ セミナーを受講いただいた上で、協会けんぽによる「適正飲酒支援プログラム」の実施希望事業所を募ります。

参加対象

青ト協会員で、協会けんぽ加入事業所の経営者、責任者、運行管理者等

※ 協会けんぽ加入事業所以外でもセミナー聴講は可能ですが、「適正飲酒支援プログラム」を受けることは出来ませんのでご了承ください。

定員

50名(先着順・会場定員の3分の1としています)
※1事業所2名までといたします。

申込方法

下記「参加申込書」に必要事項をご記入いただき、2月25日(金)までに青森県トラック協会宛ファックスにてお申し込みください。

その他

・マスクの着用、手洗い励行等の感染症予防対策にご協力をお願いします。
・研修室内の換気を行って開催しますので、上着など調節しやすい服装でお越しください。
・当日、少しでも体調に違和感がある方につきましては参加をご遠慮願います。
・新型コロナ感染状況によっては開催を中止とする場合がございます。ご了承ください。

 

【参考】協会けんぽ加入事業所向け「適正飲酒支援プログラム」の進め方

飲酒対策へ事業所全体で取組むことを目標とすることについて事業主が宣誓する。⇒ 協会けんぽ青森支部で行っている「健康宣言」事業に参加する。

「適正飲酒支援プログラム」の実施を希望する事業者は、青ト協に申し込む。
  注:申込時には協会けんぽと連携するため事業所記号の申告が必須となります。

プログラム参加事業所の健康度を把握する。⇒ 協会けんぽによる「事業所健康度診断」の提供および「AUDIT(※3)」の配布。

「適正飲酒支援プログラム」の開始 ⇒ 協会けんぽによる個別面談、取組み状況アンケートや集団学習等の実施

「適正飲酒支援プログラム」の効果検証 ⇒ 協会けんぽによる効果検証を、プログラム参加後の健診結果に基づき実施

※3「AUDIT」とは、WHO(世界保健機関)によって開発された問題飲酒者のスクリーニングテストであり、多くの国々で飲酒問題の早期発見・早期介入のツールとして使われており、日本でも20年以上前に翻訳され、医療や保健指導の現場で活用されているものです。
 プログラム実施時の「AUDIT」結果や面談内容は個人情報であり、参加対象者と指導者(協会けんぽ支援担当者)間のみでのやりとりとなります。事業主および事業所担当者への情報提供は出来かねますのでご了承ください。

■ 「AUDIT」について詳しくは下記リンク先をご確認ください。

■ ご不明な点がございましたら、青森県トラック協会業務部または適正化事業部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。

大型車の適切な冬用タイヤ交換作業の実施について(再依頼)

 令和4年1月12日、群馬県内の国道において、走行中の自家用大型トラックの左後輪タイヤ(冬用タイヤ)2本が脱落し、内1本が歩行者に衝突した重傷事故が発生いたしました。

 また、令和3年12月6日には、広島県内の高速道路において、冬用タイヤへの交換作業から6日後に、事業用大型トラックの左後輪タイヤ2本が脱落し、脱落したタイヤが対向車などに衝突する事故が発生しております。(下記記事参照)

 上記の車輪脱落事故に関しては、日頃の日常点検の励行、特に、運行前の大型車のディスクホイールの取り付け状態の確認を確実に行うことなどにより、車輪脱落事故の未然防止措置を講じることが極めて重要です。

 つきましては、会員各位におかれましては、別紙「タイヤ交換作業管理表」を活用し、確実なタイヤ交換作業を実施して頂きますよう、改めてお願い申し上げます。

一般社団法人日本自動車工業会が実施している下記アンケートにもご協力ください。

 

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参考リンク

飲酒運転防止に向けた車内チェック実施について

 飲酒運転根絶に向け、業界一体となって様々な取り組みを行っているところですが、未だに事業用トラックにおける飲酒運転事案が発生しており、より強力に飲酒運転防止への取り組みが求められています。

 今年6月に発生した千葉県八街市での飲酒運転死傷事故では、トラック車内から、缶ビール、日本酒などの酒類が大量に発見され、常習的に飲酒運転を行っていたとの報道もあることから、日頃よりドライバーの飲酒の習慣や常習性をチェックし、かつ、ドライバーに対しての適切な指導を通じて飲酒運転を未然に防ぐことが重要です。

 つきましては、会員各位におかれましては、時節柄ご多忙とは存じますが、年末年始の輸送等に関する安全総点検実施期間(令和4年1月10日まで)に併せ、下記要領にて酒類の缶やビン(空き缶、空き瓶を含む)がないか、車内チェックを実施していただきます様、お願い申し上げます。

飲酒運転防止に向けた車内チェック 実施要領

  1. 会社代表者や運行管理者等の指導監督権限を持った者が、運行前もしくは運行終了後、点検整備入庫等の機会をとらえ、トラック車内をチェックし、酒類の缶やビン(空き缶、空きビン含む)がないか確認する。(車内ゴミ箱、収納スペース、ベッドまわり等)

  2. 酒類の缶やビン(空き缶、空きビン含む)が車内から見つかった場合には、当該ドライバーに対し、全日本トラック協会発行の「飲酒運転防止対策マニュアル(※1)」等を参考に指導を行う。また、『新久里浜式アルコール症スクリーニングテスト(※2)』を実施、その結果を確認し、アルコール依存症の疑い(4点以上)がある場合には、専門医療機関(病院)、行政機関(保健所、精神保健福祉センター)等(※3)に相談し、カウンセリングや治療を受けさせるなど、適切な措置をとる。

  3. 年末年始の輸送等に関する安全総点検実施期間終了後も、上記1及び2の対策を定期的に実施してください。

※1 「飲酒運転防止対策マニュアル」は下記からダウンロードできます。(ドライバーへの指導要領は6ページ目に記載)

※2 下記リンクからチェックシートがダウンロードできます。

※3 「アルコール依存症治療ナビ.jp」( http://alcoholic-navi.jp/ )にて確認が出来ます。

 

この記事に関するお問合せ先

公益社団法人青森県トラック協会 適正化事業部
電話 017-729-2000

青森県トラック協会「事故防止安全決議」について

 当協会では令和3年11月25日(木)、青森県トラック協会研修センターにて「事故防止安全大会」を開催し、下記の「事故防止安全決議」を採択しました。

 会員の皆様には、「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成にむけて、死亡事故、重傷事故の発生抑止はもちろん、飲酒運転ゼロに向け、積極的に取り組んでいただきますよう、あらためてお願いいたします。

事故防止安全決議

 私たちトラック運送事業者は、物流の中核として国民生活と産業活動のライフラインを担っている。その役割を果たしていくうえで、交通事故防止及び労働災害の撲滅は、必要不可欠である。

 全国の事業用自動車による人身事故発生件数、死者数は、ともに減少傾向にあるものの、飲酒運転等、社会的影響の大きい事案については増加傾向となっており、非常に憂慮すべき状況にある。

 平成29年度から開始された「トラック事業における総合安全プラン2020」では、最終年度である令和2年度には「事業用トラック1万台あたりの死亡事故件数」が本県は1.4件と、全国共通目標である1.5件以下を達成できたものの、平成29年度からの4年平均では2.1件となっており、決して楽観視できる状況にはない。
 また、目標を「ゼロ」として掲げていた飲酒運転については、過去4年間で4件、今年に入ってからもすでに1件発生している。

 我々青森県トラック協会会員は、本年4月より開始となった「トラック事業における総合安全プラン2025」目標達成のため、死亡事故、重傷事故の発生抑止はもちろん、飲酒運転ゼロに向け、一丸となって取り組まなければならない。

 トラック運送業界は厳しい経営環境に置かれているが、いついかなる状況にあっても、人命尊重の理念のもと、交通事故防止及び労働災害の撲滅に向けて積極的に取り組み、従業員が健康で安心して働くことのできる快適な職場環境の実現に向け努力し、企業並びに業界の発展に寄与すべく、以下の活動を強力に実践することを誓う。

一、経営トップが先頭に立った交通事故防止活動の積極的な推進

一、出庫及び帰庫時における対面点呼で、目視及びアルコールチェッカーを用いた確実且つ厳正な点呼の実施等による『飲酒運転根絶』への取組みの徹底

一、日常点検及び増し締め等の確実な実施による『車輪脱落事故防止』の徹底

一、労働時間等の改善基準に則った運行及び過労運転防止の徹底

一、運転者の健康に起因した交通事故防止の徹底

一、「思いやり・ゆずり合い」による安全・安心な交通社会の実現

以上、決議する。

令和3年11月25日 公益社団法人青森県トラック協会
事故防止安全大会

 

事故防止啓発資料等

※ 会員専用ページの閲覧には、全日本トラック協会機関紙「広報とらっく」最新号に記載のパスワードが必要です。

2021年12月9日 | カテゴリー : 交通安全 | 投稿者 : n.kasai

アルコール依存症の正しい知識を~「飲酒運転防止にかかる自己チェック」への取組みについて

 事業用自動車運転者の飲酒運転の防止については、これまでも様々な取り組みを行っており、現在、事業用自動車総合安全プラン2025において飲酒運転事故ゼロを目標として取り組みを行っているところです。

 しかしながら、令和3年の東北運輸局管内における飲酒運転事案はこれまで6件発生し、その全ての事案が貨物自動車運送事業者においての発生であり、またその全ての事案について、運転者のアルコール依存症の可能性が疑われる状況です。

 アルコール依存症の症状の一つとして、「飲酒のコントロールができない」ということが示されており、飲酒運転事案発生の原因がアルコール依存症の者による運転である場合、これまで実施している飲酒運転防止の啓発活動や事業者に対する行政処分、または事業者の内部規定による懲戒等だけでは、飲酒運転をやめさせることは難しく、必要なのは事業者が「アルコール依存症に関する正しい知識を持っことと、病気の早期発見及び早期治療を行うこと」であることを改めて認識し、運転者まで浸透させていくことが重要です。

 各会員事業者においては、次の手順で「飲酒運転防止にかかる自己チェック」を活用し、アルコール依存の傾向にある運転者の早期発見から治療につなげることが出来るよう、取組みを実施していただきます様、お願い申し上げます。

STEP1

 全ての運転者に対して、下記の飲酒運転防止にかかる啓発資料、啓発動画等を活用した教育を実施して、アルコール依存症の正しい知識等を理解させる。

STEP2

 営業所ごとに全ての運転者に対し、別紙1「飲酒運転防止にかかる自己チェックシート」により自己チェックを実施させ、アルコール依存症対策に対する意識付けを図る。

STEP3

 別紙2「「飲酒運転防止スクリーニングテスト」の取りまとめ表」を営業所ごとに集計し、自己チェック実施結果を確認し、飲酒に関する各種運転者の理解度を把握するとともに、青森県トラック協会に報告する。(締切:令和4年1月14日(金))

※ STEP3でご報告いただいた「取りまとめ表」は、青ト協から東北運輸局青森運輸支局へ提出する事になっております。

※ ご不明な点は、青森県トラック協会業務部(電話017-729-2000)までお問い合わせください。


【参考】

 下記サイトにて、アルコール依存症に関する知識や、全国の相談できる専門医療機関・行政機関検索ができます。